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チームの透明性と心理的安全性

NAVITIME JAPAN
September 19, 2020

 チームの透明性と心理的安全性

9/19(土)に開催される「XP祭り2020」にて発表する資料です。

NAVITIME JAPAN

September 19, 2020
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Transcript

  1. 小田中 育生 (おだなか いくお) (株)ナビタイムジャパン VP of Engineering ACTS(研究開発) ルートグループ責任者

    経路探索の研究開発部門責任者としてGPGPUを活用した超高 速エンジンやMaaS時代にフィットしたマルチモーダル経路 探索の開発を推進 移動体験のアップデートに携わりながら、VPoEとしてアジ ャイル開発の導入推進、支援を行う。 著書「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」インプレス
  2. 計画作り 開発 作成物 レビュー ふりかえり 朝会 検査 適応 検査 検査

    適応 日々、検査と適応を繰り返し スプリント単位で大きな 検査と適応がある
  3. 共同化 (Socialization) 暗黙知→暗黙知 表出化 (Externalization) 暗黙知→形式知 内面化 (Internalization) 形式知→暗黙知 連結化

    (Combination) 形式知→形式知 SECIモデル…野中郁次郎(一橋大学名誉教授)、竹内弘高(ハーバード大学ビジネススクール教 授、一橋大学名誉教授)により提唱されたナレッジマネジメントのフレームワーク。 すると、ナレッジが個人に蓄積されてしまう
  4. 透明性が ない 検査と適応 ができない プロセスが 改善しない プロダクトが 改善しない 個別の ナレッジ蓄積

    が進行 組織が 学習しない 属人化が 進行する 透明性の欠如が引き起こす問題
  5. 透明性が ない カンバン など仕組み がない 見える化する 風土がない 共有への 抵抗感がある 失敗が許容されな

    かった過去の体験 プライド Why 仕組みの導入で解決できるのは 阻害要因の一部でしかない
  6. 透明性が ない カンバン など仕組み がない 見える化する 風土がない 共有への 抵抗感がある 失敗が許容されな

    かった過去の体験 プライド Why 一人ひとりの中にある阻害要因と 向き合うアプローチ
  7. 計画作り 開発 作成物 レビュー ふりかえり 朝会 検査 適応 検査 検査

    適応 チーム内で毎日 「検査と適応」が回る環境を つくる。
  8. 「このチームなら失敗を共有できる」 と実感してもらう 透明性が ない カンバン など仕組み がない 見える化する 風土がない 共有への

    抵抗感がある 失敗が許容されな かった過去の体験 プライド Why 失敗がフォロー される経験
  9. 計画作り 開発 作成物 レビュー ふりかえり 朝会 検査 適応 検査 検査

    適応 ふりかえりの場で 「個人の頑張り」を 「チームへのコミット」に 変えていく