Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フィールドワーカーから当事者へ ――Tech Pub発⾜物語 #techpub / From ...
Search
kondoyuko
March 06, 2017
Technology
0
56
フィールドワーカーから当事者へ ――Tech Pub発⾜物語 #techpub / From a fieldworker to Practitioner
Tech Pub vol.1―あなたのヒット作を語るLT大会
https://techpub.connpass.com/event/51449/
での発表資料です。
kondoyuko
March 06, 2017
Tweet
Share
More Decks by kondoyuko
See All by kondoyuko
カンファレンス運営者の視点で伝えたい、アフターコロナのITコミュニティの未来 / The Future of IT Communities #OSO2023
kondoyuko
2
450
みんなに愛されて20年! 「Developers Summit」オーガナイザーとしてやったこと、考えたこと #oso2022 / What I did and thought about as an organizer of Developers Summit
kondoyuko
1
670
大学生に『書くこと』の授業をしたときに 引き合いに出した本 / books on writing for students
kondoyuko
9
10k
The Struggle of online conferences in the time of COVID-19
kondoyuko
0
1.4k
編集者が考える! 大学生が書く技術を高めるべき理由とは? / Why should we improve our writing skills?
kondoyuko
2
1.1k
FreeStyleリブレで 14日間血糖値モニタリングしてみた / glucose monitoring using FreeStyle Libre
kondoyuko
0
290
コロナ禍で開発者向けイベント/講座はいかにオンライン化したか? #opendevcon / Planning online events in the time of COVID-19
kondoyuko
0
1.1k
15年続く老舗技術メディアのリブランディングで考えたこと #DevRelAsia / Rebranding Technology Media for its 15-year anniversary
kondoyuko
2
3.3k
iPadで広がるアウトプットの世界 #ssmjp / The world of output by iPad
kondoyuko
3
4.9k
Other Decks in Technology
See All in Technology
OCI Network Firewall 概要
oracle4engineer
PRO
0
4.2k
Terraform Stacks入門 #HashiTalks
msato
0
360
初心者向けAWS Securityの勉強会mini Security-JAWSを9ヶ月ぐらい実施してきての近況
cmusudakeisuke
0
130
EventHub Startup CTO of the year 2024 ピッチ資料
eventhub
0
120
CysharpのOSS群から見るModern C#の現在地
neuecc
2
3.4k
100 名超が参加した日経グループ横断の競技型 AWS 学習イベント「Nikkei Group AWS GameDay」の紹介/mediajaws202411
nikkei_engineer_recruiting
1
170
生成AIが変えるデータ分析の全体像
ishikawa_satoru
0
160
ISUCONに強くなるかもしれない日々の過ごしかた/Findy ISUCON 2024-11-14
fujiwara3
8
870
インフラとバックエンドとフロントエンドをくまなく調べて遅いアプリを早くした件
tubone24
1
430
マルチモーダル / AI Agent / LLMOps 3つの技術トレンドで理解するLLMの今後の展望
hirosatogamo
37
12k
ドメインの本質を掴む / Get the essence of the domain
sinsoku
2
160
Application Development WG Intro at AppDeveloperCon
salaboy
0
190
Featured
See All Featured
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
97
11k
Designing the Hi-DPI Web
ddemaree
280
34k
Building Applications with DynamoDB
mza
90
6.1k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.8k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
48k
Making Projects Easy
brettharned
115
5.9k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7.1k
Navigating Team Friction
lara
183
14k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
103
6.1k
Teambox: Starting and Learning
jrom
133
8.8k
Fireside Chat
paigeccino
34
3k
Transcript
フィールドワーカーから 当事者へ ――Tech Pub発⾜物語 2017/3/6 Tech Pub #1 @kondoyuko from
Shoeisha, CodeZine
⾃⼰紹介 近藤佑⼦ aka @kondoyuko / ゆうこりん • CodeZine編集部 3年⽬ •
2012年に逆就活のサイトをつくって話題 になった • 主催コミュニティ? 近藤佑⼦誕⽣祭 / スナックゆうこ(1⽇ バーテン)/ Tech Pub【new】
昨⽇はスナックのママやってました
Tech Pubを作った経緯 1. コミュニティ運営を⾃分事として考える 機会 2. 新しい形の勉強会との出会い 3. フィールドワーカーから実践者に
Tech Pubを作った経緯 1. コミュニティ運営を⾃分事として考える 機会 2. 新しい形の勉強会との出会い 3. フィールドワーカーから実践者に
刺激をうけた座談会 https://html5experts.jp/shumpei-shiraishi/22134/
コミュニティを⾃分事として考えた • 座談会参加のモチベーションとしては 「エンジニアコミュニティ今どうよ?」 という観察対象としか考えてなかった • 参加して「⾃分のやってるメディアやイ ベントもコミュニティ化できるのでは」 と⾃分ごとにできた •
でも具体的に何をするかは考えつかず
Tech Pubを作った経緯 1. コミュニティ運営を⾃分事として考える 機会 2. 新しい形の勉強会との出会い 3. フィールドワーカーから実践者に
新たな形の勉強会に触れる • 「◦◦ユーザーグループ」などの ちゃんとした勉強会 ▼ • 広報LT、IoTLT、DevRel Meetupなど の存在を知る – IT勉強会の⼿法を他の領域に適⽤
– ⼩規模、カジュアル、みんなが発表者になり うる
ある時、仕事で⾟いことが・・・ その⾜でDevRel Meetupへ。そして、 • 学びの機会は外に得るしかねーな • ネットワークを外で作るしかねー な と思うに⾄る
やりたいこととをFBに書いたら・・・
やりたいこととをFBに書いたら・・・ • LT発表の機会ゲット! – 2回の勉強会でお誘いを受ける • #編集LT (仮) 構想に多くの反響 ⇒ スムーズに勉強会の⽴ち上げ
– ⾵⽳さんありがとうございます!! Tech Pubは実はカッとなって作ったんです・・・
Tech Pubを作った経緯 1. コミュニティ運営を⾃分事として考える 機会 2. 新しい形の勉強会との出会い 3. フィールドワーカーから当事者に
IT編集者のジレンマ • 「⾃分が第⼀の読者」であるコンテンツ を作りたいのはやまやまだけど • 専⾨メディアの場合、対象読者≠⾃分 • エンジニア経験がゼロに等しい私は読者 を想像するしかない フィールドワークのようなもの
余談:フィールドワークといえば 『暴⾛族のエスノグラフィー』 • 社会学者 佐藤郁哉⽒の本 • 暴⾛族の実態を明らかにする ため下記調査を実施 – 集会に参加(参与観察)
– 丁寧なインタビュー 私にとっては 暴⾛族=エンジニア https://www.amazon.co.jp/dp/478850197X
IT系編集者がウォッチしてる概念 • OSSに貢献するのいいね! • コミュニティで⾃分のノウハウをシェア するのいいね!
編集者の実態は・・・ • 他社に情報漏らしたらダメだと思う • 編集がやってることなんて勉強会で話し ても⾯⽩くないと思う OPEN SHARE JOIN できてないよ!!!
そこで作ったのがTech Pub ITエンジニアが読むコンテンツを発信してい きたい⼈が • どのようにコンテンツを作っているか • たくさん (⾒て|買って) もらうにはどうす
ればいいか を、会社や職種の枠を超えてシェアする場 にしていきたい
シェアへの恐怖 • ノウハウをシェアしてしまったら、 競争⼒がなくなるのでは? • でも、シェアしたその先に⾃分と ⾃社の強みがある(はず) (失敗したら怒られが発⽣するな・・・)
勉強会作ってみて⾒えてくるもの • 今まで⾃社のイベントは申し込み数しか気に してなかった ▼ • 申込み数が毎⽇気になる • 参加者属性の解像度が⾼くなる –
Twitterアカウントのぞいたり • 参加者満⾜度とオペレーションのバランスを 気にする – お酒飲む⼈少なそうなのでソフトドリンク多め、 とか(ホントは野菜ジュースも⼊れたかった)
最後に、私のヒット作をば サイボウズ式さんとのコラボ ⼤変だったけどいい経験に 特に上記取材はギャップを うまく⾒せられた TechLIONのイベントレポート 「⼈に教えると⾃分の市場 価値が下がるのでは?」という 考えに⾃信を持ってNo Tech
Pubも参考にしました http://codezine.jp/article/detail/8730 http://codezine.jp/article/detail/9392