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モノレポのRenovateトイルをAIで改善していった話

 モノレポのRenovateトイルをAIで改善していった話

Naoto Higuchi (mado) / 株式会社ナレッジワーク SRE Manager
※「AI時代、SREはどう変わるのか?生産性向上の裏で起きている現場のリアルとこれから求められる役割」(2026/07/07)での登壇資料です
https://replus.connpass.com/event/396444/

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Transcript

  1. © Knowledge Work Inc. 2 自己紹介 Naoto Higuchi (mado) 株式会社ナレッジワーク

    SRE Manager パチプロ → SIer → パチスロ開発 → ビズリーチ → 現職 趣味 - ギャンブル - サウナ - 旅マラソン
  2. © Knowledge Work Inc. 当時のモノレポの Renovateの状況 3 • Renovateを使ってモノレポ内の各種バージョンを最新化する方針 •

    self-hosted Renovate • 多くのエコシステム ◦ Go, TypeScript, Terraform, Python, Flutter, Docker, Github Actions, mise, protobuf, … • 多くのサービス ◦ プロダクトごとのサービス ◦ 共通サービス • 多くの開発チーム 巨大なモノレポです
  3. © Knowledge Work Inc. 当時のモノレポの Renovateの課題 4 改善したいが 1つ1つの調査に時間がかかり着手できない •

    チームの主体性に任されていてチームによっては対応に時間がかかっていた • PRのオーナーが不明 • CIが落ちている
  4. © Knowledge Work Inc. AIでコツコツ改善 6 調査・修正・確認の改善サイクルが高速に回り、半年で 100以上の改善 PR作成 •

    GitHubのCODEOWNERSを整備 • CIが落ちる問題の改善 • PR粒度の改善 • Renovate対象を拡充
  5. © Knowledge Work Inc. AIでRenovate本体へのコントリビュート 7 AIでOSSへのコントリビュートのハードルが下がりました • AIでコツコツ修正を進めていると renovate本体のバグに当たることも。

    • renovatebot/renovate の本体にPRを出し、マージ済み 2件 ◦ pending-versionチェックの修正( #43348) ◦ fingerprint計算のRangeError修正(#43605)
  6. © Knowledge Work Inc. AIでRenovate設定を定期監査 8 AIで設定の自動修正が容易になりました • GitHub Actions

    anthropics/claude-code-action を用いて定期的に Renovate設定を監査。 • 自動検知で修正 PRを上げるように。 ◦ Renovate実行時のエラーや警告の発生 ◦ 設定の不足や誤り ◦ 陳腐化して不要になった設定 ◦ 長期間更新のないバージョン
  7. © Knowledge Work Inc. 開発チームの主体的な設定改善 長期間マージされていない PRの改善相談 9 各プロダクト開発チームに波及 オーナーチームが明確になり

    長期間マージされていない PRに対して相談して 改善方針を合意できるように 各プロダクト開発チームが主体的に Renovate運用できる状態になりました 開発チームが設定変更 PRを作成して SREにレビュー依頼をしてくるように SRE 開発A 開発B 開発C 開発A 開発B 開発C
  8. © Knowledge Work Inc. まとめ 10 • AIによって平和な世界に。 ◦ Renovate運用がスムーズに回るようになった。

    ◦ トイルを見かけたらサクッと解消できるようになった。(ボーイスカウトルール) ◦ OSSへのコントリビュートが容易になった。 ◦ 各プロダクトグループが主体的に改善に参加してくれるようになった。