Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Team Geekが教えてくれた大切なこと
Search
NAVITIME JAPAN
PRO
October 30, 2018
Programming
1
94
Team Geekが教えてくれた大切なこと
2018年10月30日(火)に開催された、DevLOVE様主催のイベント「あなたが読んだ本は、きっと俺も読みたい。」発表資料です。
NAVITIME JAPAN
PRO
October 30, 2018
Tweet
Share
More Decks by NAVITIME JAPAN
See All by NAVITIME JAPAN
つよつよリーダーが 抜けたらどうする? 〜ナビタイムのAgile⽀援組織の変遷〜
navitimejapan
PRO
22
15k
実践ジオフェンス 効率的に開発するために
navitimejapan
PRO
3
440
安全で使いやすいCarPlayアプリの 魅せ方:HIGと実例から学ぶ
navitimejapan
PRO
1
170
見えないユーザの声はログに埋もれている! ~ログから具体的なユーザの体験を数値化した事例紹介~
navitimejapan
PRO
6
2.6k
ユーザーのためなら 『デザイン』 以外にも手を伸ばせる
navitimejapan
PRO
2
1.4k
フツーのIT女子が、 Engineering Managerになるまで
navitimejapan
PRO
3
270
不確実性に打ち勝つOKR戦略/How to manage uncertainty with OKR strategy
navitimejapan
PRO
4
3.4k
アジャイルを小さいままで 組織に広める 二周目 / Agile Transformation in NAVITIME JAPAN iteration 2
navitimejapan
PRO
4
1.3k
変更障害率0%よりも「継続的な学習と実験」を価値とする 〜障害を「起こってはならないもの」としていた組織がDirtの実施に至るまで〜 / DevOps Transformation in NAVITIME JAPAN
navitimejapan
PRO
7
5.4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
お前もAI鬼にならないか?👹Bolt & Cursor & Supabase & Vercelで人間をやめるぞ、ジョジョー!👺
taishiyade
7
4.2k
Honoをフロントエンドで使う 3つのやり方
yusukebe
7
3.6k
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
530
なぜイベント駆動が必要なのか - CQRS/ESで解く複雑系システムの課題 -
j5ik2o
14
4.7k
Bedrock Agentsレスポンス解析によるAgentのOps
licux
3
930
Honoとフロントエンドの 型安全性について
yodaka
7
1.5k
Rails 1.0 のコードで学ぶ find_by* と method_missing の仕組み / Learn how find_by_* and method_missing work in Rails 1.0 code
maimux2x
1
250
Datadog DBMでなにができる? JDDUG Meetup#7
nealle
0
150
もう僕は OpenAPI を書きたくない
sgash708
6
1.9k
15分で学ぶDuckDBの可愛い使い方 DuckDBの最近の更新
notrogue
3
750
pylint custom ruleで始めるレビュー自動化
shogoujiie
0
160
Generating OpenAPI schema from serializers throughout the Rails stack - Kyobashi.rb #5
envek
1
390
Featured
See All Featured
Six Lessons from altMBA
skipperchong
27
3.6k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
205
24k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5.2k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
233
17k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
22
1.4k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5.2k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
27
1.6k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.3k
Docker and Python
trallard
44
3.3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
Transcript
©NAVITIME JAPAN Team Geekが教えてくれた 大切なこと 株式会社ナビタイムジャパン 開発部部長 兼 ACTS(研究開発)ルートグループ責任者 小田中
育生
©NAVITIME JAPAN Agenda どんな本なの? なんでおすすめなの? 私の読み方 “HRT”
©NAVITIME JAPAN どんな本なの?
©NAVITIME JAPAN 個人ではなくチームにフォーカス 素晴らしいチームとは何かを定義 チーム外への働きかけや ユーザとの向き合い方を教えてくれる
©NAVITIME JAPAN なんでおすすめなの?
©NAVITIME JAPAN エンジニアの気持ちに寄り添ってる! 多くのプログラマは、開始したばかり の作業を共有したいとは思わない すべてのコミットにコードレビュー 学習のための時間が必要
©NAVITIME JAPAN エンジニアがやるべきことが示される! HRT(謙虚さ、尊敬、信頼)を 大事にしよう 周囲にあわせたほうがうまくいく 早い段階で失敗・学習・反復
©NAVITIME JAPAN マネジメント面もカバー! 失敗したときは謝罪しよう マネージャーになることで 自分をスケールさせることができる リーダーは触媒になる
©NAVITIME JAPAN つらい現実とも向き合う 「有害な振る舞い」は排除するべき ソフトウェアに不満をいうが 貢献する気がない人達がいる 感情的にならない
©NAVITIME JAPAN そしてチームの外へ 組織を動かし、自分が居心地のいい 場所を作り出す ユーザーに集中すれば、他のことはす べてついてくる UI、大事! ユーザに集中!
©NAVITIME JAPAN 一連の流れを可視化します
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス エンジニアは ひとり仕事 スタート時点
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 1章: 天才プログラマの神話 • スタートするときは一人かもしれないけれどスケール
するにはチームが必要、という話 • リスク管理(バス係数)の観点からもチーム開発を推奨 • HRT大事!
©NAVITIME JAPAN “HRT”
©NAVITIME JAPAN Humility 謙虚 Respect 尊敬 Trust 信頼
©NAVITIME JAPAN Humility 謙虚 Respect 尊敬 Trust 信頼 • 他人の意見を受け入れ、尊重する
• チームメイトに背中を預ける • 顧客の声に耳を傾ける • よりよい結果を追い求める なにをするにも大切な3本柱。
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 1章: 天才プログラマの神話 • スタートするときは一人かもしれないけれどスケール
するにはチームが必要、という話 • リスク管理(バス係数)の観点からもチーム開発を推奨 • HRT大事! チーム開発、 大事だな
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 2章: 素晴らしいチーム文化を作る • ミッションステートメント
• メール、チャットの扱い • コードコメント、レビュー • 同期/非同期コミュニケーションのバランス
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 2章: 素晴らしいチーム文化を作る • ミッションステートメント
• メール、チャットの扱い • コードコメント、レビュー • 同期/非同期コミュニケーションのバランス なるほど、 チーム開発は こうやるのか
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 3章: 船にはキャプテンが必要 さて、どう すすめる?
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 3章: 船にはキャプテンが必要 • サーバントリーダーシップ
• 目標の明確化 • 内発的動機と外発的動機
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム • サーバントリーダーシップ • 目標の明確化 • 内発的動機と外発的動機 スイートスポット
マンネリ 見て!リスだ! 漂流 興奮 退屈 自発的 注意散漫 モチベーション 方向性 方向を示し 動機付け
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 4章: 有害な人に対処する • 口汚い
• 敬意に欠ける • 人の時間を奪う • 完璧主義
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 4章: 有害な人に対処する • 口汚い
• 敬意に欠ける • 人の時間を奪う • 完璧主義 • 空中戦から地上戦へ(感情論の回避) • HRTをベースに諭す • どうしても駄目ならサヨナラ
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 5章: 組織的操作の方法 無駄な プロセスが…
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 5章: 組織的操作の方法 無駄な プロセスが…
• 悪い習慣から良い習慣への置き換え • 技術的負債の返済 • 上記を実施できるよう組織に働きかけよう
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 5章: 組織的操作の方法 • 組織もプロセスも内側から改善できる
• 「わかってくれる」は禁物。 • 意思決定者はだいたい忙しい、 要求は簡潔につたえよう
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 6章: ユーザーも人間
©NAVITIME JAPAN こんなこと、ありませんか
©NAVITIME JAPAN うーん、この実装すると コードが汚れるな。 UI微妙になるけど 複雑度を優先しよう。
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 6章: ユーザーも人間 やっと出番! プロダクトは
この人達のためにある!
©NAVITIME JAPAN あなたのチーム プロダクト 顧客 開発プロセス 6章: ユーザーも人間 • ユーザー体験を至上命題としプロダクトを設計する
• いろいろ手を出さない • 信頼と喜びを得る
©NAVITIME JAPAN とにかく、 チーム開発に必要なことが つまってる。
©NAVITIME JAPAN 私の読み方
©NAVITIME JAPAN まずは、ひとりで つぎに、チームで また、別チームで
©NAVITIME JAPAN 他人が「どう読んだか」を知ることで 自分にはない視点から読み解くことができる