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IBM Cloud AIサービスのいろは
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noricokt
May 12, 2021
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IBM Cloud AIサービスのいろは
初めてCloud のAIサービスを使う方向けの資料、翻訳サービスのハンズオン資料を含む
noricokt
May 12, 2021
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Transcript
IBM Tech Developer Dojo IBM Cloud AIサービスのいろは Noriko Kato Federated
Developer Advocate
⾃⼰紹介 2 加藤典子(Noriko Kato) カスタマー・サクセス・マネージャー IBM @noricokt お気軽にフォローください!
クラウドを選ぶメリット 3 いつでも どこにいても インターネットがあれば }ü 開発できる ü リリースできる ü
試せる
出席登録 こちらのURLにアクセスして、IBM Cloudにログイン お願いします。 https://ibm.biz/BdfPuv アカウント未登録の⽅も こちらから登録お願いします。
準備 Demo 体験はこちらをご⽤意ください(任意) 1. テキスト⽂書(2000⽂字程度) 2. ニュースなどの記事URL ハンズオンはこちらをご⽤意ください(任意) 1. IBM
Cloud アカウント(ライト) 2. テキストエディター
学習の⽬的とゴール ⽬的 AI/Watson APIの概要について理解する ゴール APIを利⽤したアプリケーション活⽤を検討できる このコースを学ぶ⽅の想定スキル APIをこれから利⽤する⽅ ブラウザの操作ができる⽅ ハンズオンパートは記載された通りにコマンド操作ができる⽅
本⽇の説明内容 1. AI & IBM Watson 2. AI/Watson APIの紹介 3.
ハンズオン資料
1. AI & IBM Watson
⼈⼯知能(AI)は ⼈間の知能のはたらきを模倣し, 機械(技術)で実現した能⼒です。 9
⼈間の知能の例 Human Intelligence 10 計画 学習 創造性 問題解決 推論 知覚
操作
Cloud上で使えるAIサービス ・・・ Internet PC Azure AWS GCP IBM Cloud Smart
Phone Server 各社クラウド Direct Link
12 Watson APIの特徴 • ネットワーク経由でアクセス • REST形式のインターフェイス • Java, Python,
Node.jsなどに対応した APIライブラリ(SDK) • https://github.com/watson-developer-cloud
13 Watson APIの特徴 • ネットワーク経由でアクセス • REST形式のインターフェイス • Representational State
Transferの略。 Web APIを実装する際の代表的なアーキテクチャの⼀つ。 • Java, Python, Node.jsなどに対応した APIライブラリ(SDK) • https://github.com/watson-developer-cloud
14 Watson API REST形式のインターフェース ・・・ HTTP Request GET POST PC
HTTP Response JSON JSON Azure AWS GCP IBM Cloud Smart Phone Server 各社クラウド
RESTインターフェースの例 15 クライアント https://gateway.watsonplatform.net /language- translator/api/v3/translate URL: https://gateway.watsonplatform.net/ language-translator/api/v3/translate メソッド:
POST {"text":["Hello"], "model_id":"en-ja"} {"text":["Hello"], "model_id":"en-ja"} JSON ②対応する 処理 APIサービス {"text":["Hello"], "model_id":"en-ja"} JSON { "translations" : [ { "translation" : "ハロー" } ], "word_count" : 1, "character_count" : 5 } ①リクエスト 送信 ③レスポンス 送信
16 Watson APIの特徴 • ネットワーク経由でアクセス • REST形式のインターフェイス • Java, Python,
Node.jsなどに対応した APIライブラリ(SDK) • https://github.com/watson-developer-cloud
2. Watson API
Watson APIサービス一覧 2021年5⽉現在 Watson Assistant アプリケーションに⾃然⾔語インターフェースを追加して エンドユーザとのやり取りを⾃動化 Text to Speech
テキスト⽂章を⾳声に変換する Speech to Text ⾳声をテキスト⽂章に変換する Discovery 先進的な洞察エンジンを利⽤して、デー タの隠れた価値を解明し、回答やトレン ドを発⾒する Personality Insights テキストから筆者の性格を推定する Language Translator テキストを他⾔語へ翻訳を⾏う Natural Language Understanding ⾃然⾔語処理を通じてキーワード抽出、エン ティティー抽出、概念タグ付け、関係抽出な どを⾏う Natural Language Classifier テキスト⽂章の分類を⾏う(質問の意図推定など) Tone Analyzer(⽇本語未対応) テキストから筆者の感情、社交性、⽂体を解析 ⾔語系 照会応答系 知識探索系 ⾳声系 ⼼理系 18 Natural Language Understanding テキストを分析しメタデータを抽出する
Watson Assistant 19 ü チャットボットのような対 話アプリケーションの開発 に最適 ü 会話フローをグラフィカル に開発できるツールを提供
ü 作成した会話フローをAPIで 呼び出し Watson: こんにち はシステムサポー トです。何かお困 りですか︖ User: 交通費精算シ ステムだよ。 エンティティー: システム Value: 交通費精算システム Watson: 何のシス テムにログインで きないのですか︖ User: ログインでき ないよ 意図: ログイン不可 Watson:交通費精 算システムにログ インできない場合 のチェック項⽬の URLを送ります http://xxx 交通費精算システムのログイ ン不可にに関する情報を検索 色々な言い回し “ログインエラーになる” “ログインが失敗するけど” 色々な言い回し “交通費のやつ” “精算システム” Webツールで インテント、 エンティ ティー、 会話フロー を作成可能 https://www.ibm.com/watson/jp- ja/developercloud/conversation.html
DEMO 20 DOC ID / Month XX, 2018 / ©
2018 IBM Corporation Watsonを使⽤したLINE chat bot
参考情報 Watson Assistant⼊⾨ https://cloud.ibm.com/docs/services/assistant?topic=a ssistant-getting-started&locale=ja Watson Assistant デモサイト (銀⾏受付業務︓英語) 21
Natural Language Understanding (NLU) üテキストを分析し、概念、エンティ ティー、キーワード、カテゴリー、 感情、関係、意味役割などのメタ データを抽出※ ü事前学習済みであり、 個別追加学習なく解析結果を取得
抽出できるもの • エンティティ(Entities) • 関係(Relations) • 概念(Concepts) • キーワード(Keywords) • 評判 (Sentiment) • 感情 (Emotion) ※ • カテゴリー(Categories) • 構⽂解析(Semantic Roles) ※ 感情分析(Emotion)は⽇本語には対応していません https://www.ibm.com/demos/live/natural-language- understanding/self-service/home
üWatsonを利⽤した⽂書検索 エンジン ü膨⼤なテキストデータを取 り込み、NLUで解析、検索に 利⽤ ü⾃然⾔語でも検索できる (またはDiscovery Query Language(DQL)) Discovery
https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/discovery.html
Text to Speech テキスト⽂章を⾳声に変換する https://www.ibm.com/demos/live/tts-demo/self-service/home DEMO Language Translator ⾃然⾔語テキストについて他⾔語へ翻訳を⾏う https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/language-translator.html
Speech to Text ⾳声をテキスト⽂章に変換する https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/speech-to-text.html Natural Language Classifier テキスト⽂章の分類を⾏う(質問の意図推定など) https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/nl-classifier.html
Personality Insights テキストから筆者の性格を推定する https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/personality-insights.html
26 Tone Analyzer(⽇本語未対応) テキストから筆者の感情、社交性、⽂体を 解析する https://tone-analyzer-demo.ng.bluemix.net/
3. Watson APIの使い⽅ (DEMO) ここからハンズオンのDEMOになります。 ⼀緒にやってみましょう︕
Watson APIの使い⽅の基本 28 1. IBM Cloudにログインして必要なサービスを作成 今回はLanguage Translator を使います。 2.
作成したサービスの資格情報である API KEY(API鍵)、URLを取得 3. 取得したAPI KEY、URLを指定してAPIを呼び出す APIの詳細はこちらから確認 https://cloud.ibm.com/apidocs
Watson APIの使い⽅の基本 29 1. IBM Cloudにログインして必要なサービスを作成 今回はLanguage Translator を使います。 2.
作成したサービスの資格情報である API KEY(API鍵)、URLを取得 3. 取得したAPI KEY、URLを指定してAPIを呼び出す APIの詳細はこちらから確認 https://cloud.ibm.com/apidocs
• IBM Cloud ログイン アカウントをすでにお持ちの⽅は、 IBMidを⼊⼒してこちらからログインしてください 3-1.1.IBM Cloudにログイン︕ https://cloud.ibm.com/loginにアクセスしてログインします。 •
IBM Cloud ライトアカウント作成 アカウントをお持ちでない⽅は、 ご登録をお願いします 30
31 3-1.2「カタログ」をクリック この操作は IBM Cloud
32 3-1.3左側のメニューから 「サービス」→カテゴリ「AI」 をクリック この操作は IBM Cloud
33 3-1.4 スクロールして使いたい Watsonサービスをクリック 今回はLanguage Translatorをクリックしてください。 この操作は IBM Cloud
3-1.5地域とプランを選んで「作成」をクリック 34 この操作は IBM Cloud
35 3-1.6 下記のような画⾯に変わったら作成完了! この操作は IBM Cloud
Watson APIの使い⽅の基本 36 1. IBM Cloudにログインして必要なサービスを作成 今回はLanguage Translator を使います。 2.
作成したサービスの資格情報である API KEY(API鍵)、URLを取得 3. 取得したAPI KEY、URLを指定してAPIを呼び出す APIの詳細はこちらから確認 https://cloud.ibm.com/apidocs
37 3-2.1左側のメニューから「管理」をクリック この操作は IBM Cloud
38 資格情報にあるAPI KEYとURLをテキストファイルなどにコピーします。 このアイコンで コピーできます HINT: API鍵(=API KEY), URLをコピー この操作は
IBM Cloud
39 1 HINT: よくわからない画⾯になった場合 IBM Cloud→すべて表⽰→Services→表⽰させたいサービス名 2 3 4 この操作は
IBM Cloud
Watson APIの使い⽅の基本 40 1. IBM Cloudにログインして必要なサービスを作成 今回はLanguage Translator を使います。 2.
作成したサービスの資格情報である API KEY(API鍵)、URLを取得 3. 取得したAPI KEY、URLを指定してAPIを呼び出す APIの詳細はこちらから確認 https://cloud.ibm.com/apidocs
41 APIの詳細はこちらからhttps://cloud.ibm.com/apidocs HINT:まずはAPIの使い⽅を確認 クリック
42 APIドキュメントにあるExample requestのコードをコピーし ます。 url: https://cloud.ibm.com/apidocs/language-translator?code=node#translate 3-1 サンプルコード取得 このアイコンを クリックして
コピーできます
43 コピーしたコードを開いているエディターにペーストします。 3-2 サンプルコード編集 この操作は テキストエディタ
44 資格情報にあるAPI KEYとURLをテキストファイルなどにコピーします。 このアイコンで コピーできます HINT: API鍵(=API KEY), URLをコピー この操作は
IBM Cloud
45 7⾏⽬: {apikey}をコピーしたAPI鍵で置き換えます。 3-3 サンプルコード 編集 9⾏⽬: {url}をコピーしたURLで置き換えます。 この操作は テキストエディタ
46 14⾏⽬: 'en-es'を'en-it'で置き換えます。 3-4 サンプルコード編集 この操作は テキストエディタ
47 編集したファイルを任意のディレクトリに「translate.js」 という名前で保存します。 3-5 サンプルコード保存 この操作は テキストエディタ
3-6 IBM Cloud Shellの起動 この操作は IBM Cloud
49 次のコマンドでディレクトリを作成し、作成したディレクトリ に移動します。($は⼊⼒しないでください) $ ls : ファイルの確認 $ mkdir translate
: translate ディレクトリの作成 $ cd translate : 作成したtranslate ディレクトリへ移動 3-7 ディレクトリの作成 この操作は IBM Cloud Shell
3-8 IBM Cloud へのログイン $ ibmcloud login : IBMクラウドへのログイン E-mail
/ Password を⼊⼒ この操作は IBM Cloud Shell
3-9 実⾏環境を整える $ ibmcloud --version $ ibmcloud cf install $
git --version $ node --version この操作は IBM Cloud Shell
3-10 translate.js のアップロード メニューバーのアップロードアイコンをクリック、 保存したtranslate.jsを指定してアップロード この操作は IBM Cloud Shell
3-11 アップロードファイルを移動します アップロードファイルはホームディレクトリに保管されるので、 translate ディレクトリにムーブ(mv)します。 $ cd ../︓ホームディレクトリに移動 $ ls
: アップロードファイルの確認 $ mv translate.js translate/translate.js ︓mv指定 $ cd translate : translate ディレクトリに移動 この操作は IBM Cloud Shell
54 APIドキュメントにあるInstallationのコードをコピーします。 url: https://cloud.ibm.com/apidocs/language-translator?code=node#introduction 3-12 コード取得 このアイコン をクリック してコピー できます
55 IBM Cloud Shellに戻り、コピーしたコマンドをペーストし実 ⾏します。(現⾏は6.x.x) 3-13 サンプルコードの実⾏ $ npm install
ibm-watson@^5.6.0 以下のコマンドでtranslate.jsを 実⾏します。 $ node translate.js この操作は IBM Cloud Shell
56 実⾏結果は確認できましたか︖ 英語のHello, how are you todau? がイタリア語の Ciao, come
stai oggi?に変換されています。 3-14 実⾏結果の確認 サンプルコード 結果
57 translate.jsを修正し、13⾏⽬のtextを適当な⽇本語の⽂章に、 model_idをʻja-enʼにしてtranslate2.jsとして保存し、実⾏して みましょう。 [オプション]翻訳⾔語の変更 サンプルコード 結果 以下をのコマンドを実⾏
まとめ Watsonはビジネスで使いやすいAIサービス いろいろなサービスがAPIで呼び出せる SDKで簡単に実装可能
おすすめ情報 今すぐ使えるWatson API/サービス⼀覧 https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/services-catalog.html チュートリアル Watson APIを使うための前準備: サービスの作成と資格情報の取得 https://qiita.com/nishikyon/items/9b8f697db7ad0a693839
免責事項 60 IBM Developer Dojoは開発者の⽅を対象に、IBM Cloudを主とした技術情報をお伝えする⽬的で開催しています。 講師や運営スタッフにより、開催毎に最適と判断した内容でお届けしています。 現在、ハンズオンを伴う講義はお客様の費⽤負担がない環境と⼿順でご案内しています。講義終了後、不要に なりました制作物はお客様ご⾃⾝で削除をお願いいたします。クレジットカードの登録が伴わない場合、費⽤は ⼀切発⽣致しませんが、ご登録いただいたお客様はご注意ください。
講師陣はみなさまの利⽤状況を個別に確認することはできません。 ご理解とご協⼒をお願いいたします。 利⽤したサービスの削除⽅法については講義の中でご案内します。 ご不明な点がございましたら、当⽇確認をお願いいたします。 講義終了後、 IBM Developer Dojoに関するお問い合わせは「Slack」にお願いします。それ以外のIBM Cloudの お問い合わせにつきましては、弊社サポートセンターまで、次のいづれかの⽅法でお問い合わせください。 IBM Cloudダッシュボードの「サポート」メニューから「Case」を作成し、英語でご記⼊ください IBM Cloudサポートセンター「相談する」ボタンからチャットまたは電話でご連絡ください https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/support ご参加ありがとうございました。
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