Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
Backlogで見える化したら 情報共有のその先が見えてきた話
Search
mochi5o
June 29, 2026
Business
150
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Backlogで見える化したら 情報共有のその先が見えてきた話
JBUG福岡#22「『伝えたはず』をなくす!Backlogで実践する属人化・情報分散の解消術」での登壇資料です
mochi5o
June 29, 2026
More Decks by mochi5o
See All by mochi5o
自信が持てず転職活動を 始められなかった私が 無事転職できた話
mochi5o
0
1.1k
Other Decks in Business
See All in Business
ARI_BXデザイン第2事業ドメイン_事業紹介資料
arid2
0
790
コミュニケーションは受け手が決める〜読まれる職務経歴書の作り方/Communication makes your career
ikuodanaka
8
1.2k
アドバリスター株式会社 プロフェッショナルサービス事業
advalistar
0
18k
オープンワーク会社紹介資料 / company profile
openwork
4
610k
FY2026.6 Impact Report EN
mercari_inc
0
12k
Fullerene Company Deck
fullerene_inc
3
4.9k
会社説明資料
xinghr
0
3.7k
YassLab (株) サービス紹介 / Introduction of YassLab
yasslab
PRO
3
45k
事業計画及び成長可能性に関する事項
kuradashi
0
2.1k
向山純平 メニュー表 / Junpei Mukouyama – Professional Services
mj6237
3
340
AI時代、ホワイトワーカーは結局どうすれば良いのか?環境解説とOODA型キャリア戦略
makaibito
5
440
トヨタの販売店 DX の最前線で、生成 AI と内製開発で挑む
kintotechdev
0
140
Featured
See All Featured
Introduction to Domain-Driven Design and Collaborative software design
baasie
1
1k
Exploring anti-patterns in Rails
aemeredith
4
540
Measuring Dark Social's Impact On Conversion and Attribution
stephenakadiri
2
310
We Analyzed 250 Million AI Search Results: Here's What I Found
joshbly
2
2k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
50
10k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Public Speaking Without Barfing On Your Shoes - THAT 2023
reverentgeek
1
600
Why Mistakes Are the Best Teachers: Turning Failure into a Pathway for Growth
auna
0
330
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
529
40k
技術選定の審美眼(2025年版) / Understanding the Spiral of Technologies 2025 edition
twada
PRO
120
120k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
6.1k
Designing for Performance
lara
612
70k
Transcript
Backlogで見える化したら 情報共有のその先が見えてきた話 ホライズンテクノロジー株式会社 VPoE 望月 眞喜
⾃⼰紹介 望⽉ 眞喜 Maki Mochizuki 職業:バックエンドエンジニア / VPoE 所属:ホライズンテクノロジー株式会社 •
2024.3〜 ⼊社 • 2026.1〜 VPoE就任 プライベート 趣味: 愛⽝との散歩 🐶 習い事: 習字、ハウスダンス 受託開発案件中⼼に、テクノロジーを活⽤した 「新規事業の⽴ち上げ⽀援」を⾏っています。 現在はテックリード的な⽴ち位置で案件に⼊りながら、 VPoEとして組織づくりにも挑戦しています 💪
今⽇伝えたいこと 単なる情報共有の効率化ではなく、 「Backlogは組織⽂化を変えるインフラになる」 前提 最初から狙ったことではなく、 結果としてこうなりつつある、ということです。 本⽇の共有内容 具体的な事例や社内の変化の過程を中⼼に共有します。
2年前の社内のリアル ⼊社当時の状況 情報の散在による「カオス」な状態 統⼀ツールがなく、スプレッドシート‧Drive‧Slack‧⼝頭に情報が完全に散在。「あるのに⾒えない」状態でした。 管理不全 置き場所がバラバラで最新情報が不明確 教育コスト オンボーディングに多⼤な労⼒が必要 ⾮標準化 プロジェクトごとにやり⽅が異なり⾮効率
→ ⾼い情報探索コストと属⼈化により、⼊社直後にプロジェクトへの合流に⾮常に苦労した状況でした。
None
Backlog導入まで Backlog導⼊の決め⼿ 情報共有基盤 社内の情報を⼀元管理できる基盤を 求めていた 定額制の料⾦体系 ⼈数課⾦ではないため、 受託開発の組織として導⼊しやすい Wiki×課題管理 動的なタスクと静的なWikiが近く
密に紐づく利便性 「タスク管理」と「Wiki」が最も近い距離で紐づくツールだからこそ、情報の探索コストを下げられると期待。 → 導⼊当初の期待:情報を探しやすくしたい、属⼈化を減らしたい
Backlog活用事例① 定着のためにやったこと3つ 01 Wikiへの情報整備 プロジェクト情報をキャッチアップしな がら整備 • Wiki機能を積極活⽤(現在はドキュ メント機能へ移⾏) 02
良い課題の書き⽅共有 積極的にノウハウをナレッジ化 • プロジェクト内外で、 良い事例の共有を⾏う 03 知⾒のドキュメント化 プロジェクト横断での知⾒置き場を作成 • 開始時チェックリスト、課題ステー タス管理等の雛形をPMメンバーで 作成
実際のプロジェクト内での Wiki活用の例
良い課題の共有
プロジェクト横断でのドキュメント作成 PMメンバーでの情報共有会
プロジェクト横断でのドキュメント作成 社内部活の活動記録
Backlog活⽤事例② 個⼈的な⼯夫の例 プロジェクト開始時のルーティン プロジェクトが始まると、まずBacklogを整理する習慣をつけた • ドキュメントの集約:プロジェクト概要などをまとめていく(テンプレート活⽤) • 標準化の推進:開発ルール、コミュニケーションガイドラインなど、毎回伝えることをドキュメント化
コミュニケーションガイドライン
コミュニケーションガイドライン
Backlogによってプロジェクト進行がスムーズに 情報共有が当たり前になった プロジェクト内での 共通認識ができた オンボーディング しやすくなった 当たり前にドキュメントを
追加してくれる
情報共有だけじゃなかった変化① 情報共有の「その先」にあった価値 変化①: 「良い仕事」の可視化 成果物だけでなく、調査や意思決定の思 考プロセスが⾒えるようになった。 変化②: 「褒めポイント」の増加
ログベースで具体的な称賛が可能にな り、ポジティブなフィードバックが増え た。 変化③: チームの知⾒へ昇華 個⼈の経験が他プロジェクトへ展開され たり、参考にする動きができたり、組織 全体への標準化が進んだ。 プロジェクトを超えた知⾒の共有により、組織的な協働が明らかに促進された!
褒めあえる文化に! 🎉
調査の過程を残す習慣に
情報共有だけじゃなかった変化 ② あるジュニアエンジニアが劇的に成⻑した話 Before: いきなり作業に着⼿する(コードを書く)と⼿戻りや考 慮もれが多い、思考がブラックボックス化 前提の認識合わせが⼤変でレビューコストもかかる After: Backlog上で「実装⽅針」を整理 ➔
レビュー ➔ 実装の段 階を踏むようにした 結果として圧倒的に⼿戻りが減り、設計の観点が⾝につ いた 何が起きたか: • 判断理由が可視化され、作業前(コードを書く前)に軌道修正が可能に • レビュワーがログベースで具体的に褒め、フィードバックできるようになった 結果: ジュニアエンジニアが驚くほどのスピードで劇的に成⻑ Design Docの取り組みをBacklogのコメントに書くようルール化。徹底することで思考プロセスへのフィードバックが回せるようになった 参考: Design Docのススメ ⸺ 「スムーズなプロジェクト進⾏」を⽀える共通⾔語(SmartHRブログ)
まとめ 導⼊当初の期待 • 情報を探しやすくしたい • 属⼈化を減らしたい • 業務を効率化したい 導⼊後2年経っての変化 •
プロジェクトの情報はBacklogにある • 課題ベースでタスク管理 • Backlogの課題をうまく使って議論ができる • 思考プロセスや調査過程をドキュメントに残すことの 価値を共通認識として持っている 結論 結果として、「ドキュメントに残す」という作業が「チームで仕事を進める」という意識へつながりつつある Backlogでの情報共有をきっかけにメンバーの働き⽅や意識が確実に変わってきている
情報共有のその先にあったもの まだまだ完成形ではありませんが、社内には今、『背景を残す、判断を残す、学びを残す』という 仕事のプロセスの⾒える化を通じて、お互いをリスペクトし合う価値観、つまり『組織の⽂化』が確実に育ち始めています
情報共有のその先にあったもの まだまだ完成形ではありませんが、社内には今、『背景を残す、判断を残す、学びを残す』という 仕事のプロセスの⾒える化を通じて、お互いをリスペクトし合う価値観、つまり『組織の⽂化』が確実に育ち始めています
今⽇伝えたいこと 単なる情報共有の効率化ではなく、 「Backlogは組織⽂化を変えるインフラになる」