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ハードウエア技術者によるNode-REDの活用事例

Naotaka Saito
October 10, 2020

 ハードウエア技術者によるNode-REDの活用事例

Node-RED Conference 2020

Naotaka Saito

October 10, 2020
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  1. ⾃⼰紹介 • 名前: ⿑藤 直孝 • 所属: ラピステクノロジー株式会社 • 略歴:

    1994年沖電気⼯業 半導体事業部⼊社 (現)ラピステクノロジー株式会社 ⾃社半導体のマイコンと無線を 使⽤したマイコンボード Lazurite(ラズライト)を⽴上げ • https://www.facebook.com/naotaka.saito.1 Node-RED conferenceで知ったとコメントに⼊ れてください。
  2. Node-REDとの出会い •幅広い⽅に簡単に使ってもらう => Node-RED 無線IC ⾃社マイコン 低消費電⼒ マイコン センサーデバイス ゲートウェイ

    Raspberry Pi 無線IC カーネルドライバ ~.ko 共有ライブラリ ~.so Node.js C++アドオン v8 送信 受信
  3. IoTは公衆回線が主流(ソラコム、SigFoxなど) 事業者のサーバ Sigfox soracom データベース 端末(1回線) インターネット 事業者のネットワーク Sigfox Soracom

    ⾃社サーバーへ • デバイス管理・認証部分が事業者により提供されている • Sigfox: データ容量の制限(上り 140パケットx120バイト) • ソラコム: 1端末 200円 + 従量課⾦ • 利⽤者は可視化/データ保存部分を開発するだけで良い 端末(1回線) 端末(1回線) この部分を実現 すればシステム ができる。 可視化 保存 デバイス管理 認証
  4. 想定以上に認証プロセスは複雑 MQTTブローカ APIサーバ データベース 端末 MQTT DB更新 トリガー センサデバイス 設定情報

    登録 センサデバイス情報 リクエスト センサデバイス情報 取得 設定情報 データ送信 ゲートウェイ センサーデバイス 認証リクエスト 設定情報 必要な情報 MQTT データ送信 更に… 1.リアルタイム性が必要 2.センサデバイスを登録し、電源を⼊れたらすぐに使⽤したい
  5. • クラウドから制御したい項⽬ • 接続可能なセンサーデバイスのリスト • しきい値判定 • 計測インターバル (ex) 計測中:

    5秒間隔 Keep Alive: 30分 など クラウドからセンサデバイスを制御したい MQTTブローカ APIサーバ データベース ゲートウェイ センサーデバイス 設定情報を同期
  6. 機能をまとめたノードを開発 MQTTブローカ APIサーバ データベース ゲートウェイ センサーデバイス 920MHz 送信 920MHz 受信

    MQTT(s) https 認証/設定 CONFIGノード MQTT INPUT MQTT OUTPUT RX INPUT RX OUTPUT デバイス管理 • Node-REDのノードを使⽤するのではな く、node.jsのライブラリをCONFIGノー ドに詰め込みました。 • ゲートウェイの認証とセンサデバイスを 制御するクラウドを開発 • ユーザに開放するIOは個別にノー ドを作成