Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Messaging API 活用最前線
Search
Shoya
January 26, 2018
Technology
0
1.4k
Messaging API 活用最前線
LINE Developer Meetup in Kyoto#26 (
https://line.connpass.com/event/75147/
) での発表資料
Shoya
January 26, 2018
Tweet
Share
Other Decks in Technology
See All in Technology
プロダクト組織で取り組むアドベントカレンダー/Advent Calendar in Product Teams
mixplace
0
500
【re:Invent 2024 アプデ】 Prompt Routing の紹介
champ
1
280
[トレノケ雲の会 mod.13] 3回目のre:Inventで気づいたこと -CloudOperationsを添えて-
shintaro_fukatsu
0
110
UI State設計とテスト方針
rmakiyama
4
890
20241220_S3 tablesの使い方を検証してみた
handy
4
780
Yahoo! ズバトクにおけるフロントエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
110
.NET 9 のパフォーマンス改善
nenonaninu
0
1.7k
LINEスキマニにおけるフロントエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
360
株式会社ログラス − エンジニア向け会社説明資料 / Loglass Comapany Deck for Engineer
loglass2019
3
32k
多様なメトリックとシステムの健全性維持
masaaki_k
0
130
ISUCON、今年も参加してみた / ISUCON, I challenged it again this year.
dero1to
0
110
マイクロサービスにおける容易なトランザクション管理に向けて
scalar
0
200
Featured
See All Featured
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1031
460k
Making Projects Easy
brettharned
116
6k
Visualization
eitanlees
146
15k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
49
2.2k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.6k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Building Applications with DynamoDB
mza
91
6.1k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
789
250k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5.1k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
159
15k
Transcript
LINE Developer Meetup in Kyoto#26 Messaging API 活用最前線 白木 翔也
@morugu
白木 翔也 株式会社REACT - ミッション 人と人とのコミュニケー ションコストをゼロにする - 事業 ボット作成サー
ビス 「Engagebot」 SNS Twitter: @morugu Blog: blog.morugu.com
Engagebot LINE/Facebook のボット作成/ 運用サー ビス
Engagebot - TV ドラマ - ゲー ム - EC サイト
and more!
今日話すこと ( ボットの) 可能性を広げる ( ボットを) 安定して運用する
本題に入る前に
ボットを作ったことある方?✋
ボット開発 オウム返しで終わりがち 機能実装こそエンジニアの力の見せどころ 実戦投入してこそボットが活きる
作ったボットの機能 採用面接 スタンプラリー カウンセリング 画像加工 実況中継 リアルタイムリッチメニュー and more!
作ったボットの機能 採用面接 スタンプラリー カウンセリング 画像加工 実況中継 リアルタイムリッチメニュー and more!
採用面接
LINE 選考に合格したら即最終面接 スピー ド感のある採用試験
None
None
カウンセリング
遠隔漢方相談サー ビス LINE BOT で質問に回答 -> 薬剤師がチャットでカウンセリング -> 漢方薬を自宅に配送
None
None
今日話すこと ☑( ボットの) 可能性を広げる ( ボットを) 安定して運用する
LINE ボットユー ザー の傾向?
1 分だけ( アクセスが) すごい来る
X 軸: LINE Webhook からのリクエスト数 Y 軸: 時間
高負荷対策 1. 高負荷な時間を確認& 予測 2. キャッシュ戦略 3. Reply API とPush
API の使い分け
1. 高負荷な時間を確認& 予測
Auto Scaling では間に合わない 最短でも1~3 分ぐらいかかる 最初の1 分が勝負 高負荷になりがちなタイミング ドラマ放送10 分前(
一斉に配信するため) 広告配信 SNS で拡散された時(Instagram, Twitter 等) プレスリリー ス配信
2. キャッシュ戦略
ものすごいメッセー ジ量
応答に必要なワー ドのみキャッシュしておく それ以外は非同期でログデー タとして処理
None
3. Reply API とPush API の使い分け
Reply API ユー ザー からのメッセー ジ受信がトリガー 短時間有効なトー クンを使用して送信 トー クンの使用は1
回のみ Push API ユー ザー or 配信側がトリガー ユー ザー へ任意のタイミングで送信
API 制限 Messaging API を経由して送れるメッセー ジは API ごとに最大10,000req/1min
一斉に配信する場合(Push API) 10,000req/1min を超過しないように配信数を制限 Ex. 対象ユー ザー が、100,000 件の場合 -
9,000req/1min ぐらい - 約12 分かかる
ユー ザー が送ったメッセー ジに 応答する場合(Reply API & Push API) 超過すると429
Too Many Requests が来る -> リトライする仕組みを予め用意しておく Reply API が制限数に達したら, Push API を併用して使う策もあり -> 20,000req/1min まで上限を伸ばせる
今日話すこと ☑( ボットの) 可能性を広げる ☑( ボットを) 安定して運用する Complete❗
Enjoy Bot Life