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クラウドと「さくらのクラウド」初心者向け講座
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横田真俊(wslash)
February 01, 2016
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クラウドと「さくらのクラウド」初心者向け講座
さくらのクラウドの紹介とハンズオン資料です。
横田真俊(wslash)
February 01, 2016
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Transcript
(C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc. さくらインターネット クラウド開発室 横田真俊(@Wslash) 2016/02/03
2 氏名 横田真俊(@Wslash) 「さくらのクラウド」の企画担当を やっております 左のアイコンで、ツイッターを やっていますのでお気軽に お声がけください
3 クラウドコンピューティングとは
4 ♪ ソフト データ ゲーム ネットワークを介して ソフトやデータを利用 利用者 クラウドサービス メール
音楽 写真 インターネット クラウドとは、従来は手元のコンピュータで管理・利用していたソフトウェアや データなどを、インターネットを通じてサービスの形で利用する方式
5 1口に「クラウド」と言っても「SaaS」「PaaS」「IaaS」 と3つに分類できる SaaS PaaS Iaas ソフトウェアをサービスとして提供 開発者向けに、アプリケーションの 開発基盤を提供 仮想サーバとネットワークを提供
6 SaaSの代表例「office online」と「Gmail」 オフィスソフトやメールなど従来はソフトウェアをインス トールしなければいけなかった物がブラウザだけで可能に
7 プログラムの実行環境としてプラットフォームを提供する PaaSの代表例「Google App Engine」と「heroku」
8 クラウド上で仮想サーバや仮想ITインフラを提供する IaaSの代表例「AWS」
9 IaaSの仕組み
10 物理的に1台のサーバを「仮想化ソフトウェア」を利用して 複数のマシンを立ち上げられるようにする (参考 KVM) 物理的には 1台のマシン 仮想化ソフトウェア OS (1)
OS(2) OS(3) アプリ アプリ アプリ 1台の物理サーバの中に 「仮想マシン」が複数台、作成できる
11
• KVMとかVmwareとか → どうして、それを使うのか? → 商用ソフトとOSSの違いとか → 性能・価格・機能とか • どうして自作なのか?
12
13 IaaSのメリット
14 クラウドを利用すると物理ハードを購入せずにネット経由で サーバを利用でき、複数台のサーバ作成も可能となる クラウド以前の環境 クラウドの環境 ・・・ クラウドを利用すればネット経由で サーバの立ち上げと利用が可能 一度に複数台のサーバを作成可能 自分達でハードを用意
クラウド側でハードを用意 今まではサーバやルータなどを 購入し、自分達で設定をしなけれ ばならなかった…
• IaaSを利用するとネットワーク自由に作れる 15 今までの
• ゲーム、EC、キャンペーンサイト • スケールアウト・時間課金 • システム構築が容易になる → 時間課金とかクラウドのメリット 16
17 2組のシステムを用意し、それらを切り替えることで新しい システムをリリースする手法 ルータ など 本番(ブルー) 開発(グリーン) Webサーバ APPサーバ DBサーバ
Webサーバ APPサーバ DBサーバ
18 開発が終了して、アクセスの行き先を「グリーン」にする。 問題があれば「ブルー」にきり戻しを行う ルータ など 問題があったらきり戻し(ブルー) 開発が終了して本番にする(グリーン) Webサーバ APPサーバ DBサーバ
Webサーバ APPサーバ DBサーバ
19 一度作成したインフラの設定を変更せず、デプロイのたびに 新しいインフラを構築し、いらないインフラは破棄する ルータ など 不必要になったらインフラを破棄 インフラをまるごとコピーして開発しアクティブにする Webサーバ APPサーバ DBサーバ
Webサーバ APPサーバ DBサーバ
20 「さくらのサービス」の紹介
21 サービス名 サーバの 価格 root 権限 スケール アップ 料金体系 初期費用
さくらのレンタルサーバ 129円~ ない できない 月額課金 あり さくらのVPS 1,008円~ ある できない 月額課金 あり さくらの専用サーバ 9,720円~ ある できない 月額課金 あり さくらのクラウド 1,945円~ ある できる 時間課金 ※上限あり なし 同じ「サーバ」でも、価格やroot権限の有無、サーバの伸 縮性などが違う。案件の要件にあったものが重要
• 専用サーバ、VPS、レンタルサーバの違い • 表は穴あきにする。 22
23 「さくらのクラウド」のご紹介
24 ブラウザだけで「仮想データセンター」を操作 ブラウザから、サーバ・スイッチなど「仮想データセンター」を操作 物理サーバとも接続できる コストパフォーマンスが高い物理サーバとも接続できる 料金プランは1つ、自動的に最安値にセット 利用開始から20日未満は日割り、20日の時点で月額料金が適用されます
25 「開発者志向のシンプルクラウド」 何の変哲もないIaaS型クラウドを 圧倒的なコストパフォーマンスで提供する
• サーバの作成 • サーバのプラン変更(スケールアップ/ダウン) • クローン(サーバの複製) • NICの追加(10個) • DNS逆引きレコード設定
• ロードバランサ(通常/ハイスペック) • ディスクの作成・追加 • アーカイブ(スナップショット)の作成 • パケットフィルタの作成 • 仮想スイッチの作成 26 一般的な「クラウド(=IaaS)」で 「できる事」はほぼできます。
27 ブラウザからまるでデータセンターにいるように、サーバや スイッチのセットアップが可能です
28 APIとコマンドラインツールを提供。APIやコマンドライン ツールを利用すれば、コンパネを通さずにサーバ管理が可能 です
29 「標準プラン」でも一般的なHDDよりも性能が良く、同価格 で提供している20GBのSSDはさらにパフォーマンスが 優れています
30 CPUコア数とメモリ容量を選択してプランを選択。より自由度 の高いプラン選定が可能です(ディスクを除いた料金)
31 1日76円からサーバを提供(ディスク料金別)
32 ご利用開始から20日未満の料金については日割りに、それ以 降は月額料金が適用されます。自動的に一番お得な料金が設 定できます
33 1時間あたり最安値で7円から使用可能、メモリ128ギガのモン スターマシンも1時間 500円未満で利用可能
34 基本時間課金となり10時間以上利用すると、1日の日割料 金に固定される。
35 直近で追加した機能 ・スタートアップスクリプト機能 ・ルータ+スイッチのIPv6対応(β) ・準仮想化ネットワークドライバ対応(バートアイオー) ・パケットフィルタ機能強化 ・スタートアップスクリプト ・IPv6 DNS逆引き機能 ・ロードバランサハイスペックプラン
・SSD(250GB、500GB、1TB)追加 ・CoreOS対応 ・VPCルータ ・テストゾーンの追加 ・2段階認証 ・プライベートリンク ・GSLB ・クラウドDNS
36 注目の機能
37 サーバを作成する際、シェルスクリプトを記述した「スター トアップスクリプト」を選択することにより、実行する機能 です。サーバ作成時にアプリのインストールなどが行えます
38 VPCルータは、VPC(Virtual Private Cloud)環境を簡単に構 築できる仮想ルータアプライアンスです。VPN接続やNAT機 能などファイアウォール機能がご利用いただけます。 (ローカルiPでも拠点からつなげられます)
39 テスト用ゾーン「Sandboxゾーン」では、無償でAPI動作確 認が可能です。APIを使用して自動操作するなどの独自スク リプトの動作確認用に最適です。
40 オブジェクトストレージもIaaSと同時に利用できます、キャッ シュ配信にも対応いたしました。
41 APIライブラリ「saklient(ベータ)」を追加いたしました。 ドキュメントの場所。APIドキュメントの場所を入れる
42 Dockerに対応した軽量OS「CoreOS」をサポートするなど 複数のOSをサポート
43 2段階認証を有効にすると、「認証コード」の入力が必要と なります。パスワードが盗難されてもアカウントを不正ログ インから守ることができます。
44 GSLB(広域負荷分散)を利用することで、ゾーンをまたい だ負荷分散や地理的分離による災害対策環境が構築できま す。
45 WAF(SiteGuard Lite)が無料でご利用いただけます。
46 アプリケーションとサーバスペックを選ぶだけで簡単にアプ リをデプロイできます
47 コントロールパネルにアクセスするユーザごとに権限を決め られます
48 東京リージョンと石狩の違い
49 プラン数を大幅に強化 東京と石狩のリージョン接続が可能 低レイテンシ 東京にデータセンタがあるのでレイテンシが短い サーバは石狩の「42種類」から最大で 20コア 224GBを含む「94種類」に拡大 東京と石狩をブリッジ接続により複数のリージョンを組み合 わせた構成が可能に
50 石狩の42種類から94種類にプラン数を拡大。20コア 224GB というモンスターマシンも使えます
51 ブリッジ接続を利用して石狩と東京を接続 メインを東京、バックアップを石狩といった構成も可能
52 お客様拠点とさくらインターネットのデータセンタをお客様 の専用線により直接接続を実現するサービスです。
53
54 「AWS」との違い
55 データ転送量による従量課金がないため、事前に料金計算が できます。「クラウド破産」することもなく、ご利用いただ けます 他社同等プラン (Small) さくらのクラウド (1コア2GB) 料金比較イメージ 従量課金分
データ転送料、 I/O課金など
56 ハイブリッド接続を利用すれば「物理データセンター」であ る「さくらの専用サーバ」や「リモートハウジング」と接続 可能
57 「さくらのVPS」からクラウドにディスクをコピーして移行 が可能です
58 リモートスクリーン機能を使えば、ブラウザからサーバに アクセスできます
59 日本法 VLANで仮想ネットワーク ロケーションの公開 当社のデータセンターは石狩と東京とおおまかなロケーショ ンを公開しております (当たり前ですが)当社のクラウドは日本法が適用されます セキュリティグループではなく、VLANで仮想ネットワーク を構築できます。
60 さくらのクラウドの中身
61 通常時 障害時 ホストサーバに障害が発生した場合、正常なサーバにマイグ レーションします。
62 通常時 障害時 SSDストレージに障害が発生いたしますと、正常なSSDに切 り替わります
63 HDDの場合、ディスクプールが構成され、ディスクが1つ破 損しても正常にサービスが継続できます。
64 ネットワークについては全て冗長化をしております。
65 クラウドと専用サーバの組み合わせ
66 アクセス増減によるサーバの増減を可能にし さらに、安定的な応答とデータ配信を行う必要があります
67 アクセスの急増/急減への対応
68 アクセスのピークにあわせてサーバを増減させる
69 データを持たないWebサーバの 数を増やしてシステムを 強化する
70 高速かつ安定した応答の維持
71 DBサーバはスケールアウトで 性能をあげられないので サーバの性能を上げること で対処する
72 ハイブリッド接続を利用してクラウドと専用サーバを接続 データベースは専用サーバを利用することで高速化が実現
73 大量のアプリ配信トラフィックの処理
74 CDNを利用して配信箇所を増やすことで、ユーザは自動的に最 寄りのサーバからアプリを入手できるようになります
75 システム構成について
76 「さくらのクラウド」のみを利用した構成でも このような構成がすぐにできます
77 複数リージョンや専用サーバを導入した構成も可能です
78 ゲーム基盤に対する要求は、クラウド・専用サーバ・CDNを 組み合わせる事で解決できます
79 夏(お盆)と冬(年末)にアクセスが集中するので、その期間だけ Webサーバを増やし、DBサーバの性能をあげる スイッチ スケールアウト (サーバ増加) で対応する スケールアップ (性能増加) で対応する
(C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc.
(5)ローカルネットワークを構築してみよう (4)スタートアップスクリプトを使ってみよう (3)サーバを拡張してみよう (2)サーバを作成してみよう (1)コントロールパネルにログインしてみよう 81
(C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc.
83 さくらのクラウドでは、会員IDとは独立したさくらのクラウド専用の 「ユーザ」を作成し、この専用「ユーザ」を使用してログインする形式 となります。(今回のハンズオンは「ユーザ」を利用します。)
84 コントロールパネルへのログイン認証の単位となる「ユーザ」とリソー スの作業空間となる「アカウント」の作成が必要となります
85 ユーザには、そのユーザが操作可能となるアカウントを紐付ける設定を 行うことが可能です。この操作は「会員ID」でのログインのみ可能です
86 「コントロールパネル」にログインするには、Webサイトの上部にある 「コントロールパネル」をクリックしてください
87 「コントロールパネル」にログインしたら「さくらのクラウドユーザ」 としてログインの箇所にある「ユーザコード」「会員ID」 「パスワード」を入力してください
88 無事にログインできたら、このような画面が表示されますので 「さくらのクラウド(IaaS)」をクリックしてください
89 さくらのクラウド(IaaS) をクリックすると このような画面が表示されます
90 (1)ゾーン切替ボタン (3)メインメニュー (2)リフレッシュボタン (5)設定ボタン (6)アカウント切り替え (7)フィードバックボタン (4)検索窓
91 設定対象となるゾーンの切替をおこないます。ゾーンとは、それぞれ独 立したシステム群を指し、各ゾーンで障害が発生した場合でも、他の ゾーンには影響はありません
92 コントロールパネルの画面更新を行うボタンです。画面更新を行う場合 は1度、こちらのボタンを押してください
93 「さくらのクラウド」の各機能の画面に移動するリンクです。サーバや ストレージなどのリソースを作成、管理する画面に移動します。
94 検索窓から自分のサーバリソースを検索できます。
95 現在利用している「アカウント」を切り替えるにはアカウント名の右上 にあるボタンをクリックするとアカウントの切り替えやログアウトがで きます。
96 コントロールパネル内の不具合や機能要望を伝えることができます
(C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc.
98 ・まずは、CPU 1ギガ、メモリ 1GB、ディスク SSD 20GB、NIC 1のもので OSはCent OS 6.7の物を作成してみましょう
99 ・メインメニューより「サーバ」をクリック ・その後「追加」をクリックすると「サーバ作成画面」に移動します
100 まず「ホスト名」を入力し、次にサーバプランを選択します。今回はホスト 名は適当に入力し、サーバプランは「1GB/1仮想コア」を選択します。
101 ボタンにないプランの場合は「全てのアイテムから選択」を選択すると アイテム一覧が表示され、そこから選択できます
102 次に「ディスクプラン」を選択します。今回は「20GB SSDプラン」を選択 します。上記のプランにない物を利用する場合は、サーバと同じように「全 てのアイテムから選択」を選択してください。
103 ディスクイメージを選択します、利用したい「OS」を選択してください。 今回は「CentOS 6.7」を利用します。
104 接続のネットワークに「インターネット」を選択し「管理ユーザのパスワー ド」でrootのパスワードを入力します。
105 全ての入力項目を入力し終わった後「作成」をクリックします
106 「操作確認」のダイアログが表示されます。問題が無ければ「作成」をク リックします。
107 「作成」をクリックすると上記のダイアログが出てきます。 ステータスが全て成功になるとサーバが作成されます。
108 サーバの作成が完了すると、画面の右下にダイアログが表示されます。これ をクリックしてください。
109 ダイアログをクリックすると、サーバ情報が表示されます。
110 画面のコンソールをクリックすると「リモートコンソール」が表示されま す。
111 「リモートコンソール」を操作するには、リモートスクリーン全体をクリッ クするとコマンドを入力できます。
より詳細な設定でサーバを作る場合 112
113 「リモートコンソール」を
114 「1.サーバプラン」の項目より サーバに割り当てる仮想コアの数とメモリの容量を選択します。
115 ▪ CPU サーバに搭載するCPU個数を指定します。料金表のとおりCPU個数に応じて搭載 可能なメモリ数が異なるため、選択できるメモリ数も自動的に変化します ▪ メモリ サーバに搭載するメモリ数を指定します。CPUの搭載数に応じて選択可能なメモ リ数も変化します また、42種類のサーバプラン一覧から
リスト形式で選択することも可能です。
116 「ディスク」の項目よりディスクの種類や“アーカイブ”などを選択できます “アーカイブ”は初期設定済みのOSイメージで、選択すればOSインストー ル作業をすることなく、すぐにサーバが使えます
117 ▪ ディスク サーバに接続する1台目のディスクについて選択します • 新規ディスクを作成 サーバ作成と同時に新たなディスクを作成します。この場合作 成時にディスクが自動的に接続された状態となります。今回は こちらを選択します •
既存ディスクを接続 作成済みのディスクを接続します。このボタンをクリックする とディスク選択のリストが表示され、接続したい既存のディス クを選択することができます • ディスクレス(なし) サーバにディスクを接続しません。ブータブルISOイメージディ スクを使用する場合などに選択します
▪ ディスクソース ディスク作成時、ディスクの内容をコピーする元を選択します • ディスクプラン SSDプランかHDDプランにするかを選択できます。 • アーカイブ ディスクの内容をアーカイブからコピーします。アーカイブはCentOSや FreeBSDなどがインストールされた状態のものが「パブリックアーカイブ」とし
て公開されているほか、自身で作成したアーカイブを選択可能です。 • 既存ディスクをコピー 作成済みのディスクから内容をコピーします • ブランク ディスクを空のままにしておきます。ISOイメージからOSをインストールする場 合はこちらを選択します ▪ アーカイブ選択 / ディスク選択 「ディスクソース」で「アーカイブ」もしくは「ディスク」を選択した際にコピー元 としたいソースを選択します 118
119 「3.NIC」の項目より1つ目のNICを 直接インターネットへ接続させるか、作成済みの仮想スイッチに接続させる かを選択できます。
120 ▪ NIC サーバに搭載する1枚目のNICについて選択します • インターネットに接続 直接インターネットに接続する場合に選択します。さくらのクラウド共用セ グメントに接続されると同時にIPアドレスが1個割り当てられます • スイッチに接続
作成済みのスイッチに接続する場合に選択します • 切断 いずれのネットワークにも接続しない場合に選択します ▪ インターネットに接続 / スイッチに接続 前項「NIC」で、「インターネットに接続」もしくは「スイッチに接続」を選択 した場合に、その接続先の設定を行います
121 「4.ディスクの修正」の項目より“パスワード”や“ホスト名”を設定できま す。 パスワードの変わりに公開鍵を使った認証や、スタートアップスクリプトを 利用したサーバのセットアップの設定も可能です
122 ▪パスワード デフォルトで設定されるユーザのパスワードを変更します。 CentOSの場合、rootパスワードがここに入力したパスワー ドに修正されます ▪ホスト名 サーバに設定するホスト名を入力します ▪公開鍵 サーバに公開鍵を設定する際、「入力」もしくは「選択」 を選択します
▪スタートアップスクリプト 詳細は後述します
123 「5.サーバの情報」の項目よりサーバを管理しやすくするための“名前”や“説 明”、“アイコン”を設定することができます。 “タグ“にはサーバに特殊な機能を付与する特殊タグがあります、詳細は http://cloud-news.sakura.ad.jp/special-tags/をご覧ください
124 ▪ 名前 サーバの名前を設定します。サーバ一覧画面の名前欄に表示されます。サーバの詳細画面 で確認や編集が可能です ▪ 説明 サーバの説明を記入します。サーバの詳細画面で確認や編集が可能です ▪ タグ
サーバにタグを付与し、サーバ一覧画面で素早くタグごとにサーバを表示せることができ ます。サーバの役割やOSなどを入力すると便利です ▪ アイコン サーバ一覧画面で表示するアイコンを選択します。アイコンはもともと用意されているも ののほか、独自のものを追加できます。独自アイコンの追加は、コントロールパネル右上 の「設定」ボタンで表示される設定画面のサイドメニュー「アイコン」より行うことがで きま ▪ etc. すぐに起動 サーバの作成完了後は通常シャットダウンされた状態ですが、このチェックを有効にする ことすで作成完了後すぐに起動を開始します
125 ・「作成」を押すと「サーバ追加」画面が表示されます。 数分でサーバの作成が完了いたします
126 ・サーバの作成が完了すると、右下に「サーバ追加 完了」と表示がでます。 ここをクリックしてください
127 「クリックしてサーバを表示」をクリックすると、作成したサーバの情報が 表示されます。(表示されない場合は「情報」をクリックしてください)
128 「電源操作」タブをクリックすると、サーバの起動やシャットダウンが選択 できます。サーバを起動するには「起動」を選択します。
129 ・サーバの起動すると上記の画面がポップアップされます。「成功」が表示 されました「閉じる」をクリックしてください
(C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc.
131 さきほど作ったサーバのCPUとメモリを倍増し、さらにNICを追加してみま しょう
132 サーバのリソースを追加するためには、サーバを停止させる必要があります。 「電源操作」から「シャットダウン」を選択してください
133 ・「NIC」をクリックして、右下に表示される「追加」をクリックしてくだ さい。そうすると、NICが追加されます
134 CPUとメモリを変更するには、サーバの項目にある「プラン変更」をクリッ クしてください
135 サーバ作成時と同様にCPUとメモリを変更できます。CPUを2コア、メモリ を2GBにして「プラン変更」をクリックしてください
136 「プラン変更」が完了すると、この画面が表示されます
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• スタートアップスクリプトは、新たにサーバを 作成する際、任意のシェルスクリプトを記述し た「スタートアップスクリプト」を選択するこ とにより、起動時にそれらを自動的に実行する 機能です • サンプルとしてLAMP、Sacloud CLI、 WordPressなどのスクリプトを公開しています
138
139 サーバの作成画面の「スタートアップスクリプト」の項目で「WordPress」 を選択して、先ほどと同じ要領で作成してください (アーカイブはCentOS6.6を選択してください)
140 作成したサーバのIPアドレスを確認して、そのIPアドレスをブラウザに貼り 付けてください
141 成功すると、WordPressのセットアップ画面が表示されます
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143 今回はこのようなローカルネッ トワークを構築してみます そのためスイッチとローカルに 設置するサーバを作ります
144 「スイッチ」や「ルータ+スイッチ」を追加するには「ネットワーク」を クリックします その後「追加」をクリックすると「スイッチ」などが追加できます
145 「名前」や「説明」を追加して「ルータ」の項目を「いいえ」にする その後「作成」をクリックしてください
146 サーバ作成時に「NIC」の項目を「スイッチに接続」にして先ほどのスイッ チを選択してください、ディスク修正についてはIPアドレスを 「192.168.0.2」ゲートウェイを「192.168.0.1」ネットマスク「24」にし てください
147 ・設定したい項目(ここでは「未接続」)の一番右の「▼」をクリックして 「接続を編集」をクリックしてください
148 スイッチの編集画面が表示されます。「スイッチに接続」を選択した後先ほ ど作成した「スイッチに接続」を選択し更新をクリックしてください。接続 が終わったら、2台ともサーバを起動しましょう
149 「さくらのクラウド」では、サーバやスイッチがどのように接続されている かがわかる「マップ」機能があります。メインメニューの「マップ」をク リックして、先ほど作ったネットワークをマップでみてみましょう
150 マップ画面では、ネットワークやサーバなどの要素を自由に動かすことが可 能です
151 マップ画面でグローバル側のサーバをクリックした後「コンソール」をク リックします
152 コンソール画面が表示されます。サーバを作成した時に設定したrootパス ワードを使用しログインができることを確認してください
• 次のコマンドを入力してください このコマンドを入力して「eth01」が登録されて いるか確認してください 次にIPアドレスを設定します 153 ifconfig –a ifconfig eth1
192.168.0.1/24
これで2台のサーバにローカルネットワークが設 定された状態になりました 確認としてローカルネットワーク側にpingを 打ってみましょう 154 ping 192.168.0.2
• 冗長化が意味がない。 155