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20240828_ビヨンド勉強会_42_EKS_on_FargateでWebサービスを...
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nezumisannn
August 28, 2024
Technology
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20240828_ビヨンド勉強会_42_EKS_on_FargateでWebサービスを公開するために覚えておきたいこと.pdf
nezumisannn
August 28, 2024
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Transcript
EKS on FargateでWebサービスを 公開するために覚えておきたいこと ビヨンド勉強会 #42 【大阪】DockerとEKSで始めるAWSコンテナ入門 2024/08/28 株式会社ビヨンド 寺岡
佑樹
自己紹介 resource “my_profile” “nezumisannn” { name = “Yuki.Teraoka” nickname =
“ねずみさん家。” company = “beyond Co., Ltd.” job = “Infra Engineer + HR” X = “@yktr_sre” favorite = [“Terraform”,”Packer”,”ぶいすぽっ!”] }
今日のゴール AWS EKSを使ってWebサイトを公開できる
今日覚えておきたいこと • EKSとは • Kubernetesとは • コンテナイメージ用意 ◦ Dockerイメージのビルド →
ECRへアップロード • EKSクラスター作成 • kubectlからクラスターへ接続 • サイト公開設定 ◦ Deployment ◦ Service ◦ Ingress
EKSとは
EKSとは • Amazon Elastic Kubernetes Service • Kubernetes の環境をセットアップ・実行するためのマネージドサービス •
EKSを利用することで、 AWS上で容易に Kubernetesの環境を構築することが 可能
Kubernetesとは
Kubernetesとは • アプリケーションのコンテナ群を統合管理するためのソフトウェア • GoogleがBorgと呼ばれる内製ツールを OSSとして公開したのが始まり • Cloud Native Computing
Foundation(CNCF)と呼ばれる団体の Graduated Projects(最も成熟した段階 )の中の1つ
Kubernetesのアーキテクチャ 引用:https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/architecture/ CLUSTER:コンソール or API でユーザーが作成 CONTROL PLANE:AWS側が 管理 Node:EC2
or Fargateが選択 可能(今回はFargate)
EKSの導入と設定 コンテナイメージの用意
コンテナイメージ用意 • コンテナイメージをビルドし ECRにアップロードする ◦ ECRの認証情報取得 → イメージビルド → タグ付け
→ アップロード ◦ aws ecr get-login-password → docker build → docker tag → docker push
コンテナイメージ用意
コンテナイメージ用意
コンテナイメージ用意
EKSの導入と設定 クラスター作成
EKSクラスター作成 • マネジメントコンソールからも作成可能だが eksctlを利用するのが早い • EKS上でクラスターの作成及び管理するために利用する CLIツール • CloudFormationのラッパーツール •
コマンドラインから EKSの稼働に必要なリソースや設定を自動作成できる • インストール手順は https://eksctl.io/installation/ を参照
EKSクラスター作成 CloudFormationのスタックが作成される クラスター以外にもVPC等必要なものを同時に 作成してくれる
EKSクラスター作成 • EKS ◦ クラスター • VPC ◦ VPC ◦
サブネット ◦ ルートテーブル + ルート ◦ インターネットゲートウェイ ◦ NATGateway ◦ セキュリティグループ + インバウンドルール ◦ ElasticIP • IAM ◦ ロール • その他 ◦ Fargateプロファイル (EKSでFargateを利用するための設定情報 )
EKSの導入と設定 kubectlからクラスターへ接続
EKSクラスター作成 • eksctl実行時にローカルの設定ファイル (~/.kube/config)も作られてる
EKSの導入と設定 サイト公開設定
Deploymentの作成 • Podのローリングアップデートやロールバックといった管理の仕組み Deployment ReplicaSet Pod1 Pod2 ReplicaSetを制御 Podの数を制御 複数のコンテナをまとめたもの
Deploymentの作成 $ kubectl apply -f deployment.yml
Deploymentの作成
Serviceの作成 • Podへの接続エンドポイントを提供 • Podは起動しただけではアクセスできない • Serviceを利用すると Podへトラフィックをルーティングできる
Serviceの作成 $ kubectl apply -f service.yml • spec.ports.port:Serviceが接続を待ち受けるポート • spec.ports.targetPort:ターゲットのポート
(Deployment経由で作 成されたPodがListenしているポートを指定 ) • selector:ServiceがどのPodに対応しているかを示す (app: k8s-testというラベルを持った Podにアクセスを転送する )
Serviceの作成
Ingressの作成 • クラスター内の Serviceに対する外部からのアクセス (主にHTTP/S)を管理する • 負荷分散、 SSL終端、名前ベースの仮想ホスティングの機能を提供する • EKSからELBを操作できるようにしたいため、
AWS Load Balancer Controller を クラスターにインストールしていく
Ingressの作成 • AWS Load Balancer Controller は公式の手順に従って helmを使ってインス トールするのが早い ◦
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/eks/latest/userguide/lbc-helm.html • helmのインストールは以下を参照 ◦ https://helm.sh/ja/docs/intro/install/
Ingressの作成 IAMポリシーのテンプレートをダウンロード IAMポリシーを作成
Ingressの作成 IAMのIDプロバイダー(OIDCプロバイダー)を作成する = AWSのIAMロールとKubernetesのサービスアカウントの橋渡しをしてくれる IAMのサービスアカウントの作成 –attach-policy-arnに作成したIAMポリシーのARNを指定
Ingressの作成
Ingressの作成
Ingressの作成 ALBの設定値をannotationで指定できる 事前に作成していたServiceの名前と公開ポートを指定 $ kubectl apply -f ingress.yml
Ingressの作成
Ingressの作成
Ingressの作成
皆さんもEKSを使ってみてください
終わり
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います!