Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第2回 SQL Serv...
Search
masaru1006
March 20, 2018
Technology
0
440
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第2回 SQL Server 2017勉強会
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第2回 SQL Server 2017勉強会の資料
masaru1006
March 20, 2018
Tweet
Share
More Decks by masaru1006
See All by masaru1006
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第8回 SQL Server 2017勉強会
masaru1006
0
820
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第5回 SQL Server 2017勉強会
masaru1006
0
1.3k
JSSUG(Japan SQL Server User Group):第4回 SQL Server 2017勉強会
masaru1006
0
500
Other Decks in Technology
See All in Technology
roppongirb_20250911
igaiga
1
210
実践!カスタムインストラクション&スラッシュコマンド
puku0x
0
350
「どこから読む?」コードとカルチャーに最速で馴染むための実践ガイド
zozotech
PRO
0
290
【初心者向け】ローカルLLMの色々な動かし方まとめ
aratako
7
3.4k
Obsidian応用活用術
onikun94
1
470
5分でカオスエンジニアリングを分かった気になろう
pandayumi
0
220
複数サービスを支えるマルチテナント型Batch MLプラットフォーム
lycorptech_jp
PRO
0
300
なぜテストマネージャの視点が 必要なのか? 〜 一歩先へ進むために 〜
moritamasami
0
210
Firestore → Spanner 移行 を成功させた段階的移行プロセス
athug
1
450
生成AIでセキュリティ運用を効率化する話
sakaitakeshi
0
570
テストを軸にした生き残り術
kworkdev
PRO
0
190
DevIO2025_継続的なサービス開発のための技術的意思決定のポイント / how-to-tech-decision-makaing-devio2025
nologyance
1
380
Featured
See All Featured
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.8k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
920
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.4k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
51
5.6k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
23
3.7k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
224
9.9k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
188
55k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
285
13k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
358
30k
Statistics for Hackers
jakevdp
799
220k
Transcript
第2回 SQL Server 2017勉強会 開催日:2018年01月27日 主催:JSSUG(Japan SQL Server User Group)
2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 1
本日の発表の流れ 1.圧縮指定のバックアップ取得の注意点について 1.1.ファイルサイズに注意!! 1.2.デモ実施 1.3.実際に検証してみて分かった事 2.復旧モデルの違いによるトランザクションログファイルの再利用のタイミングの違いについて 2.1.完全復旧モデルと単純復旧モデルの違い 2.2.デモ実施 2.3.実際に検証してみて分かった事 2018/01/27
JSSUG(Japan SQL Server User Group) 2
圧縮指定のバックアップ取得の 注意点について 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 3
ファイルサイズに注意!!(1) [タスク]-[バックアップ]でのバックアップ取得の注意点 圧縮指定時のファイルサイズは最終的なファイルサイズだけでなく、バックアップ取得中の圧縮 前のファイルサイズを考慮する必要が有る バックアップを取得し、圧縮は最後に行われるため、実際には圧縮前のファイルサイズを 格納可能なディスクスペースが必要
「以前、圧縮指定で取得したバックアップファイルのサイズが10GBで、ディスクが12GB 空いているので、圧縮指定でバックアップ取得すれば大丈夫そう。」と考えて取得すると、 ディスクのスペースが足りなくて失敗する。 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 4
ファイルサイズに注意!!(2) 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 5 バックアップ時の 圧縮指定
デモ実施 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 6 実際に動作させて、 確認してみましょう。
実際に検証してみて分かった事(1) 実際に検証してみて、最後にファイルサイズが縮小される事が分かった 圧縮指定時の圧縮前のバックアップファイルのファイルサイズは、圧縮未指定時のファイルサイ ズよりは小さい 圧縮指定時の圧縮前のバックファイルのファイルサイズは、圧縮後の5~6倍程度を見込んで おいた方が良い??(少なくとも、今回の検証結果、私の過去の経験からすると。) 2018/01/27
JSSUG(Japan SQL Server User Group) 7
復旧モデルの違いによる トランザクションログファイルの再利用の タイミングの違いについて 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 8
完全復旧モデルと単純復旧モデルの違い(1) 完全復旧モデルでも単純復旧モデルでも、トランザクションログは出力される 完全復旧モデルと単純復旧モデルで違うのは、トランザクションログの再利用のタイミング 完全復旧モデルは、ログをバックアップするまで、トランザクションログは再利用されない 単純復旧モデルは、当該トランザクションが終了したタイミングで、直ぐに再利用される 2018/01/27
JSSUG(Japan SQL Server User Group) 9
デモ実施 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 10 実際に動作させて、 確認してみましょう。
(ちょっと、自信が無いので、皆さんで議論しましょう。。。)
実際に検証してみて分かった事(1) 完全復旧モデルの場合は、ログをバックアップするまで、DBCC SHRINKFILEで0MBを指定して、実行して も、初期サイズまで戻らない 単純復旧モデルの場合は、ログをバックアップしなくても、DBCC SHRINFFILEで0MBを指定して、実行す れば、初期サイズに戻る
「完全復旧モデル ⇒ 単純復旧モデル」は、プロパティの変更だけで切り替わる 「単純復旧モデル ⇒ 完全復旧モデル」は、プロパティを変更した後に、データバックアップが必要 参考URL:https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms178052(v=sql.105).aspx 完全復旧モデルの場合に、ログをバックアップする前に、ファイルサイズが初期サイズに戻らないが、縮小される のが謎のまま。。。また、2回目で更にファイルサイズが変わる。 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 11
終わりに 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User Group) 12
終わりに 皆さん、ご清聴、ありがとうございました。 検証すると、色々と疑問が解けて有意義です! 2018/01/27 JSSUG(Japan SQL Server User
Group) 13