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近頃若者のサーバー離れが深刻化しています

 近頃若者のサーバー離れが深刻化しています

2018/11/28 Alternative Architecture DOJO Offline #1

Mitsuzono Hiroto

November 28, 2018
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Transcript

  1. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 株式会社オルターブース

    エンジニア • C#とPHPを使ったWebアプリケーションの開発 • 自社サービスの開発もメインで携わる • 今年のISUCONダメだったので来年に向けて修行中… 自己紹介 満園 裕人
  2. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 株式会社オルターブース

    エンジニア • 主にC#とPHPを使った開発を行う • KOSMISCHをなどの自社サービスの開発に携わる • 機械学習やディープラーニングに興味あり • 1児の父。娘ラブ! 自己紹介 古野 新悟
  3. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • クラウドネイティブなアーキテクチャを組む際の考慮ポイント

    • 開発してて思ったこと • 開発する際に気をつけているポイント • ローカル開発について • 実感した良いところ・気をつけるところ • デモ(Durable Functions) 今日話す内容
  4. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 基本的にPaaS,FaaS中心で組んでる

    • ポータルからポチポチ作ればいきなりアプリをデプロイして動かせる • 環境構築が楽 • 設定回りも楽 • ログ • 環境変数 • アクセスキー • 監視・管理が楽 全体的なアーキテクチャの組み方
  5. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 機能的に切り出しできる部分を切り出す

    • メール送信、ファイルアップロードなど Serverlessを活用したアーキテクチャの組み方 REST REST フロントJS
  6. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 1Functionあたりで行う処理は細かくしていく

    • 例えばこのAPI叩いてあのAPI叩いて…ということを一つの Functionで行おうとしている場合、必要に応じて切り分ける Serverlessを活用したアーキテクチャの組み方 REST REST REST REST
  7. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 入口は一つにする

    • 「複数の入力形式を受け付けて、内部で判別する」は× • 複数Functionに分けて、内部の処理フローはシンプルにする Serverlessを活用したアーキテクチャの組み方 {JSON} {JSON} {JSON} {JSON}
  8. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. 例:DurableFunctionsで月次処理 Blob

    CosmosDB Durable Functions REST 月次データ生成 DB格納処理 Blob格納処理 通知処理 結果画面 結果ファイル取得 WebApp WebApp
  9. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • Functionの入出力データの形式は明確に

    • ドキュメントを残す • リクエストやレスポンスのサンプルなど • 環境変数の設定値 • バリデーションの実装 • 問題の切り分けがしやすいよう • リクエストパラメータの不備など • ログの出力により、発生場所を明確に • 複数のリソースを使用するため、どの部分で発生したかを区別す るために細かく出力する 実際の開発におけるポイント
  10. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • これがあると便利

    • Postman • ngrok • ローカル上のネットワークサービスを外部公開できる • 使用するツールのバージョンには気をつけましょう • 更新が早いのでツールのバージョンの違いで動かなくなることも 多々 • 各種エミュレータなど • リモートデバッグ実行 • 実際にクラウド上で動いているものを確認できた方が良い ローカル開発環境のポイント
  11. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • サーバー構築・監視の手間を省くことができる

    • 機能単位での開発に完全分割できる • 1機能の開発に集中できる • Durable Functionsには数種類の実行パターンがあり、シーンに合わ せて利用できる 良いところ
  12. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 全体構成は複雑化する

    • ひっくり返すと、問題の切り分けはしやすいと言える • 開発チーム内でのドキュメント共有などは、土台を作っておかな いとしぬ • レイテンシ問題 • 速度を重視する場合、ネットワークがネックになる可能性がある 気をつけるポイント
  13. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • アーキテクチャを考えていくうえで、サービス自体を簡素化できる

    • 承認フローbotを作ると、承認フローそのものの改善に繋がる • 新しい技術だとブログとかなかなか見つからない • ドキュメント、実装、Issueを見る • 但しドキュメントはローカライズで情報違ったりするので注意 • サポートに問い合わせた方が早い場合もある その他
  14. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • ローカルデバック中のWebAppからローカルデバック中のFunctions

    を実行する • Functionsの動作テストをPostmanなどでしている。 • でも実際に開発中の画面で動作確認をしたい。 • でもAzure Functions の準備は今すぐできない。。。 • でも実装した画面でテストしたい!!! と、思ったことがある方は是非試してみてください。 • Durable Functionsのアンチパターンに触れてみた デモ
  15. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. Durable Functions

    について、もっと知りたいという方は、 弊社松村が発表した資料がありますので、こちらをご覧ください。 【サーバーレスの常識を覆す Azure Durable Functionsを使い倒す】 https://www.slideshare.net/YutaMatsumura/azure-durable- functions-111003205
  16. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • アーキテクチャを組む際は一つ一つをシンプルにしていく

    • 新しい技術を扱う場合、公式ドキュメントやその技術の実装内容を追 う力が必要になる • 開発チーム内での情報共有やログ・エラーハンドリングの実装をしっ かり行うことが大事 • PaaSやServerlessをフル活用し開発効率UPと品質向上に繋げる まとめ
  17. Copyright © 2015-2018 ALTERBOOTH inc. All Rights Reserved. • 触ったことない方はまずHTTPで実行できるFunctionから

    • 既に実践してる方は情報交換しましょう まずは実践してみましょう