Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
KAIGI NO OWARI
Search
radiocat
July 09, 2016
How-to & DIY
1
260
KAIGI NO OWARI
社内ハッカソンの資料です。
DEMO動画のリンク
https://youtu.be/4uxLJHIBcqo
https://youtu.be/JB2AUmH3zAM
radiocat
July 09, 2016
Tweet
Share
More Decks by radiocat
See All by radiocat
アジャイルを支える心理的安全性の守破離 / Psychological safety for Agile
radiocat
1
520
経験ゼロからはじめる!10年以上続くプロダクトのアウトカム創出戦略 / Challenges of product management
radiocat
1
3.9k
変化の時代に活かす「みんなのプロジェクトマネジメント」 / Utilize project management for change
radiocat
0
1.4k
「中小企業のエンジニアチームを”楽”にする」を目指す組織マネジメントの変わる勇気と変えない勇気 / Challenge to Scrum 4
radiocat
2
2.8k
関西的なノリで変化の波をノリこなすチームの取り組み / 3 Steps and Kansai-soul to Riding the Waves of Change
radiocat
2
2.5k
スクラムちゃうがなと言われてもやってみぃひん? / Challenge to Scrum 3
radiocat
4
8k
Re:ゼロから始めるアジャイル開発 / restart agile
radiocat
3
1.5k
スクラム開発について / What is Scrum?
radiocat
0
400
アウトプット駆動読書術実践入門 / The Output-driven Reading Techniques 2
radiocat
2
660
Other Decks in How-to & DIY
See All in How-to & DIY
Mini 4WD and Community
fukumay
0
640
LTのモチベーション
akrolayer
1
320
衛星通信を使ってLチカしてみた #starlink #iotlt
n0bisuke2
0
350
Chaos V-Ray Render Pool (使い方)
renderpool
0
160
MLSA 卒業式&歓迎会!@Microsoft Base 代官山
takunology
0
150
Raspberry PiではじめるKiCad入門 / 20240226-rpi-jam
akkiesoft
1
2.9k
元SREのCREが伝えたい、Mackerelをもっと活用するための実践Tips集 / Mackerel Drink Up #11 do-su-0805
dosu0805
0
120
ついにiPaaSでobnizが動くかも?! #iotlt #pipedream #obniz
n0bisuke2
0
230
ジョインして1ヶ月 緊急リリースを3度体験した話 〜そして改善へ〜
shibatadaiki
0
340
#きんぢラーメン大賞 番外編 -都内で食べられるご当地ラーメン23選-
kjstylepp
0
110
IoTカーテンオープナー
keicafeblack
0
150
地域JAWSの現状とベストプラクティス
awsjcpm
0
230
Featured
See All Featured
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
12
4.6k
Done Done
chrislema
178
15k
Docker and Python
trallard
33
2.7k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
124
32k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
10
990
A Tale of Four Properties
chriscoyier
150
22k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
318
37k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
513
39k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
237
11k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1024
450k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
27
6.3k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
220
21k
Transcript
KAIGI NO OWARI Ideathon & Hackathon @ Naniwa 2016.7.7
concept & idea
Concept 会議の終わりを そっとお知らせ
IDEA KAIGI NO OWARI Groupware
ラズパイやArduinoもいいけど何か別なもの使いたい! • 会議室に置いて通知するだけなのでオーバースペック • チャレンジ要素が少ない 鳩を出したい! • 鳩時計みたいな通知 • 古来よりお知らせといえば鳩
Technical theme
ESP-WROOM-02 • 小型Wi-Fiモジュール • Arduinoマイコンとして利用可能 • 単体では1,000円未満 低価格で最低限の機能を揃えている 今回は開発ボードのESPr-Developerを購入 ESP-WROOM-02単体
ESPr Developer ESP-WROOM-02本体 USB接続可 はんだ不要で 各種パーツに接 続
servo motor モーターの回転位置と回転速度を制御できる 様々な用途で利用されている • 製造工場の機械・産業ロボット • ラジコンなどのホビー用途
system design
各モジュールに呼びやすい名称をつけた System image 会議 スケジュール Saori Fukase Nakajin Love デスクネッツから
会議室のスケ ジュールを取得し てFukaseに送る Fukaseに通知要否 を問い合わせ、 サーボモーターを 動かす 実行コントロール Groupware
Nakajin • Groupwareにログインして会議室のスケジュールを取得する • 取得した情報をFukaseにPOSTする • cronで定期的に実行する コマンドラインからブラウザ操作が実行できるCasperJSを採用
CasperJS • http://casperjs.org/ • WebKitベースのヘッドレスブラウザ • PhantomJSのラッパーライブラリ ◦ PhantomJSをより簡易的に扱える •
E2EテストやWebスクレイピングで利用 • Seleniumよりも環境構築が簡単で手軽に扱える
Fukase • 会議情報を管理するAPIサーバー • Nakajinが取得した会議スケジュールを受信しDBに登録する • Saoriからの問い合わせに応答して通知要否を返す
Node.js+PostgreSQL on Heroku (ESLint by Travis CI)
Saori • 会議の終了時刻が近づいたらデバイスを制御してお知らせする • 30秒間隔でWi-Fiモジュールを介してFukaseに通知の要否を確認する • Fukaseが通知”要”を返した場合はサーボモーターを制御して鳩を動かす
Arduino ide • https://www.arduino.cc/ • C言語+αでハードウェア制御プログラミング ◦ いつどのピンの信号を ON/OFFするか ◦
ライブラリが豊富でネットワーク通信も簡単 • USB経由でESP-WROOM-02へ書き込み • ラズパイと違ってコードを修正するたびに イメージの再書き込みが必要
Arduino Code Sample IO12番ピンをサーボモーターに 接続し、90度回転信号を送る シリアル通信速度の設定 Wi-Fi接続もライブラリで抽 象化されていて楽ちん
Love Saoriは一定時間おきにFukaseに問い合わせする実装を組み込んだ Nakajinはcronで一定時間おきに起動する FukaseはSaoriとNakajinの問い合わせに応答するのみ 結論:Loveは必要なし
Information メンバー脱退のお知らせ いつもKAIGI NO OWARIを応援頂きありがとうございます。 このたび方向性の違いによりLoveが脱退することとなりました。 突然のお知らせとなり本当に申し訳ありません。 メンバー、スタッフで何度も話し合いを重ね、様々な形を模索してまいりました がこのような結論に至りました。 今後、Loveは概念となり皆様の心に残り続けます。
何卒ご理解頂けますと幸いです。
Development
Prototype-1 ダンボールで試行錯誤 たまたま家にあっ たビール箱 サーボモーターで 糸を引っ張る 人形が飛び出す
Prototype-2 レゴで試行錯誤
product この後デモします
Impressions
Hard • プログラマブルなハト時計は売ってない • 凧糸が売ってない、そもそもどこで売ってるか分からない • モーターの回転をどうハトの上下運動へ変換するか • ハトが思うように動いてくれない •
ハトを鳴かせたかった • ESP-WROOM-02は充分検証しないままやや見切り発車で採用した • CasperJSは実装は簡単だけどデバッグがしにくい
fun • 動いたときの感動! • 工作したことでモノを作った実感が倍増 • アーリーテスターからの声 • 帰りの電車でプルリクをチェックしてマージをキメた •
VimだけでNakajinの開発にチャレンジ • GitHub, Gitter によるチーム開発 • Googleスライドでもチーム開発(共同編集機能がすごい!)
Demo
Prototype-1 https://youtu.be/4uxLJHIBcqo
product https://youtu.be/JB2AUmH3zAM