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小型ハイブリッド用フライトシミュレータの開発

sksat
February 03, 2020

 小型ハイブリッド用フライトシミュレータの開発

村井研2期目(Arch)のWIP発表です.
実装: https://github.com/sk2sat/trochia

sksat

February 03, 2020
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Transcript

  1. 評価 12 trochia FROGS OpenRocket 配布形式 ソース・バイナリ ソース OpenRocket.jar 実行に必要なもの

    無し Matlab JRE コマンドライン実行 ◯ △ ☓ パラメータの入力 config.toml 配列に代入 GUIで入力 計算・可視化に必要な操作数 3 2N ☓ 計算精度 デフォルト4次 1次+4次 4次 N: 検討する仰角の数
  2. 評価(2) ・計算時間の短縮  ・検証環境:Arch Linux, AMD Ryzen 5 3600  ・弾道落下時,地上風速 1~7m/s,風向9,17方位を連続実行

     ・FROGS:1ケースあたり平均1.2s  ・trochia :1ケースあたり平均0.2s  ・5.6〜5.8倍の高速化 13
  3. 参考文献 ・田辺英二.ロケットシステム( 1999) ・George P. Sutton. ; ロケット推進工学.望月晶訳.( 1992) ・import

    Avio.小型ハイブリッドロケットノウハウ vol.1.(2019) ・伊里正男,藤野和建.数値計算の常識.( 1985) 15
  4. シミュレーション審査 ・安定して飛行するか? ・C D , C Nα はCFDで計算 ・どこに落ちるか? ・風の影響が大きい

    ・落下可能域が設定されている ・「打ったら落下可能域外に落ちる」風向・風速条件を出す 19 伊豆大島共同打上実験の落下可能域 左:陸打ち 右:海打ち 風向風速制限表の例