ジオ展2023でのMaplat紹介プレゼン
歴史学の諸問題をITも用いて解決するCode for History
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• 古地図/絵地図ビュアーMの開発• M適用サイトの自主運営• 歴史的調査/文化財調査のオープンデータ化に役立つオープンソースソフトウェア開発• 歴史オープンデータの作成配布Code for History の活動Code for History
Mソリューションのご紹介- Map for storied cities,Map for smart cities -Code for History
“利⽤場⾯ごとに最適な空間表現”を“正確な位置情報”として処理できる技術Mとは?© 豊橋市© コギト, 加西市観光まちづくり協会© Code for HistoryCode for History
Mの特徴• 不正確な地図のような空間表現と正確な地図の座標をリアルタイムに切り替えたり, 重ね合わせたりすることができる• 中心点の位置座標だけでなく, 方向や縮尺も正確に変換することができる• 全座標系を同相の1対1変換で変換できる (日本特許,特許第6684776取得)• 線を線に変換できる機能により,形状が異なっても道路などの線要素も変換可能• ライブラリ, データエディタともにオープンソースCode for History
双方向の1対1変換(同相変換)であるMは地図を連続的に切り替えても, 表示位置がズレない同相変換(日本特許, 特許第6684776)位置がズレないCode for History
同相変換ができることを前提として, Mは線上の座標を他の図の対応する線上に変換することを保証→ 略図, 模式図に有効線を線に変換© 豊橋市Code for History
手書き風イラストマップと実際の地図の比較不正確な地図/正確な地図Code for History
M エディターで、不正確な絵地図/古地図と正確な現代地図の点または線を対応させる対応点編集(マッピング)Code for History
• 2018年度, 国土交通省国土地理院主催のGeoアクティビティコンテストにおいて,Mは史上初で唯一の三冠を受賞(最優秀賞, 教育効果賞, 来場者賞)• 2019年度, 総務省主催の異能vation破壊的な挑戦部門で一次選考通過 (最終選考は辞退)• 2021年度,国土交通省国土地理院主催のGeoアクティビティコンテストにおいて奨励賞を受賞受賞歴Code for History© 国土地理院
Mの事例Code for History
事例1: MaaS / スマートシティビジネス機会:• 豊橋市バス位置提供サイト• スマートシティ向けMaaSアプリ• 鉄道会社社内管理システム採用© 豊橋市© Wikimedia CommonsCode for History
ビジネス機会:• 土地家屋調査士関連団体からのご相談• 地方自治体からのご相談事例2: 不動産登記注記: 日本での不動産登記業務は不正確な公図を用いた業務が必要なため, 不正確さをどのように扱うかが常に問題となるCode for History
事例3: ツーリズム / 観光ビジネス機会:• まちづくりプラットフォーム社の観光アプリ5以上の地方自治体• コギト社の観光アプリ40以上の地方自治体• 公園・遊園地の園内マップ:ちはや園地 © まちづくりプラットフォーム, 荒川区採用Code for History採用© コギト社, 加西市観光まちづくり協会採用© ちはや園地アプリ
事例4: 教育 / 学術ビジネス機会:• 大阪市東成区,文化財まち歩きサイト• 群馬歴史資料継承ネットワーク• 山形大学博物館アーカイブ• 全国の大学からのお問い合わせ採用© 大阪市東成区Code for History採用採用© 山形大学博物館歴史アーカイブ
当会場周辺でご体験くださいCode for History明治40年の地図上を移動してMを体験してみませんか?
むすびにCode for History
• 魅力ある街とは、来し方の物語 (History = 歴史) と行く末の物語(Dream = 夢) が適切に織り込まれ, 一貫した物語を形成している街であることです• Mは, 来し方の物語 (教育・観光) と行く末の物語 (スマートシティ) を一緒に扱うことができます• Mは, 過去と未来が調和して語り継がれる, これからのスマートシティの基盤情報プラットフォームとなりますMap for storied cities,Map for smart citiesCode for History
ご清聴ありがとうございましたCode for HistoryGithub pages: https://code4history.dev/Github repository of M:https://github.com/code4history/Maplat/E-mail: [email protected]