-Nussbaum, M. C. (2000). Women and human development: The capabilities approach Cambridge university press.(翻訳あり) 途上国の女性は、抑圧する社会構造が生み出す規範を内面化して、男性に対して従属的 な社会的地位を受容するといった非合理な選好を形成している e.g. 虐待を行う男性と離婚しないこと、教育を受けないこと、性器切除などの慣習に従 うこと センとヌスバウムは、適応的選好形成を用いることで、当事者が納得しているからとい って、その社会や環境が放置されてもよいわけではないと主張して、途上国の経済開発 とそのための構造的な変革の重要性を説いた。 ST06: 適応的選好の特徴と途上国の女性(2) 福原正人:
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