Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
OpenAPI を守るのは難しい
Search
uutan1108
March 24, 2024
Programming
2
1.4k
OpenAPI を守るのは難しい
OOC 2024 当日参加LTの資料です
https://ooc.connpass.com/event/305241/
uutan1108
March 24, 2024
Tweet
Share
More Decks by uutan1108
See All by uutan1108
今年始めた 「アニメから得た学びを発表会」
ohmori_yusuke
2
32
行き当たりばったりの二年
ohmori_yusuke
1
240
技書博に参加したら執筆できた
ohmori_yusuke
1
110
開発終了後こそ成長のチャンス!プロダクト運用を見送った先のアクションプラン
ohmori_yusuke
2
190
学生の時に開催したPerl入学式をきっかけにエンジニアが組織に馴染むために勉強会を主催や仲間と参加して職能間の境界を越えていく
ohmori_yusuke
2
520
やりっぱなしで終わらない勉強法
ohmori_yusuke
3
410
OpenAPIにも静的解析とフォーマッターを導入して快適にスキーマ定義する
ohmori_yusuke
2
300
スクラムフェスに参加した
ohmori_yusuke
1
440
新卒エンジニアが組織に馴染むために勉強会を主催してチームの壁を越える
ohmori_yusuke
1
460
Other Decks in Programming
See All in Programming
フロントエンドのディレクトリ構成どうしてる? Feature-Sliced Design 導入体験談
osakatechlab
8
4.1k
テスト自動化失敗から再挑戦しチームにオーナーシップを委譲した話/STAC2024 macho
ma_cho29
1
1.3k
これが俺の”自分戦略” プロセスを楽しんでいこう! - Developers CAREER Boost 2024
niftycorp
PRO
0
190
tidymodelsによるtidyな生存時間解析 / Japan.R2024
dropout009
1
770
Scalaから始めるOpenFeature入門 / Scalaわいわい勉強会 #4
arthur1
1
310
Symfony Mapper Component
soyuka
2
730
From Translations to Multi Dimension Entities
alexanderschranz
2
130
バグを見つけた?それAppleに直してもらおう!
uetyo
0
180
htmxって知っていますか?次世代のHTML
hiro_ghap1
0
330
StarlingMonkeyを触ってみた話 - 2024冬
syumai
3
270
Effective Signals in Angular 19+: Rules and Helpers @ngbe2024
manfredsteyer
PRO
0
130
PHPUnitしか使ってこなかった 一般PHPerがPestに乗り換えた実録
mashirou1234
0
130
Featured
See All Featured
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
328
21k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
1.9k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
2
190
Navigating Team Friction
lara
183
15k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
111
49k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
789
250k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5.1k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.2k
Transcript
OpenAPI を守るのは難しい Object-Oriented Conference 2024 LT うーたん
自己紹介 • うーたん • 新卒サーバーサイドエンジニア ◦ 株式会社ゆめみ • 趣味 ◦
アニメを見ること • X ◦ @uutan1108 2 月刊I/O 3月号、4月号に 「プログラミング& 実行できるWEBアプリを手作り」 掲載されたので読んでね
詳細はこちらのスライドを読んでください https://speakerdeck.com/kentaroutakeda/laravel-openapiniyoru-xin-kunai-sukimaqu-dong-kai-f 武田 憲太郎 さんのスライドです
目次 - OpenAPI とは - OpenAPI の自動生成を使わず開発 - 自動化、コードに取り込ませて守らせる -
終わりに
OpenAPI とは
OpenAPI とは - API(application programming interface)の仕様をJSONやYAMLファ イルで記述できる - APIのエンドポイント、パラメータ、レスポンスなどの定義ができる -
インタラクティブなドキュメントを生成できる - さまざまなプログラミング言語でAPIクライアントのコードを 自動生成できる OpenAPI仕様とは、使いやすい記述ツールをご紹介! https://apidog.com/jp/blog/what-is-openapi/
OpenAPI とは - API(application programming interface)の仕様をJSONやYAMLファ イルで記述できる - APIのエンドポイント、パラメータ、レスポンスなどの定義ができる -
インタラクティブなドキュメントを生成できる - さまざまなプログラミング言語でAPIクライアントのコードを 自動生成できる OpenAPI仕様とは、使いやすい記述ツールをご紹介! https://apidog.com/jp/blog/what-is-openapi/
OpenAPI とは - API(application programming interface)の仕様をJSONやYAMLファ イルで記述できる - APIのエンドポイント、パラメータ、レスポンスなどの定義ができる -
インタラクティブなドキュメントを生成できる - さまざまなプログラミング言語でAPIクライアントのコードを 自動生成できる OpenAPI仕様とは、使いやすい記述ツールをご紹介! https://apidog.com/jp/blog/what-is-openapi/
OpenAPI から interface を自動生成できる
APIクライアントのコードを自動生成できる - 自動生成するツールに OpenAPI Generator がある - TypeScript のコードを OpenAPI
Generator を使って生成 すると interface が生成される - API を利用するときに生成された interface を使う
OpenAPI (YAML) https://zenn.dev/overflow_offers/articles/20220620-openapi-generator
自動生成
https://zenn.dev/overflow_offers/articles/20220620-openapi-generator TypeScript (interface)
OpenAPI (YAML) に従ってそれぞれ実装する A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI を変更して実装も
変更する
OpenAPI (YAML) に従ってそれぞれ実装する A P I バックエンド フロントエンド 自動生成されたコードを使う 自動生成されたコードを使う
OpenAPI (YAML) に従ってそれぞれ実装する A P I バックエンド フロントエンド 自動生成されたコードを使う 自動生成されたコードを使う
OpenAPI を信じてもらえる
フロントエンドもバックエンドも自動生成したコー ドを使えば... OpenAPI と実装に乖離がなくなるはず
OpenAPI の自動生成を使わず開発
OpenAPI で定義した仕様を信じている A P I バックエンド フロントエンド API の定義を実装するぞ API
からのレスポンスを 受け取って処理するぞ
OpenAPI で定義した仕様を信じている A P I バックエンド フロントエンド スキーマは人間 が書く!
OpenAPI で定義した仕様を信じている A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI から 自動生成はしない!
OpenAPI の自動生成を使わず開発を続ける
OpenAPI を変更しなくても、 実装に影響ないし... 実装を変更してから OpenAPI も変更してもらお
OpenAPI からコードを生成しないので、 仕様書のように変更されなくなる...
OpenAPI (YAML) に従ってそれぞれ実装する A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI のメンテ追いつかん
OpenAPI で定義した仕様を守らなくなる A P I バックエンド フロントエンド レスポンスを知りたかったら 俺のコードを見ろ!
OpenAPI で定義した仕様を守らなくなる A P I バックエンド フロントエンド レスポンスを知りたかったら 俺のコードを見ろ! OpenAPI
の仕様は信じない...
悲しい A P I バックエンド フロントエンド レスポンス知りたかったら 俺のコードを見ろ! OpenAPI の仕様は信じない...
人力でメンテは無理だよ...
バックエンドの実装にフロントエンドが依存 A P I バックエンド フロントエンド レスポンスを知りたかったら 俺のコードを見ろ! バックエンドのレスポンスを確認 するか...
インターフェース(API)ではなく バックエンドの実装にフロントエンドが 依存するようになる
なんでOpenAPI を守らなくなるのか...
自動化、コードに取り込ませて守らせる
OpenAPI から自動生成させる A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI から生成した interface
に合わせて実装しろ!
生成したインターフェースを守らせる A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI を変更しないで実装のレ スポンスを変更させない!
バックエンドの実装を見なくても OpenAPI を見れば分かる A P I バックエンド フロントエンド OpenAPI をメンテするね
メンテしないと実装できないからね
まとめ
実装に合わせて OpenAPI を書くのではなく OpenAPI を変更してから実装に反映したい
宣伝
None
2024. 5.12 Sun 11:00 - 16:00
OOC 2024 のアフターイベントします
ご清聴ありがとうございました🙇 42