•成熟前の雌雄のニホンウズラを雌雄ペアごとに飼育し、5群に分ける •ネオニコチノイド系農薬を6週間、1日1回投与 •与えた農薬の量は、ラットに対して無毒性が認められた量の 3分の1~3000分の1の極めて少量での実験 結果 •雄雌共に、繁殖能力を低下させる影響が見られた 備考 •トキの繁殖を試みていた佐渡市において、野生のトキが繁殖できない 状況が続いていた •佐渡市でトキの野生復帰を研究していた新潟大学は、農薬毒性について 研究を続けていた神戸大学の星信彦教授に調査を依頼し、実験が開始 •ネオニコチノイド系農薬の影響が明確になったことから、佐渡市はそれ らを使用しない農業へと方向転換し、今ではトキの野生下での孵化がみ られるようになった ・ネオニコチノイド系農薬がトキの繁殖能力に及ぼす影響の基礎的評価(神戸大学大学院 農学研究科)https://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2015img/0119/h24/07.pdf ・週刊新潮20.04.02_「食」と「病」特集第3回(奥村修司+取材班)