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身体を用いたボールヒットにおける撃心についての検討

 身体を用いたボールヒットにおける撃心についての検討

スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス 2017

MinchiMinchi

June 27, 2021
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Transcript

  1. はじめに  身体でボールヒットしてコントロールする動作  バレーボール:アンダーハンドパス,アンダーハンドレシーブ.  サッカー:トラッピング(クッションコントロール)  身体でボールを打ち出す動作 

    バレーボール: スパイク  サッカー: インステップキック 「ボールをヒットしてコントロールする」 という力学現象の解明を目指す 仮説 撃心の存在? その形成方法は? 衝撃エネルギの行方は? どのタイミングでエネルギを使うのか? (負荷するのか?) 動作の習得環境? 2 思考実験
  2. Step 2 h h’ Step 1 Step 3 h h’

    h h’ Result 撃心計算の手順 8
  3. 動作を習得できる環境とは? マクロスケール: 身体全体で行われてる仕事 ミクロスケール: 各部位が行う仕事 メゾスケール: 簡略化したモデルが行う仕事 • 身体中で起きている現象? •

    形,負荷のタイミング,...? • 外から教えることは不可能! 選手自身が感じて, 自分自身で学習できる 環境 を整備する. 過剰な関節 過剰なアクチュエータ 過剰に変形する • マルチスケールで観察が必要! • 何が起きてほしいのか? • 何を感じてほしいのか? 思考錯誤,試行錯誤 31