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PowerShell で覗く Azure Site Recovery

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PowerShell で覗く Azure Site Recovery

2025/06/22 に開催された第 2 回 JAZUG Fukuoka ~ Azureの知識地図を語る! の資料です。
https://jazug.connpass.com/event/355960/

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Kusayan_k

July 03, 2025

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Transcript

  1. 自己紹介 ❑ 草谷 一輝 ❑ 日本マイクロソフト クラウド ソリューション アーキテクト ✓独立系

    SIer を経て現職へ ✓Azure インフラ関連で技術サポートやワークショップなどやってます ✓スライドの内容は個人の見解 ❑ Blog : みち草 ❑ X : https://x.com/Kusayan_k 1
  2. Azure Site Recovery おさらい ❑ ASR = Azure Site Recovery

    ✓オンプレミス環境から Azure or Azure プライマリ リージョンから Azure セカンダリ リージョンへ、 VM をレプリケーションして BCP、DR に備えられるサービス ✓Azure Site Recovery について - Azure Site Recovery | Microsoft Learn 3
  3. ASR と PowerShell ❑ ASR を PowerShell で触ろうと思うと結構わかりづらい ✓ドキュメントがあり、必要なコマンドは紹介されているのでヒントはある ▪

    Azure PowerShell と Azure Site Recovery を使用した Azure VM のディザスター リカバリー - Azure Site Recovery | Microsoft Learn ❑ 何がわかりづらいのか? ✓ファブリック、保護コンテナー (≠Recovery Services コンテナー) 、マッピングなど、 Azure ポータルで設定するときには見たことない言葉を出してくる ✓Get するときも、どこに何の設定値が保持されているのかよくわからない 7
  4. 8 全体構造のイメージ • ファブリック • ASR 内で利用しているリージョンを表す箱であり、リージョンごとに 1 つ作成される •

    プライマリ ファブリック = ソース リージョンのファブリック • 復旧ファブリック = ターゲット リージョンのファブリック Recovery Services コンテナー プライマリ ファブリック 復旧ファブリック
  5. 9 全体構造のイメージ • 保護コンテナー • 各ファブリックの中で、レプリケーション設定された VM をグルーピングする • ポリシーなどの情報も持つ

    • ファブリック内で 1 つしか作成されない…?(そんなことはなさそうだが、使用ポリシーが違ってもコンテナーが分かれない) Recovery Services コンテナー プライマリ ファブリック プライマリ 保護コンテナー 復旧ファブリック 復旧 保護コンテナー
  6. 10 全体構造のイメージ • 保護コンテナー マッピング • プライマリ 保護コンテナー (ソース) と、復旧保護コンテナー

    (ターゲット) をマッピングする • ソース、ターゲット、ポリシーの組み合わせごとに 1 つのマッピングが作成される • 例 : 「ソース A、ターゲット B、Policy1」 で 1 つ、 「ソース B、ターゲット A、Policy1」 で 1 つ計 2 つのマッピング Recovery Services コンテナー プライマリ ファブリック プライマリ 保護コンテナー 復旧ファブリック 復旧 保護コンテナー 保護コンテナー マッピング 1 保護コンテナー マッピング 2 保護コンテナー マッピング 1 保護コンテナー マッピング 2
  7. 11 全体構造のイメージ Recovery Services コンテナー プライマリ ファブリック プライマリ 保護コンテナー 復旧ファブリック

    復旧 保護コンテナー • 保護された項目 • ASR で保護 (レプリケーション) されている VM 保護コンテナー マッピング 1 保護コンテナー マッピング 2 保護された項目 保護された項目 保護コンテナー マッピング 1 保護コンテナー マッピング 2
  8. 12 環境 (Azure ポータルから作成) Demo-ASR-PowerShell Demo-ASR-PowerShell-Target demoAsr-target-vnet (10.10.0.0/16) demoAsr-source-vnet (10.5.0.0/16)

    Subnet1 (10.10.0.0/24) Subnet2 (10.10.1.0/24) subnet1 (10.5.0.0/24) subnet2 (10.5.1.0/24) セカンダリ リージョン (Japan West) プライマリ リージョン (Japan East) demoAsr1 (windows) IP1 : 10.5.0.4 IP2 : 10.5.1.10 Demo-RSC VM1 は OS ディスクとデータ ディスク * 2 を持つ demoasrcachesa (キャッシュ用)
  9. 準備 ❑ ログイン ❑ Recovery Services コンテナーを取得 ✓英語だとコンテナーではなく Vault ❑

    Recovery Services コンテナーのコンテキストを設定 ✓以降のコマンドで参照する Recovery Services コンテナーを指定 13 Connect-AzAccount $vault = Get-AzRecoveryServicesVault -ResourceGroupName <リソース グループ名> -Name <RS コンテナー名> Set-AzRecoveryServicesAsrVaultContext -Vault $vault
  10. Recovery Services コンテナー 14 $vault.Properties $vault = Get-AzRecoveryServicesVault -ResourceGroupName <リソース

    グループ名> -Name <RS コンテナー名> • 冗長性 • 論理削除 • 不変コンテナー などのプロパティくらい ASR とあまり関係ない
  11. 保護されたアイテム – 2/2 22 $protectedItem = Get-AzRecoveryServicesAsrReplicationProtectedItem -ProtectionContainer $protectionContainer フェールオーバー後の

    VM サイズ レプリケーションの正常性 フェールオーバーの状態 フェールオーバー先 VNet のリソース ID
  12. 保護されたアイテム : NicDetailsList.IpConfigs 24 $protectedItem.NicDetailsList[0].IpConfigs Recovery~ : フェールオーバーの設定値 Tfo~ :

    テスト フェールオーバーの設定値 ロードバランサーや IP アドレスなどはここ
  13. 保護されたアイテム : A2ADiskDetails[0] 27 $protectedItem.ProviderSpecificDetails.A2ADiskDetails[0] チャーン レートは Storage Account が

    Standard ならNormal Charn、 Premium なら High Charn が選択される 見えない設定値が多いがこの辺
  14. まとめ ❑ 構造は外側から大体こんな感じ ✓Recovery Services コンテナー > ファブリック > 保護コンテナー

    > 保護されたアイテム ❑ この辺全部うまいことやってくれる Azure ポータル使うのが楽 (取得や無効化くらいならいける) 28 構造 その構造で持つ ASR 関連の情報 Recovery Services コンテナー • RS コンテナーの設定値 • ASR は関係ない (Private Endpoint はあるが) ファブリック • 設定値に関する情報はほぼない (リージョンくらい) 保護コンテナー • レプリケーション ポリシー • 保護コンテナー マッピング (エージェント更新の設定) 保護されたアイテム (ここまで掘れば大体ある) • アクティブなロケーション (リージョン) • NIC (テスト フェールオーバー、フェールオーバーの設定) • 可用性セットや近接配置グループ、容量予約 • ディスク (キャッシュストレージ) • フェールオーバー後の VM サイズ • レプリケーションの正常性 • フェールオーバーの状態 • フェールオーバー先 VNet のリソース ID