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Kumamoto HoloLens ミートアップ v7 / KumamotoHoloLensMeetupv7

Kumamoto HoloLens ミートアップ v7 / KumamotoHoloLensMeetupv7

2022/7/16 Kuamoto HoloLens ミートアップ登壇資料

shota-yano

July 16, 2022
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Transcript

  1. 矢野 翔大 【会社】 • 株式会社KIS • エンジニア • 生産管理システム構築 【コミュニティ】

    • KumaMCN 【最近やってること】 • 飯グラメトリ • リアルアバターで遊ぶ WIDAR リアルアバター
  2. Step2: 結果 • QRリーダーから1文字ずつ送信されるので注意が必要 • キーボードと同じ扱い • 全ての文字が送信完了する前に次の処理をやるとエラーになる • URLが不完全なままブラウザでアクセスしようとするため

    • 読み取ったURLは表示していなかったがエラーになるので表示させたら発覚した • 処理の途中でブラウザ開こうとしていた • 画面表示自体は問題ない • 設備にQR貼って現場で設備の稼働状況を見たりもできそう(Iot的なやつ)
  3. Step4:ピッキングの業務にMR機能をくっつけてみる • 画面はWebアプリをそのまま利用 • 保管場所の道案内をMRでやる • Azure Spatial Anchorを使用 •

    空間認識を使って在庫を保管している棚までの道を表示 • 2年前のKumamoto HoloLensミートアップでやったやつの改良版
  4. マップは事前に作成する • 棚と通路の要所にアンカーを設置 • QRとその周辺の空間の特徴点を記録 • アンカーIDはDBに格納 • 保管場所データと紐づけ •

    現在地を知る方法 • 近くの空間を見て検索 • 近くのQRを読む • 目的地を知る方法 • ピッキング指示から取得 L1 L2 L3 L4 L5 L6 L7 L8 L9 L10 L11 L12 L13 L14 L15 L16 保管場所 (ロケーション)
  5. Step4:課題 • 同じ情報を見せるための同期方法 Webブラウザ ピッキングの 情報を表示 DB Aprisoのパッケージの領域 Azure Spatial

    Anchors ・アンカーのID ・棚番の情報 ・現在の位置 など MRの領域 ※道順の表示 ・アンカーID ・アセット
  6. Step4:結果 • 同じ情報を見せるための同期方法が課題 Webブラウザ ピッキングの 情報を表示 DB Aprisoのパッケージの領域 Azure Spatial

    Anchors ・アンカーのID ・棚番の情報 ・現在の位置 など MRの領域 ※道順の表示 画面操作(更新処理) ⇒次のデータを表示 更新されない ⇒前のデータのまま ・アンカーID ・アセット
  7. まとめ • Webアプリであればうまいこと組み合わせて使うことは出来そう • UXの設計はこれから • Unityで作らなくていいところは極力作らない • リソースをうまく利用して時間を削減 •

    MR機能の部分に注力する • 生産管理のDBアクセスは可能ならAPI化しておく • パッケージの領域なのでUnity側で直接書くよりAPI化しておいた方が良い • 事前にSpatial Anchorsのマップ情報作るのが大変 • 現場ごとに作っていく必要がある
  8. 【余談】ふと思ったこと • そもそもSpatial Anchorsを使うのがいいのか? • 倉庫内の棚は基本的に動かない • 保管するものは変わっても棚そのものは動かない • 保管場所ごとにQRを1つつけた時点で平面座標と向きが決まる

    • QRリーダーではなくHololens2標準機能を使うという選択肢 • HoloLens2 の場合QRの正面を向き、かつ近づかないと小さいQRは検出が難しい • このデメリットを逆に考えるならQRに対するHoloLensの相対値がほぼ決まる(はず) • QRの座標と向きとHoloLens2 の相対位置が決まれば平面座標の特定は可能 • QRの位置も3次元的に持てば理論上3次元マップの作れる • Spatial Anchors使わず論理マップだけで道案内できるのでは? • 検証してみる価値はありそう L1 Hololens2QR検出 距離:0.15~0.5M 角度:±45度
  9. END