Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テストについて相談を受けたときに いつもしていること (公開用) #テストラジオ
Search
ぱいん
November 15, 2024
Technology
0
400
テストについて相談を受けたときに いつもしていること (公開用) #テストラジオ
ソフトウェアテストに関わる人のはっぴょうかい #テストラジオ
https://connpass.com/event/334358/
ぱいん
November 15, 2024
Tweet
Share
More Decks by ぱいん
See All by ぱいん
カジュアル面談って、もっとカジュアルに していいの / informal session #jasstnano
pineapplecandy
0
250
アジャイルQA2年生が、過去の自分に伝えたいこと #テストラジオ
pineapplecandy
0
210
PO,SMに送るテスト自動化の8原則に5箇条を添えて / scrumniigata2023
pineapplecandy
2
1.7k
システムテスト自動化スクリプトのレビュー観点を挙げてみたの
pineapplecandy
0
460
E2Eテストのflakyと向き合う / stac2020
pineapplecandy
2
5.9k
しくじり先生ーアジャイルテスト自動化立ち上げ迷走記 #D3QA / Failure teaches success in automated testing development
pineapplecandy
1
3.3k
これからシステムテスト自動化を始める組織のための勉強会(公開用)
pineapplecandy
2
2.8k
#WACATE 2019夏_夜の分科会_情報交換会_公開用
pineapplecandy
0
1.3k
#オンライン飲み会 経験ベースで語るテストエンジニアのための英語術 Ver.0.190113
pineapplecandy
0
1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
ドメイン駆動設計の実践により事業の成長スピードと保守性を両立するショッピングクーポン
lycorptech_jp
PRO
10
1.1k
WantedlyでのKotlin Multiplatformの導入と課題 / Kotlin Multiplatform Implementation and Challenges at Wantedly
kubode
0
240
re:Invent2024 KeynoteのAmazon Q Developer考察
yusukeshimizu
1
130
embedパッケージを深掘りする / Deep Dive into embed Package in Go
task4233
1
210
2025年のARグラスの潮流
kotauchisunsun
0
790
iPadOS18でフローティングタブバーを解除してみた
sansantech
PRO
1
130
Kotlin Multiplatformのポテンシャル
recruitengineers
PRO
2
150
Alignment and Autonomy in Cybozu - 300人の開発組織でアラインメントと自律性を両立させるアジャイルな組織運営 / RSGT2025
ama_ch
1
2.3k
テストを書かないためのテスト/ Tests for not writing tests
sinsoku
1
170
データ基盤におけるIaCの重要性とその運用
mtpooh
4
460
デジタルアイデンティティ人材育成推進ワーキンググループ 翻訳サブワーキンググループ 活動報告 / 20250114-OIDF-J-EduWG-TranslationSWG
oidfj
0
490
実践! ソフトウェアエンジニアリングの価値の計測 ── Effort、Output、Outcome、Impact
nomuson
0
2k
Featured
See All Featured
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
34
1.6k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
127
18k
Building an army of robots
kneath
302
45k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
28
2.2k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.7k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.5k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
170
14k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
45
2.3k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
3
240
Transcript
テストについて相談を受けたときに いつもしていること ~ コスパ全振編 ~ 2024/11/15 (Fri) ソフトウェアテストに関わる人のはっぴょうかい #テストラジオ ぱいん
1
HELLO! I’m… • ぱいん🍍 @pineapplecandy • 2児の父 • QAエンジニア @モバイルアプリ
◦ 2012-2017: SIer@Web ◦ 2017-2022: テストベンダー@組込み ◦ 2022-: 事業会社@組込み • JaSST Online, JaSST Review実行委員 • 生態: X(旧Twitter) • 趣味: タロット、バスケ観戦、週末ドライブ • 役割: インプロセスQA >>>>> フェーズゲートQA >>> QAコンサル 2
サマリ • QAエンジニアとして様々な会社・案件で12年間 行ってきたテストに関する相談でやっていること のまとめ 3
もくじ 発表の前提/目的 テスト相談の目的 01 テスト相談の流れ 02 03 4 質問事項 04
参考文献 06
発表の前提 /目的 5
発表の前提 /目的 • 前提: ◦ 同じ部署の別チーム ▪ 専任のQAエンジニアがいないチーム ▪ 仮説検証(PoC)含めて様々なプロジェクトが様々な形態
で動いている • 発表目的 ◦ 参加者向け:普段のやり方を参考にしてもらう ◦ 自分向け: 言語化、公開できていないノウハウをまとめる 6
テスト相談の目的 7
テスト相談の目的 • 背景 ◦ コアQA人材不足 (開発組織でのQA比率:2-8%) • 目的 ◦ 大義:
短時間フォローで品質を上げる ▪ 立ち上げ: チームの成長促進, 品質意識向上 ▪ 安定稼働: 仕組み化、標準適用 ◦ 本音: 関わっていないプロダクトのことを知り たいという好奇心9割、貢献感1割。 ▪ 必要だと思うことは自分で立ち上げる文化 8
テスト相談の流れ 9
初回コンタクト • きっかけ:プロジェクトリーダまたはマネージャからの声掛け • 空き予定に会議設定を入れてもらう ◦ 1回60分 • 聞くこと ◦
相談したいことのサマリ • 伝えること ◦ 1回で終わらなければ、おかわり可能 ◦ 資料準備など不要、その場で資料など見せてくれればOK 10
当日まで • 積極的に準備はしない • しないこと ◦ 周囲への聞き取り ◦ 開発資料、Slackなどへのアクセス •
しない理由 ◦ 先入観排除(相談者の話をまず聞く) ◦ 工数削減 11
テスト相談本番 1/2 • 形式 ◦ 時間配分 ▪ アイスブレイク 2分 ▪
フリートーク 45分 ▪ まとめ、ネクストアクション 10分+α ◦ 原則対面: ▪ 相手の表情、話し方を観察する [1] ▪ 顔を覚える、覚えてもらう 12
テスト相談本番 2/2 • 私と相談者の関係性 ◦ 私: ファシリテーター [3] 兼 一緒に考える人
◦ 相談者: 悩み/困りごとを話す人 兼 一緒に考える人 13
質問事項 [2] 14
15
16
17
番外編: 状況によっては答えだけ渡す場合も • 納期まで時間がない • 局所的なヒントや答えだけほしい ◦ 例) 端末選定の方法 •
相手がプロマネを熟知している ◦ 例)QCDのバランスを考える上で、どれを優先させるべき かQAとしての見解が欲しい 18
参考文献, 資料 19
20 No. 資料名 URL [1] 違和感のつかまえかた 組み込みシ ステムの開発者(テスター)として やっていること -
JaSST ‘19 Review https://www.jasst.jp/symposium/jasstrevie w19/pdf/S3.pdf [2] 説明できるテストをつくるためにでき ることを考える - JaSST ‘24 Tohoku https://www.jasst.jp/symposium/jasst24toh oku/report_pdf/S1.pdf [3] 悩めるエンジニアのためのぽけっと ファシリテーター (同人誌; 紙冊子の み?) https://caorit.hatenadiary.com/entry/2019/ 09/22/073528 参考文献、参考資料