Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
GoCon2026 - Open Source, Open World
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
sanposhiho
September 10, 2026
Technology
9k
5
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
GoCon2026 - Open Source, Open World
GoCon 2026 - keynote
sanposhiho
September 10, 2026
More Decks by sanposhiho
See All by sanposhiho
Understanding the Kubernetes Scheduler: Internals, Roadmap, and Contributions
sanposhiho
1
180
kube-scheduler: from 101 to the frontier
sanposhiho
1
310
A Tale of Two Plugins: Safely Extending the Kubernetes Scheduler with WebAssembly
sanposhiho
0
280
人間によるKubernetesリソース最適化の”諦め” そこに見るリクガメの可能性
sanposhiho
2
2.3k
Don't try to tame your autoscalers, tame Tortoises!
sanposhiho
0
860
メルカリにおけるZone aware routing
sanposhiho
4
2k
A tale of two plugins: safely extending the Kubernetes Scheduler with WebAssembly
sanposhiho
1
650
メルカリにおけるプラットフォーム主導のKubernetesリソース最適化とそこに生まれた🐢の可能性
sanposhiho
1
1.1k
MercariにおけるKubernetesのリソース最適化のこれまでとこれから
sanposhiho
8
4.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
AIエージェントを安全で速い現場監督にする:Jev・Obsidian・メタハーネス
x5gtrn
PRO
0
140
Swap and Memory Reclaim - Squeezing Out More RAM
ennael
PRO
1
1.1k
個別開発で終わらせない。 現場の課題をプロダクトの強さに変える StockmarkのFDE
ktkrhr
0
360
AIに書かせて、プラットフォームで縛る ― EKSプラットフォームで実践した責任境界と権限設計
elmodev09
1
1k
音声コミュニティを守るAI監視基盤_ 90%以上の入力削減を支えたServerless設計と運用判断
shuheioka123
0
110
spanner-autoscalerに学ぶ CRD設計パターン 〜自動化と緊急時対応を両立する Kubernetesコントローラーの作り方〜
tkuchiki
0
210
Argo CDとAtlantisで実現するインフラ管理のセルフサービス化──小規模SREチームで支えるプラットフォーム
cassius7
0
240
人にやさしく、AIにやさしく、書き手を選ばないIaCのガードレール再考 / Rethinking IaC Guardrails for Humans and AI Alike
kohbis
5
1.8k
1人アドミンな私はAWSアカウント申請をSlackで完結したい!
ysuzuki
0
100
【ゲームメーカーズスクランブル2026】『Shadowverse: Worlds Beyond』UIとアニメーションで実現する最高のユーザー体験を叶えるプロトタイピング
cygames
PRO
1
700
HolmesGPTで始めるSREエージェント入門!プラットフォームの障害調査はAIにお任せ 〜
leveragestech
PRO
0
110
手を動かして実感する、Kiro が変える開発体験
inariku
0
420
Featured
See All Featured
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.8k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.6k
Future Trends and Review - Lecture 12 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
3.8k
How to build an LLM SEO readiness audit: a practical framework
nmsamuel
2
930
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
410
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
11
1k
How to Talk to Developers About Accessibility
jct
2
560
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
940
The innovator’s Mindset - Leading Through an Era of Exponential Change - McGill University 2025
jdejongh
PRO
1
350
エンジニアに許された特別な時間の終わり
watany
109
250k
Hiding What from Whom? A Critical Review of the History of Programming languages for Music
tomoyanonymous
3
1.3k
What the history of the web can teach us about the future of AI
inesmontani
PRO
1
720
Transcript
Open Source, Open World Kensei Nakada (@sanposhiho)
Slido 発表中でもいいので いつでも質問入れてください!
👋 Kensei Nakada (@sanposhiho) • Software Engineer • Kubernetes SIG-Scheduling
Chair / Tech Lead
👋 Kensei Nakada (@sanposhiho) • Software Engineer • Kubernetes SIG-Scheduling
Chair / Tech Lead ▪ 2021年から始めて5年以上趣味で貢献
• • 5年のOSS活動によって僕はかなり遠くに来た • OSSは継続が難しい ◦ (仕事以外で)数年単位で続けてくれる人は稀 • OSSを始める方法ではなく、続けてきた理由の話 ◦
なぜ僕は、仕事でもないOSSを5年以上続けられたのか?
� � 2018
• 石と川しか無い県で育つ。 � � 2018 ▪ 家にパソコンがあるわけがない ▪ i pod
touchを持ってたらヒーロー
• 石と川しか無い県で育つ。 � � ▪ 家にパソコンがあるわけがない ▪ i pod touchを持ってたらヒーロー
• 大学で京都へ ▪ 総合的な人間を目指す ▪ 生協でmacbook air購入、スタバでmacbookの夢を叶える ▪ 授業で初めてのぷろぐらみんぐ 2018
• 石と川しか無い県で育つ。 � � ▪ 家にパソコンがあるわけがない ▪ i pod touchを持ってたらヒーロー
• 大学で京都へ ▪ 総合的な人間を目指す ▪ 生協でmacbook air購入、スタバでmacbookの夢を叶える ▪ 授業で初めてのぷろぐらみんぐ • 刺激ジャンキー ▪ インターン、ハッカソン、自作アプリ、OSS、 コミュニティ運営、CTF / Hack the Box、etc 2018
• 石と川しか無い県で育つ。 � � ▪ 家にパソコンがあるわけがない ▪ i pod touchを持ってたらヒーロー
• 大学で京都へ ▪ 総合的な人間を目指す ▪ 生協でmacbook air購入、スタバでmacbookの夢を叶える ▪ 授業で初めてのぷろぐらみんぐ • 刺激ジャンキー ▪ インターン、ハッカソン、自作アプリ、OSS、 2018 コミュニティ運営、CTF / Hack the Box、etc ▪ OSSはやれることの振り幅が大きい!
None
OSSって割と孤独 • AIなんてものは 🈚 / 知り合い 🈚 / 英語力 🈚
(そして日本人少) ◦ 実装理解に詰まっても聞ける人がいない ◦ 海外maintainerに英語質問凸する胆力 🈚 ◦ コミュニティミーティングの議論を理解する英語力 🈚 • 頑張って小さいPR出してもreviewersは忙しい ◦ 小さなPRは見逃されがち
Google Summer of Code
• Projectの提案を出す必要がある ▪ 「Kubernetesってなんかでかいやんね」 ▪ でかいOSSにcontributeしたかった • Kubernetes Schedulerの勉強 ▪
コロナ禍で時間だけはあった • ちなみに給料(奨学金)も出る。 ▪ メンテナに教えてもらえつつ、お金ももらえるってどう いうこと...? ▪ さらに結構良い金額
Google Summer of Code • 相変わらず英語が喋れない、読み書きも得意ではない ◦ GSoCのメンターとの1 on 1マジで会話にならない
Google Summer of Code • 相変わらず英語が喋れない、読み書きも得意ではない ◦ • • GSoCのメンターとの1
on 1マジで会話にならない ただ何とか無事完遂 ◦ メンターが根気よくアドバイスをくれる ◦ 後にお世話になるSIG Leads達とも知り合う なんとなく仲間に加わった気分になる ◦ 色々と心理的なハードルが下がる
Google Summer of Code • 相変わらず英語が喋れない、読み書きも得意ではない ◦ • • GSoCのメンター
との1 on 1マジで会話にならない ただ何とか無事完遂 ◦ メンターが根気よくアドバイスをくれる ◦ 後にお世話になる SIG Leads達とも知り合う なんとなく仲間に加わった気分になる ◦ 色々と心理的なハードルが下がる
• 英語喋れる様になりたくなった ▪ 英語を話すことができる会社を新卒に選ぶ ▪ 自動で英語が喋れるようになるわけではない ▪ ただ、苦手意識はなくなる • 「Kubernetes
…おもろいやん」 ▪ Backendのチームから Platformチームに移動する • OSSはなんとなく趣味で続ける ▪ なんとなく 楽しんでいた ▪ 相変わらずのコロナ禍
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 ◦ 実装を一度掴めると、一気に取り組める課題が増える ◦ Leadsとコミュニケーションを取りながら大きな機能の実装を進める • Ladder:
Member -> Reviewer -> Approver -> Lead • Kubecon参加/登壇 (maintainer session)
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 ◦ 実装を一度掴めると、一気に取り組める課題が増える ◦ 自分が作った機能の公式ブログ記事を書く ◦ 会社で使いたかった機能を自分でKubernetesに実装
• Ladder: Member -> Reviewer -> Approver • Kubecon登壇 (maintainer session)
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 ◦ 実装を一度掴めると、一気に取り組める課題が増える ◦ 自分が作った機能の公式ブログ記事を書く ◦ 会社で使いたかった機能を自分でKubernetesに実装
• Ladder: Member -> Reviewer -> Approver • Kubecon登壇 (maintainer session)
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 • Ladder: Member -> Reviewer ->
Approver -> Lead ◦ 貢献を重ねた上で、Leadsに推薦してもらう ◦ やれること/責務の変化: 実装→レビュー・議論 • Kubecon参加/登壇 (maintainer session)
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 • Ladder: Member -> Reviewer ->
Approver -> Lead • Kubecon参加/登壇 (maintainer session) ◦ 2022 デトロイト → 2025 アトランタ。NAは毎年参加 ◦ 今となっては慣れ切ったけど、最初は超緊張 ◦ アイコンしか知らなかった世界のmaintainer達と直接会って ビールを交わす
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 • Ladder: Member -> Reviewer ->
Approver • Kubecon登壇 (maintainer session) ◦ 2022 デトロイト → 2025 アトランタ。NAは毎年参加 ◦ 今となっては慣れ切ったけど、最初は超緊張 ◦ 世界のmaintainer達と直接会う。ビールを交わす ◦ Contributor Awardを貰う x 2
趣味としての OSS • 週末の僕「実装!PR!実装!PR!」 • Ladder: Member -> Reviewer ->
Approver • Kubecon登壇 (maintainer session) ◦ 2022 デトロイト → 2025 アトランタ。NAは毎年参加 ◦ 今となっては慣れ切ったけど、最初は超緊張 ◦ 世界のmaintainer達と直接会う。ビールを交わす ◦ Contributor Awardを貰う x 2
趣味としての OSS ・・・
趣味としての OSS ・・・ なんで僕はこれを5年以上もやってるんだ?
• 英語喋れる様になりたくなった ▪ 英語を話すことができる会社を新卒に選ぶ ▪ 自動で英語が喋れるようになるわけではない ▪ ただ、苦手意識はなくなる • 「Kubernetes
…おもろいやん」 ▪ Backendのチームから Platformチームに移動する • OSSはなんとなく 趣味で続ける ▪ なんとなく 楽しんでいた ▪ 相変わらずのコロナ禍
自分のモチベを理解する 「OSSやってる人カッケー」-> 何がかっこいいのか • OSSをやっている人の技術力の高さ/知識量がかっこいいのか? • 英語で世界のエンジニアと議論するのがかっこいいのか? • 「この機能、俺が作ったやんね?」がかっこいいのか? •
世界的なカンファレンスに登壇しまくって有名になりたいのか?
OSSを長く続ける OSSを続ける合理的な価値/理由 とは何か • OSSは自分の時間を使用する無償の労働 である。その労働に見 合う価値をどこに見出すか • 自分の実績や知識/経験になる?キャリアに活用する? 仲間との繋がり?GitHub
Sponsor等でお金をもらう? OSSからビジネスに繋げる?自分が使うツールなので見返りはい らない?
OSSを長く続ける OSSを続ける合理的な価値/理由 とは何か • OSSは自分の時間を使用する無償の労働 である。その労働に見 合う価値をどこに見出すか • 自分の実績や知識/経験になる?キャリアに活用する? 仲間との繋がり?
GitHub Sponsor等でお金をもらう?OSSから ビジネスに繋げる?自分が使うツールなので見返りはいらない?
OSSって割と孤独
OSSって割と孤独 OSSの向こう側には“人”がいる
OSSって割と孤独 OSSの向こう側には“人”がいる • 孤独だったのは僕が誰にも話しかけなかったから ◦ First contributorでも積極的にDMしてくる人もいる
OSSって割と孤独 OSSの向こう側には“人”がいる • 孤独だったのは僕が誰にも話しかけなかったから ◦ First contributorでも積極的にDMしてくる人もいる • OSSへの貢献は一人では完結しない ◦
ユーザーからの機能リクエスト、ユースケースの提供、bug報告.. ◦ Issue/KEPでの議論 -> PR review ◦ チームミーティング、チームとしての優先順位の議論
OSSって割と孤独 OSSの向こう側には“人”がいる • 孤独だったのは僕が誰にも話しかけなかったから ◦ First contributorでも積極的にDMしてくる人もいる • OSSへの貢献は一人では完結しない ◦
ユーザーからの機能リクエスト、ユースケースの提供、bug報告.. ◦ Issue/KEPでの議論 -> PR review ◦ チームミーティング、チームとしての優先順位の議論 • カンファレンスにおける交流/議論
Open source, open world • 自分のスキルは本を読んでも伸ばせるかもしれない • 経験は自分の会社でも培えるかもしれない • 副業をしたほうが金銭的には稼げるかもしれない
Open source, open world • 自分のスキルは本を読んでも伸ばせるかもしれない • 経験は自分の会社でも培えるかもしれない • 副業をしたほうが金銭的には稼げるかもしれない
• OSS貢献は会社も国も文化も考え方も異なる仲間をもたらす • そしてその仲間があなたの世界を広げる
仲間があなたの世界を広げる • 英語力0の僕をやり通してくれたGSoCのメンター • 僕のことを信頼して、チャンスをくれた前Leads ◦ 沢山チャンスをくれて育ててもらった前Leadsに本当に感謝 ◦ KEPを任せてくれたり、Reviewer/Approvor/Leadへの推薦 •
カンファレンス登壇 ◦ 知り合い繋がりでKubecon以外の海外のイベントにも登壇 • キャリアにおける転機 ◦ 2回の海外企業転職。どちらもOSSでの繋がりがきっかけ
仲間があなたの世界を広げる • 英語力0の僕をやり通してくれたGSoCのメンター • 僕のことを信頼して、チャンスをくれた前Leads た い て っ わ
関 が 間 仲 も つ い ◦ KEPを任せてくれたり、Reviewer/Approvor/Leadへの推薦 は に 振り返ると転機 ◦ 沢山チャンスをくれて育ててもらった前Leadsに本当に感謝 • カンファレンス登壇 ◦ 知り合い繋がりでKubecon以外の海外のイベントにも登壇 • キャリアにおける転機 ◦ 2回の海外企業転職。どちらもOSSでの繋がりがきっかけ
Go Far, Go Together • OSSによって通常起こり得なかった出会い/仲間が 生まれる • (僕的には)それがOSSにおける1番ユニークな価値 •
多くの出会いと仲間が僕を成長させ、キャリアのきっかけとなる
Go Far, Go Together • OSSによって通常起こり得なかった出会い/仲間が 生まれる • (僕的には)それがOSSにおける1番ユニークな価値 •
多くの出会いと仲間が僕を成長させ、キャリアのきっかけとなる • Go Far Go Together - 出会いがあなたを一人では辿り着けな かった予想外の場所に連れていく
Go Far, Go Together • コミュニティ によって通常起こり得なかった出会い/仲間が生ま れる • (僕的には)それがコミュニティ
における1番ユニークな価値 • 多くの出会いと仲間が僕を成長させ、キャリアのきっかけ となる • Go Far Go Together - 出会いがあなたを一人では辿り着 けなかった予想外の場所に連れていく
Go Far, Go Together! ここでの出会いと交流を大切に、Go Con楽しんでください!
注 • 文字数等の関係上OSSへの貢献活動を「OSS」と表現 • 文脈上わかると思うが、後半はすべて僕のKubernetesにおける経験を 元に説明しており、人には人のOSS事情がある ◦ OSSによっては状況が100%異なる ◦ 例えばKubernetesのような大きな会社からたくさんフルタイム
contributorsが出ているOSSと、個人が所有しているOSSだと雰囲 気が100%異なる