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Office365と外部API、IoTを駆使して、家庭のトラブルを解決しよう!
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Ryota Nakamura
November 03, 2018
Technology
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Office365と外部API、IoTを駆使して、家庭のトラブルを解決しよう!
第1回 Home 365 祭
Office365
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寝坊
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Ryota Nakamura
November 03, 2018
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Transcript
Office365と外部API、IoTを駆使して、 家庭のトラブルを解決しよう! 2018/11/03 第1回 Home365祭 株式会社ソントレーゾ 中村亮太
自己紹介 • バイクとドローンとOffice365が大好きな37歳の おっさんエンジニアです。 • 多分九州界隈ではトップクラスに背が高いエンジニアなんじゃ ないかな?(笑) • 福岡で友人と3名で立ち上げた会社のCTOを務めています。 •
もともとインフラ上がりです。 • 最近はPowerAppsを使ってゲームを作ったりしてます。 • 最近東京に引っ越しました(単身赴任) R_t_A_n_M rnakamuramartiny 「りなたむ」といいます 正式名称は中村亮太です(笑) ▪主催 Office365 ユーザーグループ 福岡支部
今回のお話 ワークスタイルを変え、ライフワークバランスに大いに貢献するOffice365を、家庭 内でも活用し、ライフそのものをより良いものにしてみましょう! というHome365の意思に則り Office365をつかって、家庭内のちょっとした身近なトラブルを回避できないか、思 案してみました。
1.家庭内の些細なトラブルとは
家庭内のちょっとした身近なトラブルとは? 寝坊 消し忘れ・出しっぱなし 開けっぱなし・鍵忘れ
解決するためのアナログな解決方法 寝坊 消し忘れ・出しっぱなし 開けっぱなし・鍵忘れ 家族が気づいて起こす 大事になったときか帰宅 しないと気づけない 鍵を取りに戻る 鍵をかけに戻る 手間は掛かるわ、そもそも気づいたときには取り返しの
付かない事になってて解決していないなんてことも・・・
スマート化すればいいんや!
2.スマート化を進めてみる・・・が
それぞれ対応製品があったりなかったり・・・ 開けっぱなし・鍵忘れ スマートロック製品 専用アプリによる操作や、ICカードをかざすことで解錠 設定は専用のWebサイトで行う
それぞれ対応製品があったりなかったり・・・ 消し忘れ・出しっぱなし スイッチボット スマートスイッチ 自作・・・? Arduinoと サーボモーター スイッチボットもスマートスイッチもそれぞれ専用のアプリを 使って操作する必要がある。自作の場合はそれらを作る必要もある
それぞれ対応製品があったりなかったり・・・ 寝坊 睡眠時間を計測することはできるが、寝坊しているという通知機能 はない。
いざお金出してスマート化しても・・・ 製品毎にアプリを入れないと駄目 それぞれ登録するの本当に面倒 それぞれで権限を共有できない (自分たち、祖父母、子供など) アプリがいっぱいありすぎて何が 何だか分からない 普通にアナログでやったほうが楽 せっかくスマート化してみても、使い勝手が悪くて 意味がなくなってしまう。
そこで登場するのが!
3.Office365とスマートデバイスとの 連携
Office365とスマートデバイスをAPI経由で接続します スイッチボット スマートスイッチ スマートロック HTTPSによるWeb API実行
というわけでこんなモノ作ってみました
動作画面(Youtubeにアップしました!) https://youtu.be/n-DVH5lPtJg
動作概要図 ボタンのOnSelectで Flowを実行 Sesami API 戻り値でSesamiAPI の鍵状態を渡す 玄関の四角形オブジェクトの 色を変更する 鍵の状態
を取得
うっかり鍵をかけ忘れても・・・ 鍵をかけるというAPIコマンドを実行させるようにFlowを組むことで、専用アプリを入れることなく Office365のアプリのみで、鍵の状態チェック、リモートによる施錠・開錠を行うことができます! 施錠用に追加し たフロー 詳細版
4.Office365とスマートデバイス 外部サービスとの連携
子供がまだ寝ているか遠隔地からチェックする あの子もう起きてるよね? 起きてなかったら起こさない と!
睡眠状態がAPIで取得可能なスマートウォッチ製品を使用します ↓Fitbit API の内容(起床時の睡眠データ) ↓Fitbit API の内容(睡眠中)
というわけで・・・
動作概要図 ボタンのOnSelectで Flowを実行 Fitbit API 戻り値でFitbitAPIの 睡眠時間取得結果状態を 渡す 戻り値の内容によって テキストを変更する
常に同期
でも、なんだかちょっと物足りない・・・ せっかくなんだから、起きてないのが分かったら ボタンひとつで電話かけられるようにしたい! デモ動画はこちらです→ https://youtu.be/gqBptOdTeik
動作概要図(自動発信機能版) ボタンのOnSelectで Flowを実行 twilio API 電話発信
5.外部APIを使うためのTips
外部APIをお試しで使ってみるには・・・ cURL?なんじゃそりゃ??よくわからん!・・・ということで 私は Postman というツールを使っています! こんな感じで視覚的にAPIのパラメタを指定して 実行することができます。 各製品ごとにAPIの使い方みたいなのは大体こんな感じで書いてあったりします。
Microsoft Flowでの使い方 -H:ヘッダー -X:方法(GET,POSTなど) -d:本文 要求にはHTTPコネクタを使用します。また、戻り値を使用したい場合は、データ操作コネクタの JSON解析アクションを使用します。 要求コマンド 戻り値
認証の仕方にちょっと苦労するかもしれません 製品によってはAPI実行前に認証トークンを適宜発行しないと実行できないというものがあります。 認証方法などは、あらかじめAPIの資料を見るなどして調査しておくことをお勧めします。 Fitbitは年単位の期限 を設定できます
6.もっといろいろやってみたい パパさんママさんへ
よーし!パパママがんばっちゃうぞー! 自分でスマートデバイスを開発してみよう!という方もいらっしゃるかと思います。 そんなときも、Azure API Managementなど、自分でAPIを作成して、そちらをOffice365から呼び出すという 形にすれば、自作したデバイスも制御することが可能になります。 Azure IoT Edge Runtime
Azure IoT Hub LTEモジュール Wifiモジュール 各種モーター 各種センサー Azure Functions API Management Microsoft Azure HTTPSによるWeb API実行
Office365と外部API、IoTを組み合わせて
7.番外編
Office365オンリーでもHome365的な何かを・・・ 迷子探し支援アプリ「もりのくまさん」 思いついて30分後ぐらいにはできあがりました
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