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20201203_AlibabaCloudセミナー_ApsaraDB_for_PolarDB_...
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nezumisannn
December 03, 2020
Technology
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20201203_AlibabaCloudセミナー_ApsaraDB_for_PolarDB_の便利機能と競合DBとの差別化ポイントの紹介.pdf
nezumisannn
December 03, 2020
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Transcript
ApsaraDB for PolarDB の便利機能と 競合DBとの差別化ポイントの紹介 次世代ゲーム潮流シリーズ第二弾: 膨大なトラフィックを支え、データに 新たな金脈を見出す基盤とは? 2020/12/03 株式会社ビヨンド
寺岡 佑樹
自己紹介 resource “my_profile” “nezumisannn” { name = “Yuki.Teraoka” nickname =
“ねずみさん家。” company = “beyond Co., Ltd.” job = “Site Reliability Engineer” twitter = “@yktr_sre” skills = [“Terraform”,”Packer”] }
Agenda • 会社紹介/サービス概要 • ApsaraDB for PolarDBとAmazon Auroraの概要 • PolarDBの差別化ポイント
• まとめ
会社紹介 社名 株式会社ビヨンド 代表 原岡 昌寛 所在地 大阪オフィス 大阪市浪速区湊町 2-2-45 オンテックス難波ビル 10F 横浜オフィス 横浜市中区本町 6-52 本町アンバービル 3-D
四国オフィス 徳島県三好市池田町マチ 2475(旧政海旅館内) カナダオフィス Venture X Canada, 4230 Sherwoodtowne Boulevard, Mississauga, Ontario L4Z 2G6 設立 2007年4月4日 資本金 9,000,000円 従業員 39名 所属 CESA(一般財団法人コンピュータエンターテインメント協会) 日本MSP協会
サービス概要 クラウド/サーバ事業 システム開発事業 WEBサービス事業 設計/構築 + 運用保守(24365の有人監視) Alibaba Cloud /
AWS などのマルチクラウド サーバーサイド開発・ゲーム API開発 WEBシステム開発 予約システム「エジソン」 WEBサイト監視システム「アプミル」
ApsaraDB for PolarDBの概要 • AlibabaCloudによって開発された次世代のリレーショナルデータベース • MySQL/PostgreSQL/Oracleと互換性がある • アーキテクチャ的にコンピューティングとストレージが分離されている •
コンピューティング ◦ Primary Node(書き込み)・Read Only Node(読み込み)に分かれる • ストレージ ◦ 複数のコンピューティングノードが同じストレージを共有する ◦ データ自体は複数の Chunk Serverに分散して保存されている
Amazon Auroraの概要 • AWSによって開発されたクラウド向けのリレーショナルデータベース • MySQL/PostgreSQLと互換性がある • アーキテクチャ的にコンピューティングとストレージが分離されている • コンピューティング
◦ Writerインスタンス(書き込み)・Readerインスタンス(読み込み)に分かれる • ストレージ ◦ 複数のコンピューティングノードが同じストレージを共有する ◦ データ自体は複数のストレージノードに分散して保存されている
PolarDBの差別化ポイント • PolarDBとAuroraは設計思想がとてもよく似ている • その中でもPolarDBの方が優れていると考えている部分を紹介します • 詳細はブログにも記載しています ◦ https://beyondjapan.com/blog/2020/07/introducing-convenient-functions-of-polardb/
差別化ポイント5選 • 接続エンドポイントにおける更新/参照の分離 • オンラインスケールアップ/ダウン • ハードウェアレベルのストレージ性能 • データ移行の容易性 •
モニタリング項目の充実
接続エンドポイントにおける更新/参照の分離 PolarDB Aurora ECS Primary Endpoint Cluster Endpoint Primary Node
ReadOnly Node ReadOnly Node EC2 Reader Endpoint Cluster Endpoint Writer Instance Reader Instance Reader Instance Write/Read Write/Read Read Write
オンラインスペックアップ/ダウン • PolarDBのコンピュートノードはオンラインのままスペック変更可能 ◦ スペック変更は10分程度で完了し処理中のダウンタイムは体感で 10秒程度 ◦ スペックアップとダウン両方可能 • Auroraはスペックアップ/ダウン共にインスタンスの一時停止が必要
◦ 一時停止してスペックを変更すると 15分程度ダウンタイムが発生する ◦ そのためダウンタイムを短くするために手動フェイルオーバーを行うことが多い ◦ スペックが高いReaderインスタンスを用意して強制的に Writerに昇格させる
ハードウェアレベルのストレージ性能 • 共有ストレージとしてIntelのNVMe SSDを採用 • 最大100TBまで自動拡張する ◦ Auroraは元々64TBが最大だったが9月に128TBまで拡張された • Auroraと比較してQPS30%、95%タイルのレイテンシー76%の改善を実現
◦ https://www.intel.com/content/www/us/en/products/docs/storage/alibaba-cloud-polardb- solution-brief.html
データ移行の容易性 • データ移行を行うサービスとしてDTSがPolarDBをサポートしている ◦ https://jp.alibabacloud.com/help/doc-detail/26592.htm • DTSがAuroraからPolarDBへのデータ移行をサポートしている • (事前の検証は必要だが)乗り換えもスムーズに行える
モニタリング項目の充実 • PolarDBのモニタリングにCloud Monitorを利用できる ◦ https://jp.alibabacloud.com/product/cloud-monitor • MySQLならInnoDB周りのパフォーマンスメトリックを無料で確認できる • AuroraはPerformance
Insightsを有効にする必要があるので有料
まとめ • PolarDBとAuroraはとてもよく似ている • クラスタエンドポイントで更新/参照を分離できる • オンラインでコンピュートノードのサイジングができる • ハードウェアレベルでストレージの高速化を行っている •
移行はDTS・モニタリングはCloud Monitorで行おう
終わり