Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
200323 仕様書ってどうしてます? はなっち!さん
Search
RPACommunity
March 23, 2020
Technology
0
570
200323 仕様書ってどうしてます? はなっち!さん
RPACommunity
March 23, 2020
Tweet
Share
More Decks by RPACommunity
See All by RPACommunity
201023 Automation Anywhere「A2019」を触ってみた Ayy
rpabank
0
960
201023 DX Suiteを触ってみた Ayy
rpabank
0
950
201023 RPA超初心者がWinActorにチャレンジしてみた ユーコさん
rpabank
0
570
201023 PowerPlatform はじめの一歩 みさみささん
rpabank
0
550
201023 アシロボで実際に沼ってみた たまいさん
rpabank
0
620
201018 RPAの本質とトレンド Mitz
rpabank
0
470
201006 僕がいまRPAで伝えたいことのすべて いろはまるさん
rpabank
0
420
201006 UiPath MVP 2019-2020 はなっち!さん
rpabank
0
410
201006 今からでも間に合う!UiPathトーク一気に振り返り たまいさん
rpabank
0
380
Other Decks in Technology
See All in Technology
SREが投資するAIOps ~ペアーズにおけるLLM for Developerへの取り組み~
takumiogawa
2
510
心が動くエンジニアリング ── 私が夢中になる理由
16bitidol
0
100
なぜ今 AI Agent なのか _近藤憲児
kenjikondobai
4
1.4k
テストコード品質を高めるためにMutation Testingライブラリ・Strykerを実戦導入してみた話
ysknsid25
7
2.7k
ExaDB-D dbaascli で出来ること
oracle4engineer
PRO
0
3.9k
Platform Engineering for Software Developers and Architects
syntasso
1
520
Next.jsとNuxtが混在? iframeでなんとかする!
ypresto
1
130
SSMRunbook作成の勘所_20241120
koichiotomo
3
170
VideoMamba: State Space Model for Efficient Video Understanding
chou500
0
200
B2B SaaSから見た最近のC#/.NETの進化
sansantech
PRO
0
930
Terraform Stacks入門 #HashiTalks
msato
0
360
OCI Security サービス 概要
oracle4engineer
PRO
0
6.5k
Featured
See All Featured
For a Future-Friendly Web
brad_frost
175
9.4k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
229
52k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
2.9k
Designing the Hi-DPI Web
ddemaree
280
34k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
48k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
How GitHub (no longer) Works
holman
310
140k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
25
5k
Transcript
仕様書ってどうしてます?
自己紹介 • 小﨑 肇(こざき はじめ⇒[ハナ]肇⇒はなっち!) • 59歳 もうすぐ60歳、もうすぐ… • 東京都豊島区⇒神奈川県川崎市中原区
• 趣味 自転車だったけど、最近はINGRESS • 職歴 ⮚ かなり前に今の会社に入社。 COBOL⇒JAVA⇒EXCEL-VBA ⮚ EXCEL-VBAでは、JP1-REPORTERとか、 SAGENT-REPORTERとか… ⮚ UiPath歴は、2018年4月より ⮚ UiPath japan MVP 2019 Holder!! Presented By
[email protected]
基幹システムの構築の場合 要件定義 外部設計 内部設計 プログラミング システムテスト ウォーターフォールモデル 運用 要件定義書 基本設計書
構造設計書 機能設計書 詳細設計書 プログラム 設計書 総合テスト 手順/成績書 操作手順書
基幹システムの構築の場合 要件定義 外部設計 内部設計 プログラミング システムテスト ウォーターフォールモデル 運用 要件定義書 基本設計書
構造設計書 機能設計書 詳細設計書 プログラム 設計書 総合テスト 手順/成績書 操作手順書 RPA範疇
RPA化するのに... 運用 操作手順書 RPA範疇 RPA (Robotic Process Automation)は、コンピューター 上で行われる業務プロセスを人に代わり自動化する技術 です。人間が繰り返し行うクリックやキーボード入力な
ど定常的な業務が自動化できることから、仮想知的労働 者(デジタルレイバー)とも呼ばれています。 操作手順書 = ROBOT 操作手順書 • 操作手順書が、最新になっているとは限らない。 • 操作手順書には、そこに書かれていない、操作者の 備忘メモが手書きされている。 • 上長などへの承認行為、他部署との連携なども含ま れている
運用 操作手順書 RPA化するのに...4つのポイント RPA化前 業務フロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。 ⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。
運用 操作手順書 RPA化するのに...4つのポイント RPA化前 業務フロー RPA化後 業務フロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。 ⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。 RPA化範囲と範囲外でのワークフローを表現する。
⇒ROBOT操作者の作業フローの変化点を洗い出す。
運用 操作手順書 RPA化するのに...4つのポイント RPA化前 業務フロー RPA化後 業務フロー RPA化 ワークフロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。
⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。 RPA化範囲と範囲外でのワークフローを表現する。 ⇒ROBOT操作者の作業フローの変化点を洗い出す。 アクティビティを意識した、ワークフロー図を作成する。 ⇒条件分岐、ループ単位を明確にしておく。
運用 操作手順書 RPA化するのに...4つのポイント RPA化前 業務フロー RPA化後 業務フロー RPA化 ワークフロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。
⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。 RPA化範囲と範囲外でのワークフローを表現する。 ⇒ROBOT操作者の作業フローの変化点を洗い出す。 アクティビティを意識した、ワークフロー図を作成する。 ⇒条件分岐、ループ単位を明確にしておく。 RPA化ワークフローをベースに、作り込んでいく。 ⇒RPA化ワークフローで考慮されていないエラーハンドリングなどを 実装する。
運用 操作手順書 RPA化するのに...変わらない部分 RPA化前 業務フロー RPA化後 業務フロー RPA化 ワークフロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。
⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。 RPA化範囲と範囲外でのワークフローを表現する。 ⇒ROBOT操作者の作業フローの変化点を洗い出す。 アクティビティを意識した、ワークフロー図を作成する。 ⇒条件分岐、ループ単位を明確にしておく。 RPA化ワークフローをベースに、作り込んでいく。 ⇒RPA化ワークフローで考慮されていないエラーハンドリングなどを 実装する。
運用 操作手順書 RPA化するのに...変わって行く部分 RPA化前 業務フロー RPA化後 業務フロー RPA化 ワークフロー 操作手順書からRPA化しやすいように、整理整頓して表現する。
⇒改めて、RPA化できる所(する所)、できない所を明確にする。 RPA化範囲と範囲外でのワークフローを表現する。 ⇒ROBOT操作者の作業フローの変化点を洗い出す。 アクティビティを意識した、ワークフロー図を作成する。 ⇒条件分岐、ループ単位を明確にしておく。 RPA化ワークフローをベースに、作り込んでいく。 ⇒RPA化ワークフローで考慮されていないエラーハンドリングなどを 実装する。
仕様書に対する考え方 ロボットそのものが 常に最新のドキュメント RPA化ワークフロー と同期させたい vs. RPA化 ワークフロー
仕様書に対する考え方 ロボットそのものが 常に最新のドキュメント RPA化ワークフロー と同期させたい vs. RPA化 ワークフロー 作り上げたロボットは、 仕様書に現れない考慮点が含まれている!
⇒一致していない!
仕様書に対する考え方 ロボットそのものが 常に最新のドキュメント RPA化ワークフロー と同期させたい vs. RPA化 ワークフロー ①RPA化ワークフローからロボットを作成したのは、 開発者によって作り方が違うし、ガバナンスがあるから、このままでよい
仕様書に対する考え方 ロボットそのものが 常に最新のドキュメント RPA化ワークフロー と同期させたい vs. RPA化 ワークフロー ① ②いやいや、あとから仕様書ベースで見返す事があるので、
コストが掛かっても、完全一致させましょう
仕様書に対する考え方 ロボットそのものが 常に最新のドキュメント RPA化ワークフロー と同期させたい vs. RPA化 ワークフロー ② ①
③完全一致は理想だけど、コストも掛かるのだったら...
こんな考えで作ってはいかが? 【ルール】 1. アクティビティの細かいパラメタ設定は記載しなくてもよい。 ⇒開発者も意識していないものもある。 ⇒都度微調整が必要である。 2. アクティビティに付けた名前を仕様書に記載する ⇒せめて、シーケンス、フローチャートだけでも! 3.
仕様書に記載したシーケンス、フローチャートには、やっている事を簡潔に記載する。 ⇒何をやっているのか、どう組み込んだかは、開発者により方法が異なる 【前提】 • ロボットが最新 • 仕様書は、ロボットの大体が判るように記載する。 【併せて…】 仕様書反映がしやすくなるよう、ロボット側の工夫も必要 1. 機能単位でシーケンス、ワークフローを挿入する 2. 要になる機能にアノテーションを追加する など
はたと思い付いた! HIPO(short for hierarchical input process output model)的な書き方ではどうでしょう? EXCELに保存 WEBに設定
フィルタして 【画像引用】機能要件の合意形成ガイド バッチ編 https://www.ipa.go.jp/files/000004500.pdf 24/44ページ データスクレープして EXCEL読んで
あくまでも、一例です 正解は無いです RPA責任者の考え方、意向に沿ったドキュメントを!