2020.05.28「IBM Cloudでもここまでできる！​ IBM×LINEでアプリ開発​」

2020.05.28「クラウドが得意なLINE API Expert集合!サーバレス×LINEでアプリ開発してみたLT」
https://linedevelopercommunity.connpass.com/event/175636/?fbclid=IwAR3DWSVNpZTT5ev31VHX2Wv6ZpoJOYzPZPejUDs1qcSu-BHenZ8VQHPtv4M

Transcript

1. IBM Cloudでもここまでできる！ IBM×LINEでアプリ開発 KMiura
2. 自己紹介 • 三浦 耕生（こうき） • 名古屋のゲーム会社 のサーバーエンジニア • IBM Champion 2020 / LINE API Expert
3. IBM Cloud使ってますか？ • Watson使ったり、Node-RED使ったり？ • でもやっぱり、AWS、Azure、GCPの影に埋も れている。。。 • 機能は制限されるが、無料で永久に使える →Web初心者におすすめ
4. ハッカソンではよく 使われてるらしい MAのQiita記事より ※BluemixはIBM Cloudの旧名称
5. 個人的におすすめサービスが。。。
6. IBM Cloud Functionsって？ • IBM Cloudのサーバーレス環境 • Apach Open Whiskがベース • 使った分だけ使用量が計算される • iOSのSDKが存在する
7. 二重請求が話題 • IBM CloudのPaaSである Cloud Foundryの無料枠の 削除、それに伴う二重請求が 今問題になっている • Node-REDを使っててかつク レジットカードを登録した覚え のある場合は要注意 • IBM Cloud Functionsはこの 対象ではないのでご安心を
8. 他のFaaSより優れているところ • 対応言語が豊富（Node.js, Python, Ruby, Swift, PHP, Go） • クレジット登録しなくても使える • UIがシンプル（デバッグ、APIの設定がわかりやすい） • IBM Cloudで提供しているDBのSDK（CloudantやObjectStrage etc）が使える
9. 良くないところ • JavaやC#はブラウザで開発できないがdockerイメージを作れば ローカルからデプロイすることはできる • 標準対応の言語でも拡張ライブラリを入れたいときはdockerイメージ を作成してデプロイする必要あり（WatsonのSDKも） • ローカルのテスト環境がない
10. もしLINEアプリをつくるなら（Bot） • 方法１ Requestsを使ってブラウザのIDEで開発 • 方法２ LINE bot SDKを入れたDockerイメージをDocker hubにコ ミットしてアクションのコードをデプロイ • 方法3 IBM Cloud functionsのDockerイメージを使ってSDKをイン ストールしてアクションのコードとデプロイ
11. 方法１ Requestsを使ってブラウザの IDEで開発 • 一番簡単に出来る • HTTP Requestを行なうライブラリを使って自力でCurlをもとにコードを 書く必要がある • テストをその場で出来る
12. 方法２ LINE bot SDKを入れたDockerイメージ をDocker hubにコミットしてアクションのコードを デプロイ • 事前にLINE bot SDKを入れたDockerイメージを作る必要あり • Dockerを始めたい方におすすめ • コマンドラインツールでのデプロイが必至 https://bit.ly/2M5ZKOl Pythonで良ければ
13. 方法3 IBM Cloud functionsのDockerイメージ を使ってSDKをインストールしてアクションのコード とデプロイ • 公式で紹介されている方法 • すでに配布されているDockerイメージを使ってLINE bot SDKのパッ ケージをダウンロードしてコードと一緒にZIPファイルをアップロード • コマンドライン＆Dockerのインストールが必至 • ややこしいのであまりおすすめしない←
14. 実際に作ってみた • Watson AssistantとVisual Recognitionを使ったLINE bot Assistant: Watsonについての簡単な FAQ Visual Recognition:デフォルトのモデ ルを使った物体認識
15. BotのQR
16. Clovaの場合 • ヘッダーがうまくSDKに読み込まれない ので、handlerが使えない • Webhookのデータを地道に抜き出し て条件分岐をするしか無い • 複数のアクションを連携させたり、API を複数使うとレスポンスに時間がかか りすぐタイムアウトになる
17. 今回作ったもの • Clovaで仮想のカフェ注文を受けるスキル • 一通り注文したら最終的な注文内容がLINE botで送られるというもの • DBはKintoneを採用
18. デモ
19. まとめ • IBM Cloud Functionsが向いていること • LINE botのバックエンド • （デモはしなかったけど）LIFF・ミニアプリのバックエンド • 向いてないこと • Clovaのバックエンド • 早いレスポンスを求めるアプリ
20. END