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マルチプロダクトの信頼性を効率良く保っていくために

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 マルチプロダクトの信頼性を効率良く保っていくために

Naoto Higuchi (mado) / 株式会社ナレッジワーク

2026/4/21「Encraft #24 マルチプロダクトを支えるSREのリアル」での登壇資料です。
https://knowledgework.connpass.com/event/386458/

ナレッジワークは創業当初、シングルプロダクトを提供するサービスでした。しかし、3年で10個のプロダクトを展開するという事業方針を受け、Platform SREとしてどのように基盤設計や運用体制を工夫しながら対応してきたか、そして現在どのような体制に至っているかをお話しします。

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Transcript

  1. © Knowledge Work Inc. 2 自己紹介 Naoto Higuchi (mado) 株式会社ナレッジワーク

    SRE Group Manager パチプロ → SIer → パチスロ開発 → ビズリーチ → 現職 趣味 - ギャンブル - 旅マラソン
  2. © Knowledge Work Inc. 運命は自分の手で切り拓くものだ。 誰もが一度は聞くこの言葉に、希望を持つことはできるだろうか? 人は誰しも、持って生まれた運命があると思う。 環境、才能、機会 … そう、自分の力だけで運命に抗うことは簡単じゃない。

    運命は変えられない? …きっと、 自分だけでは。 思い出してみよう。 できなかったとき、諦めたくなかったとき、手を伸ばそうとしたとき、 その側に、何かがなかっただろうか? その後ろに、誰かがいなかっただろうか? 努力を後押ししてくれる存在によって得られた「できる喜び」が、 昨日まで見えていた世界を変え、昨日までの運命を変えていけるんだ。 「できない」から「できる」へ 「不安」から「ワクワク」へ「ノルマ」から「目標」へ 「あと 1回」から「もう 1 回」へ 「労働者」から「挑戦者」へ。 「変えられない」と思った今を、「運命」と呼ぶのは早すぎるから。 さあ、毎日を変えていこう。 LIFE WITH ENABLEMENT できる喜びが巡る日々を届ける Mission 4
  3. © Knowledge Work Inc. イネーブルメントの 4つの提供価値 6 「ナレッジ」「ワーク」「ラーニング」「ピープル」 の4つの領域が必要になります ナレッジ領域

    コンテンツやノウハウの展開 ラーニング領域 学習プログラムの提供 ワーク領域 業務プロセスの最適化 ピープル領域 スキルの可視化 やるべきことが分かる (MUSTの明確化) できるようになる (CANの最大化) 成果視点 (業務視点) 能力視点 (人材視点) ナレッジ 領域 ワーク 領域 ラーニング 領域 ピープル 領域
  4. © Knowledge Work Inc. ナレッジワーク 【社内共有】営業ナレッジの発見 7 ナレッジワーク for パートナーセールス

    【営業支援】代理店への営業ナレッジの展開 代理店領域 ナレッジワーク アドオン ナレッジワークは様々な AIプロダクトを顧客に合わせて提供できます 【資料作成エージェント】営業向けの資料作成 AIエージェントの構築 【ノウハウ獲得】営業向けのノウハウ提供 【コース受講】営業向けの学習プログラム提供 ラーニング領域 【AI営業ロープレ】 AIによる営業ロープレ ピープル領域 【ナレッジワーク on セールスフォース】 Salesforce上の営業支援 Salesforce PowerPoint Carrier 【ナレッジワーク on パワーポイント】 PowerPoint上でのナレッジ作成 【ナレッジワーク with キャリア通話】キャリア通話の記録・解析 (リリース予定) ワーク領域 【AI商談推進】 AIによる商談の推進 【AI商談記録】 AIによる商談の記録・解析 セールスAIプロダクトシリーズ ナレッジワーク 【営業連携】代理店との商談情報の連携 ナレッジ領域 【社外共有】商談における営業ナレッジの顧客共有
  5. © Knowledge Work Inc. Agenda 目次 9 • マルチプロダクトへ •

    M&Aによるシステム統合 • AIプロダクトの信頼性
  6. © Knowledge Work Inc. 11 シングルプロダクト SRE プロダクト開 発 手厚い

    サポート SREが1プロダクトに注力できるシンプルな構造 1プロダクト ナレッジ 社内共有 SREによる手厚いサポート
  7. © Knowledge Work Inc. 13 マルチプロダクト展開 マルチプロダクト展開する事業方針に マルチプロダクト 1プロダクト ナレッジ

    社内共有 ナレッジ 社内共有 ナレッジ 資料作成 ワーク 商談推進 ラーニング ノウハウ獲得 … … … … …
  8. © Knowledge Work Inc. マルチプロダクト戦略は大きく 2種類 14 ナレッジワークのビジネスでは共通基盤を構築するのが良いと判断 完全に独立したプロダクト群 共通基盤に乗ったプロダクト群

    プロダクトA 基盤A プロダクトB 基盤B 共通基盤 プロダクトA プロダクトB プロダクトごとの自由度は高いが 複利が生まれ辛い 少ない人数で最大効率を目指せる
  9. © Knowledge Work Inc. 各種共通基盤の整備 17 各種基盤を整備して各プロダクト開発チームが自律的に運用できる状態へ インフラ・デプロイ基盤 SLO・監視基盤 プロダクトA

    プロダクトB プロダクトC LB Cloud Load Balancing backend A Cloud Run backend B Cloud Run frontend B Cloud Run frontend A Cloud Run backend C Cloud Run frontend C Cloud Run SLO運用ハンドブック整備 監視基盤のモジュール化
  10. © Knowledge Work Inc. M&A後の統合の詳細 21 統合の詳細は SRE Kaigi 2026

    の発表内容 にて 今日はSRE関連のごく一部のみ触れます
  11. © Knowledge Work Inc. プロダクト C プロダクト B プロダクト A

    統合前のシステムアーキテクチャ概要 動画処理ワークフロー
  12. © Knowledge Work Inc. プロダクト C プロダクト B プロダクト A

    統合後のシステムアーキテクチャ概要 動画処理ワークフロー AI 商談記録 一部を統合し一部を統合しないことを判断 (統合は現在進行中)
  13. © Knowledge Work Inc. SREの関わり方も統合 24 AI商談記録開発チームにも Product SREを立ててもらい 他開発チームと同じ体制に統合し

    SLOなども策定 Platform SRE Platform Product SRE Product SRE Product SRE プロダクト開 発 プロダクト開 発 AI商談記録 開発
  14. © Knowledge Work Inc. 26 AIプロダクトの信頼性 AI時代はそれまでとは異なる信頼性担保の手段が必要 AIエージェント搭載 各プロダクトに AI機能を搭載

    プロダクト プロダクト プロダクト プロダクト プロダクト プロダクト AI AI AI AI AI AI プロダクト標準エージェント カスタマイズエージェント
  15. © Knowledge Work Inc. 27 AIプロダクトの信頼性 今後もAI時代の信頼性基盤を模索していきます 信頼性とコストの両立 キャパシティ予測 各プロダクト関係者と定例会を実施

    事業計画に対するキャパシティに 問題ないか擦り合わせ 高信頼性が必要な機能は Provisioned Throughput購入 高額なので SREが一元管理 消費トークン可視化 プロダクトごとに消費トークンを可視化 キャパプラに活用
  16. © Knowledge Work Inc. 28 まとめ • マルチプロダクトの信頼性を効率的に保つために ◦ マルチプロダクト化の際の各種信頼性基盤の整備

    ◦ M&A後に統合することとしないことの整理 ◦ AI特有のキャパプラやコスト管理体制の整備 ◦ 今後のAI時代にどう秩序を保っていくかさらなる模索