Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フロントエンド開発の土台としてのチーム作り
Search
NAVITIME JAPAN
PRO
December 04, 2018
Business
0
40
フロントエンド開発の土台としてのチーム作り
2018年12月4日に開催「Repro Tech : Frontend Reliability support NAVITIME」の発表資料です。
NAVITIME JAPAN
PRO
December 04, 2018
Tweet
Share
More Decks by NAVITIME JAPAN
See All by NAVITIME JAPAN
つよつよリーダーが 抜けたらどうする? 〜ナビタイムのAgile⽀援組織の変遷〜
navitimejapan
PRO
22
15k
実践ジオフェンス 効率的に開発するために
navitimejapan
PRO
3
440
安全で使いやすいCarPlayアプリの 魅せ方:HIGと実例から学ぶ
navitimejapan
PRO
1
160
見えないユーザの声はログに埋もれている! ~ログから具体的なユーザの体験を数値化した事例紹介~
navitimejapan
PRO
6
2.5k
ユーザーのためなら 『デザイン』 以外にも手を伸ばせる
navitimejapan
PRO
2
1.4k
フツーのIT女子が、 Engineering Managerになるまで
navitimejapan
PRO
3
270
不確実性に打ち勝つOKR戦略/How to manage uncertainty with OKR strategy
navitimejapan
PRO
4
3.4k
アジャイルを小さいままで 組織に広める 二周目 / Agile Transformation in NAVITIME JAPAN iteration 2
navitimejapan
PRO
4
1.3k
変更障害率0%よりも「継続的な学習と実験」を価値とする 〜障害を「起こってはならないもの」としていた組織がDirtの実施に至るまで〜 / DevOps Transformation in NAVITIME JAPAN
navitimejapan
PRO
7
5.4k
Other Decks in Business
See All in Business
Space BD - CULTURE BOOK「道」
spacebd
0
1.3k
第3回関東Kaggler会 LT Kaggleはうつ病患者の役に立つ
utm529f
2
230
新規投資家向け資料20250214
junkiogawa
0
2.6k
5分でわかる松鶴建設 | Shokaku Recruit
shokaku_recruit
0
690
コミュニティと横断組織を活かす“三菱電機”のre:Invent
licux
1
180
株式会社リブセンス 会社説明資料(報道関係者様向け)
livesense
PRO
0
1k
Fuji Oil Holdings (02/07/2025 Press Release)
tsogo817421
2
180
株式会社Antway 会社紹介資料
antway
0
120
エメラダ Vision to Values
emerada2016
0
120
2025.02_中途採用資料.pdf
superstudio
PRO
0
63k
unnameカルチャーブック 2025.02.21 update
unnameinc
6
17k
不確実性の高い仮説を 迅速に検証するための開発プロセス
mkitahara01985
2
290
Featured
See All Featured
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
367
19k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
30
4.6k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
244
12k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
55
9.2k
Statistics for Hackers
jakevdp
797
220k
BBQ
matthewcrist
87
9.5k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.8k
Fireside Chat
paigeccino
34
3.2k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
160
15k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
193
16k
Transcript
フロントエンド開発の 土台としてのチーム作り 株 ナビタイムジャパン スクラムマスター/アジャイル推進グループ 渡部 啓太
やっていること(社内) - 読書会・勉強会の開催 - アジャイルを推進する グループを立ち上げ、 支援・コーチングを実施 渡部啓太 @sobarecord -
(株) ナビタイムジャパン - Web担当チーム所属 - スクラムマスター 兼 開発 やっていること(社外) - コミュニティー運営 - 読書会、勉強会を開催
やっていること(社内) - 読書会・勉強会の開催 - アジャイルを推進する グループを立ち上げ、 支援・コーチングを実施 渡部啓太 @sobarecord -
(株) ナビタイムジャパン - Web担当チーム所属 - スクラムマスター 兼 開発 やっていること(社外) - コミュニティー運営 - 読書会、勉強会を開催 チーム作りを極め、 みんなが楽しく働ける 世界にしたい!
さて、 みなさん
どんな手段でココまできましたか?
どんな手段でココまできましたか?
どんな手段でココまできましたか?
どんな手段でココまできましたか?
移動と言えば…
移動と言えば…
ABOUT NAVITIME JAPAN
440名 (2018年4月現在)
None
None
のべ月間利用ユーザー数 万人 ※ 年 月末時点
も!
スマホサイトもあります!!
そんな 開発チームの チーム作りについてのお話し ※基本的にアジャイル関連の話です
というのも、技術力とチーム力は開発の両輪… プロダクト → 技術力 → ← チーム力
いや、土台・支えと言ってもいいかも! プロダクト → 技術力 → ← チーム力
「組織のすべての人間におなじ方向を 向かせることができれば、どの業界で も、どの市場でも、どんな競争相手に 対しても、どんなときでも、圧倒的な 優位に立てる」 はじめに より
年半前の 開発チーム
None
• お互いが何をやっているか わからない状態
• お互いが何をやっているか わからない状態 • ランチに行っても沈黙…
• お互いが何をやっているか わからない状態 • ランチに行っても沈黙… • 形式だけのミーティング
• お互いが何をやっているか わからない状態 • ランチに行っても沈黙… • 形式だけのミーティング 3つのチームが1つに なったばかりで、 ただのグループだった
• お互いが何をやっているか わからない状態 • ランチに行っても沈黙… • 形式だけのミーティング 3つのチームが1つに なったばかりで、 ただのグループだった
チームとして 成り立って いないぞ…
バラバラの対策
バラバラの対策 • 情報の同期 • 情報の共有 • 目的の明確化
バラバラの対策 • 情報の同期 • 情報の共有 • 目的の明確化 - 成果物 -
進捗状況
情報の同期① 成果物共有会
情報の同期① 成果物共有会 毎週、成果物を披露
情報の同期① 成果物共有会 毎週、成果物を披露 実際に動くものを みんなでさわる
情報の同期① 成果物共有会 毎週、成果物を披露 実際に動くものを みんなでさわる ステークホルダーも 参加し、開発者に フィードバック
情報の同期② ファイブ フィンガー 朝会
情報の同期① ファイブ フィンガー 朝会 ファイブフィンガー 指で「本当はどう思っているか」を表明 5本:とってもうまくやれている 4本:うまくやれている感触あり 3本:可もなく不可もなく 2本:不安は少しある
1本:全然ダメで絶望的
情報の同期① ファイブ フィンガー 朝会 ファイブフィンガー朝会 指での表明+その理由を話す ↓ 指の少ない人へのヘルプ日常化、 「助けて」も言いやすくなった
バラバラの対策 • 情報の同期 • 情報の共有 • 目的の明確化 自分自身、 期待、 技術力
情報の共有① ドラッカー風 エクササイズ
情報の共有① ドラッカー風 エクササイズ • 自分は何が得意なのか? • 自分はどうやって貢献するつも りか? • 自分が大切に思う価値は何
か? • チームメンバーは自分にどん な成果を期待していると思う か?
情報の共有① ドラッカー風 エクササイズ • 自分は何が得意なのか? • 自分はどうやって貢献するつも りか? • 自分が大切に思う価値は何
か? • チームメンバーは自分にどん な成果を期待していると思う か? 自分とチームの期待 をすり合わせられる
情報の共有② 偏愛マップ
情報の共有② 偏愛マップ 好きなことを ひたすら描く
情報の共有② 偏愛マップ 好きなことを ひたすら描く 共通点や気になる ポイントをフック に仲良くなれる
情報の共有③ 自分のトリセツ
情報の共有③ 自分のトリセツ • この会社に入ろうと思った動機 につながる、最も古い記憶と は? • 自分が120%頑張っちゃうこ と、ときは? •
「これだけはダメ、嫌」自分の取 扱注意ポイントは? • (わたしのメンテナンス方法)
情報の共有③ 自分のトリセツ • この会社に入ろうと思った動機 につながる、最も古い記憶と は? • 自分が120%頑張っちゃうこ と、ときは? •
「これだけはダメ、嫌」自分の取 扱注意ポイントは? • (わたしのメンテナンス方法) モチベーションが アップ/ダウンする ポイントの共有
情報の共有④ 星取表
情報の共有④ 星取表
情報の共有④ 星取表 誰が、何を、 どれくらいできるのか
情報の共有④ 星取表 誰が、何を、 どれくらいできるのか 弱みもわかる
バラバラの対策 • 情報の同期 • 情報の共有 • 目的の明確化 我々はなぜ ここにいるの か?
目的の明確化 インセプション デッキ
目的の明確化 インセプション デッキ • プロジェクトに対するメンバー、 関係者の共通理解を促すツー ル • 10個の質問に答えていく
目的の明確化 インセプション デッキ • プロジェクトに対するメンバー、 関係者の共通理解を促すツー ル • 10個の質問に答えていく
• お互いのタスク、進捗状況が わかる!
• お互いのタスク、進捗状況が わかる! • にぎやかなランチ!!
• お互いのタスク、進捗状況が わかる! • にぎやかなランチ!! • アイデアを言い合える、 助け合える雰囲気!!!
• お互いのタスク、進捗状況が わかる! • にぎやかなランチ!! • アイデアを言い合える、 助け合える雰囲気!!! みんな同じ方向を むけた!!
バラバラの対策 • 情報の同期 • 情報の共有 • 目的の明確化 ふりかえりで より良い開発体制へ
毎週の ふりかえり
毎週の ふりかえり
失敗をおそれず、素早く チャレンジが出来る 毎週の ふりかえり
ふりかえりでより良い開発体制へ! • 技術的負債を返済したい! ◦ → 社内合宿 • 若手をもっと成長させたい! ◦ →
ペアプロタイムの設置 • 改善案を試したい! ◦ → 技術調査スプリント • みんなでアイデアを出したい ◦ → データ分析もくもく会 ◦ → データ可視化ハンズオン • スムーズに障害に対応したい! ◦ →体制、フローを明確化 素早く、効果的な カイゼン策を ドンドン実施!
今後の課題 • ビジネスサイドとの協働 • 高負荷の解消
まとめ
まとめ • チーム力は開発力の土台となる! • チームと個人の向きを合わせる! • ふりかえりで素早くカイゼン!
まとめ • チーム力は開発力の土台となる! • チームと個人の向きを合わせる! • ふりかえりで素早くカイゼン!
まとめ • チーム力は開発力の土台となる! • チームと個人の向きを合わせる! • ふりかえりで素早くカイゼン!
ご静聴ありがとうございました!!