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Viscuitを用いた国語でのプログラミング教育/edogawa3

 Viscuitを用いた国語でのプログラミング教育/edogawa3

江⼾川区⼩学校教育研究会情報教育部 研究授業
2020年10月7日

Naoki Kato

October 07, 2020
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Transcript

  1. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 東京学芸大学 ICTセンター 教育情報化研究チーム 加藤直樹

    Viscuitを用いた国語における プログラミング教育 江戸川区小学校教育研究会情報教育部 研究授業 20201007
  2. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の今後の在り方等 に関する検討会議 ・委員(R2) :デジタル教科書の 効果・影響等に関する実証研究事業 ・有識者(H31-) :ICT活用教育アドバイザー派遣事業 ・アドバイザー (H28-)
  3. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 近い将来,必要になる力 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  4. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 基盤的な力としての情報活用能力の育成 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  5. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 情報活用能力 はじめに そしてプログラミング的思考の育成へ 技術分野

    情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育 科学的な側面の強化 (高度ICTへの意識) プログラミング的思考
  6. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに プログラミング的思考 抽 象

    化 モ デ ル 化 一 般 化 分解 構造化 手順化 評価 順序 分岐 反復 並列 演繹・帰納(類推,仮説) 問題 Computer 大きく複雑な 高速化・自動化 高度情報化社会における 高度情報化社会における 大きな武器である 論理的思考・パタン認識 パ ラ メ タ ラ イ ズ
  7. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに プログラミング教育で育む力 プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータをはじめと する情報技術によって支えられていることなどに気付き,身近

    な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手 に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育む こと (小学校学習指導要領解説 p.85) すごい やってみる のような態度
  8. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学習指導要領での記載 各教科等の特質に応じて, を,計画的に実施

    l 教科等の中でプログラミング教育 第3 1 (3) イ 児童がプログラミングを体験しながら, コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動 (小学校学習指導要領 p.8)
  9. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 今日の授業から 教材感 l 視覚的に構成を考えるためのツールとし

    てViscuitを必要に応じて活用 必要に応じて 最良の方法の 選択力 情報教育 プログラミング のよさへの気づき プ ロ グ ラ ミ ン グ 活 動 が な く な る 可 能 性 が あ る こ と に 注 意 思考の活性化 に利用 ICT活用
  10. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 今日の授業から 国語の活動と・・・ICT活用 l 視覚的に構成を考えるためのツールとし

    てViscuitを必要に応じて活用 シナリオ (筋道を立てる) 思考の可視化を通じた 思考の整理・深化 情報活用能力 を含む国語力 ICT活用
  11. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 今日の授業から プログラミング活動としては l きちんと「思い」を具現化していたか

    がポイント!! シナリオ (筋道を立てる) 思考の可視化を通じた 思考の整理・深化 情報活用能力 を含む国語力 ICT活用 こんな 順にしたい プログラミング
  12. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 今日の授業から 今日の授業を見て l 視覚的に構成を考えるためのツール

    作った! という視点で 良いプログラミング活動だったかも いろいろなシナリオ を試す プログラミング シナリオ を変えながら話す Viscuitのいい使い方!!
  13. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて プログラミング教育の線引き 抽 象

    化 モ デ ル 化 一 般 化 分解 構造化 手順化 評価 順序 分岐 反復 並列 演繹・帰納(類推,仮説) 問題 Computer 論理的思考・パタン認識 パ ラ メ タ ラ イ ズ アルゴリズム的思考 プログラミング的思考 プログラミング活動 + プログラミング に直接つながる学び (アンプラグド)
  14. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて プログラミング的思考のホントのところ 抽 象

    化 モ デ ル 化 一 般 化 分解 構造化 手順化 評価 順序 分岐 反復 並列 演繹・帰納(類推,仮説) 論理的思考・パタン認識 パ ラ メ タ ラ イ ズ アルゴリズム的思考 問題 を解決する コンピュータの能力 の範囲で可能な手段 =プログラミング言語 で表現できる手段 を考え,具現化する思考(活動)
  15. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて 表現活動とプログラミング 作品 表現

    表したいこと プログラミング的思考 (論理的な思考) プログラミング 活動 創作活動
  16. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて たとえば音楽活動とプログラミング 明るい曲を 作りたいな

    ♪♪ ♪ ♪ ♪♪♪ 音符を並べるのは 音楽活動 論理的思考 アルゴリズム的思考 を働かせれば プログラミング活動 になるかな コンピュータを 使うのは ICT活用
  17. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて たとえばアニメーション作りでは こうしたいな ICTを活用した

    創作活動 プログラミング言語 で表現 第一に 押さえなければ ならないトコロ
  18. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて プログラミング教育の評価 さらに,教科等で学ぶ知識及び技能等をより確 実に身に付けさせることにある。

    (小学校学習指導要領解説 p.85) それぞれの教科等の評価規準により評価するの が基本 となります。 (小学校プログラミング教育の手引き p.21) 意欲 工夫 思考 +プログラミング教育の評価も!
  19. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 日常的な取り組みに向けて 教科等の評価も 従来の教科等 の学び

    教科等で育てる資質・能力 プログラミング教育 (プログラミング活動) で育てられる 資質・能力 教科等の学び ここを視野に入れることが重要
  20. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU Viscuitの使いどころと先行事例 でも手続き型言語ではない 処理の手順を指示 手続き型言語

    これがあったら,こうする (具体的な絵の) 状態遷移を指示 導入にはならない ×
  21. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU Viscuitの使いどころと先行事例 ではViscuitの使いどころは? コンピュータ 操作に

    慣れ親しむ プログラミング の世界を 楽しむ 表現活動 (アニメーション)