Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

SaaS事業のデータマネジメント事例

Avatar for Recruit Recruit PRO
February 27, 2026

 SaaS事業のデータマネジメント事例

2026/2/27に、RECRUIT TECH CONFERENCE 2026で発表した林田の資料になります。

Avatar for Recruit

Recruit PRO

February 27, 2026
Tweet

More Decks by Recruit

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 林田 祐輝 ゴルフ・ドライブ 経歴 / Career 趣味 / Hobbies プロダクト開発

    データ推進室 SaaS領域データソリューションユニット SaaSデータソリューション部 SaaSデータマネジメントグループ 2017年にリクルートマーケティングパートナーズ(現リ クルート)へ入社。 『スタディサプリ』にて、データ分析、モニタリング構 築、データマネジメント業務を経験。 2022年よりSaaS領域も担当に加え、決済領域のデータ 活用、データマネジメント業務を担当。 現在は、まなび・SaaS領域のアナリティクスエンジニア のマネジメントを行っている。
  2. SaaS事業構造の特徴 SaaS領域は小さな事業が複数入った総合事業体 戦略 企画 営業 マーケ 開発 データ Airレジ 戦略

    企画 営業 マーケ 開発 データ Airリザーブ 戦略 企画 営業 マーケ 開発 データ Airメイト 戦略 企画 営業 マーケ 開発 データ Airシフト 戦略 企画 営業 マーケ 開発 データ Airペイ 戦略 企画 営業 マーケ 開発 データ Air キャッシュ
  3. プロダクトによって、収益モデルやどんな事業 体に受け入れやすいか、クライアント獲得への フローが異なる。 それに応じて、定義される指標やKPIも異なる ため、プロダクトごとに算出定義やデータ整備 が必要になる。 共通のID基盤 SaaS事業構造の特徴 プロダクト共通の特徴 ビジネスモデルの違い

    「AirID」を軸に、各プロダクトは併用利用で きる基盤になっている。 ex. 飲食店など、『Airレジ』『Airペイ』『Air ウェイト』『Airシフト』などを複数使う。 そのため、併用での利用状況を分析するケース がある。
  4. プロダクトごとにOne Big Table を用意。 ①属性情報のスナップショット ②トランザクションを日次集計 の2つを使えば、基本的な分析がで きるようにした。 複数プロダクトを担当する人は、別 のプロダクトでも似たようなレイア

    ウトのデータマートを使うため、認 知負荷を下げることができる。 SaaS事業におけるデータマネジメント 横断利用を想定した施策 プロダクト個別マート データポータルの構築 データ基盤の権限管理 データマート情報、基本的な指標の 定義、サンプルSQLを掲載。 各プロダクトの情報が網羅されてい るため、担当プロダクト以外の情報 にもアクセスが容易。 データ基盤(Google BigQuery) はプロダクトごとにデータセットを 分割。 利用申請時には、利用用途と共に権 限管理を実施。 データによっては各事業の一部の人 しかアクセス出来ないように、デー タセットに更に制限をかけ、データ 組織と事業責任組織でアクセス管理 をしている。
  5. 分析ニーズを収集し、随時データ マートへの反映を行う。 データマートの拡充が進めば、生成 AIへのインプットとして期待でき る。 事業戦略に合わせたデータマネジメントの変遷 「効率的なデータ活用管理」を支える3つの柱 プロアクティブなデータ基盤開発 開発効率向上 データアクセスへの生成AI活用

    データマートの開発機会増加に伴 い、開発効率の向上も必要になる。 dbtなどの開発ツールの活用し、生 成AIを組み込んだ開発フローを導入 することで、開発サイクルを高速に 回していく。 生成AIによるText to SQLでのデー タ抽出アシスタントを提供し、デー タ取得の難易度を下げ、スピード向 上を目指す。 複雑度が低いクエリを中心に、 SQLをある程度理解できる人向け の実装補助として提供。 今後、データマートの拡張と共に対 応範囲を広げていく。