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海外カンファレンス「JavaOne」参加レポート ユーザー系IT企業における目的・成果/J...

海外カンファレンス「JavaOne」参加レポート ユーザー系IT企業における目的・成果/JavaOne Report Purpose and Results in the User IT Company

2026年5月30日(土)開催「JJUG CCC 2026 Spring」に登壇した際の資料です。

https://ccc2026spring.java-users.jp/

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  1. Copyright(C) 2026 Mitsubishi UFJ Information Technology Ltd. All rights reserved.

    髙橋 博実 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT) デジタルイノベーション本部 シニアテクニカルリード これまでのお仕事 市場リスク計算に 関するアプリ開発 ※銀行合併対応 社内標準 フレームワーク 開発・保守 スマートフォンアプリ開発で スクラムマスター(アジャイル開発) R&Dの実施、アジャイル含めた、 より良いアプリ開発等のコンシェルジュ活動 DevOps・開発プロセスモダナイズ施策推進 MUFGアジャイル変革推進室へ兼務出向 外部への活動 JJUG CCC登壇3回 (最後の登壇は2024 Fall) 日経SYSTEMSへのJava 関連寄稿1回 アジャイル関連イベント(AgileJapan2021および2022、 XP祭り2025、スクラムフェス福岡2026)登壇 MUIT YouTube 技術テーマ解説 JakartaOne Livestream – Japan2022登壇 他社との技術交流会の企画、運営 (金融アジャイルMeetup、個社との定例共同勉強会) MUIT テックブログ運営・執筆 https://zenn.dev/p/muit_techblog 自己紹介 2 $ ¥ € 書籍「金融モダナイゼーション レガシーシステム刷新の成功メソッド」 を共同執筆
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    • 最初に参加した海外カンファレンスはTechTargetが主催していたThe Server Side Java Symposium(2011年3月、ラスベガス) への参加。 • 当時社内標準のWebアプリケーションフレームワークの開発、保守を担当していたため主にJava EEに関する最新仕様と利用 事例、その他OSSの調査を目的に参加したもの。 • そこから、Java関連としてはJavaOneに3回、OracleCodeOne、SpringOne、JAX-Londonに1回ずつ参加。 • Java以外ではAWS re:Invent、IBM Think、Developer Productivity Engineering Summitに1回ずつ参加。 • 当初は仕事と直結する技術情報・事例の調査と仕様改善の申し入れを目的に参加していたが、後には現業との関連が薄くても 今後の方向性のヒントとなるような情報を取りに行くように目的が変化。また、同僚、後輩ともに参加して育成や海外技術者との 交流をしてもらいたい、海外出張に慣れていない社員のアテンドのような形での参加も増えてきている。 • 海外カンファレンスに行く、仕事に活かすだけではなく、社内にきちんと共有して知見として残すということも大事。年に一度海外 カンファレンス参加したメンバーが集まって社内全体向けに報告会を実施している。外部向けにはテックブログやYouTube動画 としても発信。 3 これまでの海外カンファレンス参加歴ときっかけ 3
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    4 JavaOne 2026と今回出張の目的 • 開催目的:JavaチームがJava開発者のために設計したイベント。 世界中のJavaコミュニティが集まり学び、イノベーションを推進する場。 クラウド、コアJava、AI、最新のフレームワークなどがテーマに OracleのJava専門家や業界の著名人とネットワークを築き、 ツールやベストプラクティスを発見してスキルとキャリアを向上させることができる。 • 開催場所:レッドウッドシティ Oracle Conference center(旧Oracle本社) • 主なセッション内容 https://www.oracle.com/javaone/ Oracle社以外にもNetflix、Uber、NVIDIA、BroadcomのSpringチーム、 IBMなどのテック企業から事例や取り組みを発表。 • 参加者:多くの国から技術者が集まり、人数は500-600名程度。 • 出張の目的: Java関連の仕様策定や進化の状況、方向性、他社の先進事例を今後の各種取り込みの参考とする。 複数回本カンファレンスに参加していることを活かし、過去からのUpdate、差分から潮流を理解する。 4 Oracle Conference center 旧Oracle本社ということで、DBのような円柱型の建物が並ぶ
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    3/16(月) 移動日:成田空港より サンフランシスコ国際空港経由レッドウッドシティへ 3/17(火) JavaOne2026 Day1 セッション聴講、参加者間交流 3/18(水) JavaOne2026 Day2 セッション聴講、参加者間交流 3/19(木) JavaOne2026 Day3 セッション聴講、参加者間交流 3/20(金)-22(日) 現地企業訪問、Google社にてGemini Meetup参加後 深夜発の羽田空港行きの便にて帰国 5 今回の出張日程 5 空港から市街地方向とは 逆の南方に位置する町へ
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    Oracle副社長のChad Arimura氏のセッション 6 Keynote : Java for an AI World • Java26のリリース内容としてはJavaVMの起動高速化、 HTTP/3クライアント対応、アプレットAPIの削除、G1GCのス ループット向上など。Javaのバージョンを上げただけで CPU効率が20%削減されたとのNetflixからの発表もあった。 • Java Verified Portfolio(JVP)というサービスが発表され、デ スクトップJavaの仕様であるJavaFX、Java開発者のための VS Code拡張もOracle社としてサポートするもの、Helidonと いうマイクロサービス向けのクラウドネィティブな フレームワークも合わせてサポートセット。 • Helidonには、Java版のLangChain4J (LLMを利用したアプリケーション開発を効率化 するためのフレームワーク)がすぐに使える、 MCPサーバーも高速に作れるといった内容もあり。 イベント開催日に Java26が リリース! ※ LTS (Long Term Support) 長期間サポート版
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    JavaとAIの関係として3つのパターンで整理 7 Java for an AI World について ①AI関連機能を具備するJavaアプリケーションを開発(デモ例:チケット管理システムで次の推奨行動をAIで表示) LangChain4JやSpring AIで構築する事例が出始めている。Python版が先端であることは理解しつつ、 エンタープライズシステム利用としては、安定性や運用機能の既存活用するのはJavaがよいとの主張。 ②JavaアプリケーションをAI関連のツールやサービスを使って開発する - Netflix:SpringBoot3から4へのバージョンアップをClaudeCodeで実施した話 - IBM:Agent Skills(AIエージェントに特定タスクの専門知識や ワークフローを教え込むための、指示書と実行ツール)が 今後のカギになるとの発表 (Mavenで取ってこれるSkillsJarという野心的な取り組みも) - Thoughtworks(アーキテクトのマーティンファウラーの会社)と共同登壇 された方から、AIを活用する時代だからこそ、それを使いこなすシステム基礎スキルが大事との発言もあり。 ③AIモデル自体をJavaで開発する(Uberでは約5300モデルを本番稼働) Project Babylon(GPUプログラミングを簡単に実現)、 Project Panama(Javaと外部ネィティブライブラリの安全で簡単な連携) が進行中。
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    8 その他 Spring InitalizrのTUI(Text Use Interface)版 も開発中。AIネイティブに合わせたもの JavaOneというイベント自体も 25回目の開催 公道でもDukeの交通標識 ランニングイベントにも参加 朝日が綺麗でした 蟹One 変わらず美味 参加者アンケートでAIコーディングの利用頻度をヒアリング。1日1回以上が50%超 JCPのJava in Education Community AwardでHokkaido JUG が表彰された JCP Member/Participant of the YearでJJUGはエントリーされたが表彰受賞とはならず 引用:https://jcp.org/en/press/news/awards/2025awards
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    9 現地企業、駐在している国内企業の3社へ訪問 ・国内で一緒に働いている会社の現地企業 シリコンバレーにある、Plug and Playという ベンチャーキャピタルと大手企業・投資家の マッチング拠点に位置(MUFGも同場所に は入居歴あり) する現地リサーチの会社。 ・AI駆動開発に関するサービス、コンサル はあまり聞かず、周囲では内製で進めてい るところが多いとのこと。 ・現地で知り合った国内企業からの駐在員 前回の出張で知り合い、次回会社にも来て 欲しいとの声をいただき訪問。カーナビや 社内インテリア、そこへのAI活用といった技 術調査のために駐在。 ・同社では横浜に拠点があり、そこでAI駆 動開発関連のCoE組織を構えているため、 必要なら国内で情報交換可能。GitHub Copilot、ローカルLLMの整備・活用を進め ているとのこと。 ・その駐在されている方が参加した現地イ ベントであるTest Automation Summitにて US Bankが生成AIを活用してシステムのパ フォーマンス問題の原因特定時間を35%短 縮、リリース速度が2倍になったとの発表が あったと連携いただいた。 ・他コミュニティからの紹介 金融アジャイルMeetupで一緒に活動してい る別の銀行の方から、サンフランシスコに駐 在メンバーがいるので会ってきて欲しいとの リクエストをいただき、Googleビジターセン ター内のカフェにて面談を実施。 ・その後 Googleのオフィススペース内にて Gemini Meetupが開催されていたため参加 面談したGoogle ビジターセンター Plug and Playに関わったスタートアップ
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    • 複数回参加しているJavaOneだったが、企業色、宣伝などが少なくなりコンパクトだが ディープな説明、議論がされるようになっていた。 • 今回は説明を省略したが、量子耐性暗号(PQC)への取り組みも進められており金融機関として大事なセ キュリティ要素の進化についても確認できた。 • Javaのイベントということは差し引いてもAI機能を持ったサービスをスクラッチ開発する場合にはJavaで やっていく、というところは参考になった。 • 全てではないが、YouTubeにてJavaOneセッションの動画は順次公開されているので参加できなかった セッションはキャッチアップしたい。 • サンフランシスコ、シリコンバレーのエリアについては企業を跨って情報交換しているようなので 最近ホットトピックが何かは2社ぐらい聞くと全体が見えてくるものと感じた。 • 規模は小さくなっているものの(AI関連に人が流れている)コアなメンバーは残っており、過去の経緯も踏 まえた前向きで深い活動ができている。新しくCNCF等でも活躍されている登壇者もいた。 その取り組みを知ることと社内共有は価値があると感じたため、来年は社内メンバーも連れて行き参加し たい。 10 まとめ
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    本プレゼンテーションにより、視聴者と三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社の間には何ら委任その 他の契約関係が発生するものではなく、当社が一切法的な義務・責任を負うものではありません。 本資料は信頼できると考えられる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保 証するものではありません。ここに示した全ての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。 また、本資料に関連して生じた一切の損害については、当社は責任を負いません。その他専門的知識に係る 問題については、必ず貴社の弁護士、税理士、公認会計士等の専門家にご相談のうえでご確認ください。 11 免責事項 11