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(1)SORACOM UG ご紹介 ~ (2)IoT プラットフォーム SORACOM ~ (3)IoT を Well-Architectedにするために

SORACOM
PRO
September 02, 2023

(1)SORACOM UG ご紹介 ~ (2)IoT プラットフォーム SORACOM ~ (3)IoT を Well-Architectedにするために

2023年9月2日開催『JAWS-UG高知 Vol.13 & SORACOM UG四国
』にて、SORACOM UG 運営の藤田さん、ソラコム松下(max)、ソラコム桶谷(takuya)が発表した資料です。

以下の内容が収録されています。

SORACOM UG ご紹介
つながる!が、身近な社会へ ― IoT プラットフォーム SORACOM
IoT を Well-Architectedにするために

SORACOM
PRO

September 02, 2023
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Transcript

  1. SORACOM セッション!

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  2. SORACOM User Group
    のご紹介
    JAWS-UG x SORACOM UG 2023/9/2
    #jawsug #jawsug_kochi
    IoTのなかまが集うハッシュタグ
    #SORACOMUG #SORACOM

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  3. 今日は3人のリレー形式でお届けします!!
    Takuya君
    Max君
    わたし
    ソラコムの人たち
    じゃない人

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  4. 藤田なつみ(FujitaNatsumi)
    🔹仕事 ×ソラコムの人ではないです
    丸の内のDXコンサルティングファーム
    Ridgelinez株式会社 D&I推進室
    🔹好きなソラコムカルチャー
    ニックネーム文化
    🔹推しエバンジェリスト
    ソラコムMaxくん
    SORACOM UGの多様性枠😊
    みなさん、仲良くしてください!
    @natsu01natsu01
    #MAXデテル

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  5. SORACOM User Group
    SORACOM UG とは?

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  6. SORACOM UG とは?
    業種・職業問わず、IoTプラットフォーム SORACOMサービス を知りたい人、使ってみた
    い人、使っている人、より使い方を知りたい人など、誰でも参加できるコミュ二ティです。
    SORACOM User Group は、
    様々なバックグラウンドを持った方が
    集まって互いに学び合い交流し合う
    場を提供しています。
    welcome!!
    SORACOM使ってなく
    ても大丈夫

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  7. SORACOM UG 支部紹介

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  8. 高知大好き!!
    コラボイベント開催ありがとうございます💙

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  9. SORACOM UG 好きになってもいいんだよ
    SORACOM UG公式ページ
    https://www.facebook.com/soracomug/
    Facebook
    https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/
    Connpass
    https://soracom-ug.jp/
    オンライン勉強会
    SORACOM UG
    Online
    来たれ初心者!
    SORACOM UG
    ビギナーズ
    第2・4水曜日の夜は
    SORACOM UG
    夜のもくもく会
    9/13(来週水曜)
    開催予定

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  10. 今後のイベント予定 来てね!
    9/13(水) 21:00~もくもく会 (オンライン)
    お申し込みはSORACOM
    UG
    connpassページから!
    10/21(土) SORACOM Explorer

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  11. 今日は
    ハンズオン楽しんでください💛
    &また呼んでね!

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  12. SORACON
    ソラコム
    どっちが正解?
    おまけ

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  13. SORACOM→サービス名
    ソラコム→会社名
    どっちも正解!

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  14. 推しにバトンタッチします
    Takuya君
    Max君
    わたし
    推しエバ
    じゃない人 推しSA

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  15. つながる!が、身近な社会へ
    IoT プラットフォーム SORACOM
    Sep. 2nd, 2023
    JAWS-UG 高知 × SORACOM UG 四国 in 高知
    株式会社ソラコム
    テクノロジー・エバンジェリスト
    松下 享平 (Max / @ma2shita)

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  16. 運営のみなさま
    いつも、ありがとうございます!
    感謝のツイートをぜひ!!

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  17. @SORACOM_PR
    fb.com/soracom.jp
    イベントの振り返りに!
    ハッシュタグ
    #jawsug #jawsug_kochi
    #SORACOMUG
    フォローや
    チャンネル登録を是非!
    youtube.com/c/SORACOM_Japan
    instagram.com/soracom.official

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  18. @ma2shita
    お気軽にフォローを!
    株式会社ソラコム
    テクノロジー・エバンジェリスト
    松下享平 (まつした こうへい)
    "Max"
    講演回数 600超/累計、保有スライド 1万枚超
    好きな言葉「論より、コード」
    好きな SORACOM サービス: SORACOM Funnel
    好きな AWS サービス: AWS IoT Core
    AWS ヒーロー (IoT 部門、2020年)

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  19. https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202309/types-of-iot-wireless-work/

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  20. IoT、面白い!

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  21. クラウド
    センサー/デバイス
    “モノ”
    ネットワーク
    現場をデジタル化 現場とクラウドをつなげる デジタルデータの活用
    モノやコトをデジタル化
    人手に頼らずデータを集める、現場を動かす
    IoT とは?

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  22. 社会のあらゆる場所で活用されているIoT
    社会インフラ(ガス) 運輸・輸送
    商業施設(カメラ・AI)
    顧客利便性向上 モビリティ
    製造現場
    見守り コミュニケーション支援
    社会インフラ(河川)
    洋上プラント 商業施設(ロボット)
    鳥獣捕獲

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  23. https://www.youtube.com/watch?v=QBXAhM5PhTE

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  25. でも…?
    こういう仕組みって
    💰お金や、⌛時間や、技術が
    必要なのでは?

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  26. SORACOM は IoT の「つなぐ」を簡単に
    IoT デバイス クラウドサービス
    ✓ 遠隔操作
    ✓ メンテナンス
    ✓ 蓄積・見える化
    ✓ アラート通知
    センサ
    キット
    IoT 通信
    IoT SIM
    LPWA
    パートナー
    デバイス
    パートナークラウド
    (AWS / Microsoft / Google)
    Wi-Fi / 有線
    3G / LTE / 5G
    LTE-M
    通信
    デバイス
    クラウド型
    カメラ
    衛星通信

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  27. LTE-M + 乾電池で
    「どこでもボタン」を実現
    SORACOM LTE-M Button
    3つのボタンアクション
    • シングル
    • ダブル
    • ロング
    + 簡易位置測位機能

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  28. デバイスも、通信もある
    データ活用は?

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  29. IoT バックエンド構築の課題
    準備
    仮想サーバーを立ち上げてから、OS、あとは PHP +
    Laravel をインストールして API と変換処理を実装した後、
    ストレージに MySQL を設定して…
    楽しいけれど、お金にならない時間!
    非機能要件の実装
    MQTT 対応?認証処理?
    ワークロード調整?ストレージ見積?
    面倒なうえに、お金にならない時間!
    運用や費用
    モニタリング?スケールアウト/イン?
    データが流れていない時のコスト?
    手間がかかるのに、だれもお金を払ってくれない!
    ともかく大変!

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  30. なぜクラウドなのか?
    改善 革新
    今までできていたことを
    より速く、安く、簡単に実行できる
    これまでできなかったことを
    実現できる

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  31. ハードウェアもソフトウェアも
    サーバーも利用する
    作らずに、創る
    自前主義からの脱却

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  32. 「作らずに、創る」を実現する
    IoT で使えるマネージドサービス、サーバーレス
    AWS IoT Core
    AWS と IoT デバイス間の窓口
    Amazon Kinesis
    ストリームデータ処理
    AWS Lambda
    ロジックの実行

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  33. マネージドサービス・サーバレスを活かす
    SORACOM サービス
    AWS IoT Core
    Amazon KinesisData Streams
    AWS Lambda
    AWS Cloud
    データ転送
    SORACOM Beam
    クラウドアダプタ
    SORACOM Funnel
    ファンクション呼び出し
    SORACOM Funk
    SORACOM Platform
    IoT データ通信
    SORACOM Air
    セルラー
    GSM / LTE / 5G
    LPWA
    LTE-M / Sigfox
    VPN
    WireGuard
    SORACOM IoT SIM
    セキュアリンク
    SORACOM Arc
    Wi-Fi / Starlink
    IoT デバイス

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  34. 株式会社ミクシィ
    導入事例
    SORACOM BeamとeSIMを組み合わせによるデバイスの認証と通信の暗号化を行
    うことにより、セキュリティの強靭化と同時に機器の開発やキッティングの手間
    をオフロード。
    位置情報
    SORACOM
    Beam
    UDP HTTPS
    みてねみまもりGPS AWS Cloud
    eSIM
    回線(SIM)情報により
    デバイスを認証
    SORACOM Beamのプロトコル変換機能により、
    デバイスがやり取りする軽量なUDP通信を
    安全なHTTPSに変換してクラウドとやり取り。
    サービス

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  35. パーツを組み合わせて “創る”
    ~ Build ~
    現場のデジタル化と、データ活用へ

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  36. IoT を Well-Architected
    にするために
    JAWS-UG高知 Vol.13 & SORACOM UG四国
    Takuya Oketani
    Solutions Architect, SORACOM, INC.
    2023.09.02
    Original Update by Steve Snodgrass / https://www.flickr.com/photos/stevensnodgrass/5259158811/

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  37. 桶谷 拓也 Takuya Oketani
    ソリューションアーキテクト
    株式会社ソラコム, 大阪
    ♥ Unified Endpoint
    ♥ Amazon SQS
    @okeee0315
    About me

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  38. Hashtag
    #jawsug
    #jawsug_kochi
    #soracomug
    Original Update by stevegarfield / https://www.flickr.com/photos/stevegarfield/4247757731/

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  39. Well-Architected とは
    Original Update by Benedicto de Jesus / https://www.flickr.com/photos/bendjsf/4993054867/

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  40. • AWS Well-Architected
    Well-Architected(W-A) とは
    https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/reinvent_report_20151008/

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  41. • Amazon Web Services(AWS) が
    2015 年 10 月 01 日に初版を公開
    • システム設計・運用の考え方と
    ベストプラクティス集
    • 全てを適用、適合する必要はない
    • AWS の SA と AWS のお客さまが
    数多くの経験で作り上げた
    AWS Well-Architected
    https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/

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  42. • ホワイトペーパー
    • W-A の概要
    • 6 つの柱(ピラー)ごとの詳細なホワイトペーパー
    • 優れた運用効率、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コストの最適化、持続可
    能性
    • チェックリスト
    • ベストプラクティスに則っているか、を確認する
    • 確認質問集
    • ソリューションアーキテクト
    • 設計、構築、運用を支援する
    AWS Well-Architected の構成要素
    クラウド設計・運用のベストプラクティス集
    AWS Well-Architected Frameworkを100%活用する方法
    https://d1.awsstatic.com/events/jp/2018/summit/tokyo/aws/08.pdf

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  43. • AWS Well-Architected Tool
    • AWS のベストプラクティスに照らしてアーキテクチャを測定するための一貫
    したプロセスを提供するクラウド内のサービス
    • 決定事項のドキュメント化を支援
    • ベストプラクティスに基づいてワークロードを改善するための推奨事項を提供
    • ワークロードの信頼性、安全性、効率性、費用対効果の向上
    • AWS Well-Architected ガイダンス
    • 特定のユースケース、テクノロジーや実装シナリオに焦点
    • 運用、ディザスタリカバリ、ガバナンス
    AWS Well-Architected の構成要素

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  44. • AWS Well-Architected Lens
    • AWS Well-Architected が提供するガイダンスを特定の業界およびテクノロジ
    ー領域にも広げる
    • AWS Well-Architected Framework の 6 つの柱とともに適切なレンズを使用す

    • IoT については 2 つ
    • IoT Lens
    • IoT Lens Checklist
    AWS Well-Architected の構成要素
    https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/#AWS_Well-Architected_Lenses

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  45. • IoT Lens
    • https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-
    lens/abstract-and-introduction.html
    • IoT Lens Checklist
    • https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-lens-
    checklist/overview.html
    IoT Lens - AWS Well-Architected

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  46. IoT Lens を
    読んでみた
    Original Update by Book Catalog / https://www.flickr.com/photos/bookcatalog/31712634324/

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  47. • 定義 - 設計および製造レイヤー
    “設計および製造レイヤーは、製品の概念、ビジネス要件と技術要件の収集、プロトタイピング、
    モジュールと製品のレイアウトと設計、コンポーネントのソーシング、製造で構成されます。
    各フェーズで行われた決定は、以下で説明されている IoT ワークロードの次の論理レイヤーに
    影響します。たとえば、IoT デバイスの作成者の中には、一般的なファームウェアイメージを契
    約製造元によって焼き付けおよびテストすることを希望するものもあります。この決定により、
    プロビジョニングレイヤー中に必要なステップが部分的に決まります。
    さらに進み、製造中に各デバイスに固有の証明書とプライバシーキーを書き込むことができま
    す。認証情報の種類は、その後のネットワークプロトコルの選択に影響を与える可能性がある
    ため、この決定は通信レイヤーに影響する可能性があります。認証情報の有効期限が切れるこ
    とがない場合は、発行元の認証機関の侵害によるデータ損失のリスクが増大する可能性を犠牲
    にして、通信およびプロビジョニングレイヤーを簡素化できます。”
    IoT Lens から抜粋
    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-lens/design-and-manufacturing-layer.html

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  48. • 定義 - プロビジョニングレイヤー
    “IoT ワークロードのプロビジョニングレイヤーは、一意のデバイス ID の作成に使用されるパブ
    リックキーインフラストラクチャ (PKI) と、デバイスに設定データを提供するアプリケーション
    ワークフローで構成されます。プロビジョニングレイヤーは、継続的なメンテナンスと、時間
    の経過に伴うデバイスの最終廃棄にも関係します。IoT アプリケーションには、IoT アプリケー
    ションでデバイスをスムーズに追加および管理できるように、堅牢で自動化されたプロビジョ
    ニングレイヤーが必要です。IoT デバイスをプロビジョニングするときは、一意の暗号化認証情
    報をデバイスにインストールする必要があります。
    X.509 証明書を使用することで、デバイス用の信頼された ID を安全に作成するプロビジョニン
    グレイヤーを実装できます。このレイヤーは、通信レイヤーに対する認証と承認に使用できま
    す。X.509 証明書は、認証機関 (CA) と呼ばれる信頼されたエンティティによって発行されます。
    X.509 証明書は、メモリと処理要件のために制約のあるデバイス上のリソースを消費しますが、
    運用上のスケーラビリティと標準ネットワークプロトコルによる広範なサポートにより、理想
    的な ID メカニズムです。”
    IoT Lens から抜粋
    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-lens/provisioning-layer.html

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  49. • 優れた運用効率の柱 - ベストプラクティス - 準備
    “IoT アプリケーションの場合、さまざまな環境でハードウェアを調達、プロビジョニング、テ
    スト、デプロイする必要があります。それは、運用上の優秀性のための準備を広げ、主に物理
    デバイスで実行され、クラウドでは実行されないデプロイをカバーする必要があるからです。
    ビジネス上の成果を測定して改善し、デバイスがこれらのメトリクスを生成して IoT アプリ
    ケーションに送信するかどうかを決定するには、運用メトリクスを定義する必要があります。
    また、さまざまな環境でデバイスがどのように動作するかをシミュレートできる、効率的な機
    能テストのプロセスを作成し、運用上の優秀性を計画する必要があります。
    IoT ワークロードが障害に対して耐障害性を確保する方法、人が介入することなく問題からデバ
    イスを自己復旧する方法、およびクラウドベースの IoT アプリケーションをスケールして接続
    ハードウェアの負荷が増え続けるニーズを満たす方法を尋ねることが不可欠です。”
    IoT Lens から抜粋
    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-lens/preparation.html

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  50. • 信頼性の柱 - ベストプラクティス - 基盤
    “IoT デバイスは、ネットワークまたはクラウドのエラーが発生した場合でも、ある程度の容量
    で動作し続ける必要があります。デバイスファームウェアを設計して、断続的な接続や接続の
    損失をメモリや電源の制約の影響を受けやすい方法で処理します。IoT クラウドアプリケーショ
    ンは、データの整合性を維持し、時間の経過とともに水平にスケールするために、オンライン
    とオフラインの間で頻繁に移行するリモートデバイスを処理するように設計する必要がありま
    す。IoT の全体的な使用率をモニタリングし、自動的に容量を増やすメカニズムを作成して、ア
    プリケーションがピークの IoT トラフィックを管理できるようにします。
    デバイスが不必要なピークトラフィックを生成しないようにするには、デバイスのフリート全
    体が同時に同じオペレーションを試行することを防止するデバイスファームウェアを実装する
    必要があります。例えば、IoT アプリケーションがアラームシステムで構成されており、すべて
    のアラームシステムが現地時間の午前 9 時にアクティベーションイベントを送信する場合、IoT
    アプリケーションにはフリート全体からの即時のスパイクが流入します。代わりに、タイミン
    グイベントやエクスポネンシャルバックオフなど、スケジュールされたアクティビティにラン
    ダム化係数を組み込み、IoT デバイスが時間枠内でピークトラフィックをより均等に分散できる
    ようにします。”
    IoT Lens から抜粋
    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/iot-lens/preparation.html

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  51. • IoT に関わる人が全員腹落ちするまで読んでほしい
    • 企画、デバイス、クラウド、通信、運用...
    • AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、オンプレミス、SORACOM...
    • AWS のサービス特有の部分は同等の機能に置き換えて考える
    • 特に IoT は課題に寄りがち
    • 課題を解決することが最優先
    どんなデバイスで解決できるか、どんなセンサーで解決できるか
    • プロダクションへの IoT の適用を考えた時に必ず必要になる指針
    • 先人の知恵、乗り越えた罠
    • IoT の全てが網羅されているわけではない
    • 足りない部分もある
    • 毎年更新される
    IoT Lens を読んでみて

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  52. • 様々なフェーズで活用できる
    • 新規 IoT システム開発
    • 要件定義、設計、構築、運用
    • (おそらく)最も活用しやすい
    • 既存システム運用
    • 既存システムのリスクの洗い出し
    • 改善や次期システム更改時の Input にする
    • 定期的にリスクを見直すことが大事
    • ISMS や各種認定の更新と同じ
    • 時間が経過することで、データが変わり、サービスが変わる
    IoT Lens を読んでみて

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  53. ここまでは AWS Well-Architected の話

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  54. 一方そのころソラコムは...
    Original Update by Hernán Piñera / https://www.flickr.com/photos/hernanpc/18842886324/

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  55. • 2015/09/30 IoT プラットフォーム SORACOM 提供開始
    • AWS Well-Architected の発表の 1 日前
    SORACOM は...
    https://soracom.com/ja-jp/news/20150930-1/

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  56. 9 releases
    2015
    SORACOM Air
    SORACOM Beam
    and updates..
    35 releases
    2016
    • SORACOM Canal
    • SORACOM Direct
    • SORACOM Door
    • SORACOM Endorse
    • SORACOM Funnel
    • SORACOM Gate
    • SORACOM Harvest
    and updates..
    27 releases
    2017
    28 releases
    2018
    41 releases
    2019
    • SORACOM LTE-M
    Button for
    Enterprise Plus
    • Unified Endpoint
    • plan-DU
    • SORACOM Harvest
    Files
    • SORACOM Napter
    • plan-KM1
    Location info
    • AWS Market Place
    • Local Break Out
    • S+ Camera tech
    preview
    • GPS Multi Unit
    • Soracom Mobile
    and updates..
    • SORACOM Air for
    LoRaWAN
    • SORACOM Air for
    Sigfox
    • SORACOM
    Inventory
    • SORACOM
    Junction
    • IoT SIM
    • eSIM
    and updates..
    • plan-K
    • plan-KM1
    • LTE for IoT SIM
    • SORACOM
    Krypton
    • SORACOM Lagoon
    • SORACOM LTE-M
    Button powered
    by AWS
    • SORACOM LTE-M
    Button for
    Enterprise
    and updates..
    57 releases
    2020
    • plan-D support
    LTE-M
    • Soracom Mobile
    • Subscription
    Container
    • VPG in rendzvous
    point
    • SORACOM Orbit
    • SORACOM Peek
    • VPG Type E and F
    • S+ Camera Public
    beta
    • Professional
    Services
    • Engineering
    Services
    • SORACOM IoT
    Store
    • Event Handler on
    console
    • s1.4xfast for plan-
    D/plan-K
    and updates..
    サービスローンチ以来、2週間に1回のペースでの
    新機能、機能改善のリリースを継続
    Pace of innovation
    78 releases
    2021
    • SORACOM Arc
    • plan-D D300MB
    • S+ Camera Basic
    • Smart Edition
    • iSIM(Technical
    Preview)
    • Priority Support
    • Diagnostics
    • Lagoon v2
    • S+ Camera Water
    Proof
    • Peek for SIM
    • S+ Camera Wifi
    Integration
    • SORACOM Arc
    IPv6 Support
    • planX1 Softbank
    support
    • Add SUPPORT
    mail address
    which customer
    can add
    • Improvement for
    Funk Credentials
    • Improvement for
    Soralet
    • planX3
    and updates..
    60 releases
    2022
    • Billing alert event
    handler
    • Generate API key
    for each SAM user
    • start selling
    Armadillo-IoT
    gateway G4 LTE
    model for
    SORACOM starter
    kit
    • Soratun update
    (v1.2.0)
    • SoraCam API
    • Satellite
    Connectivity
    • Beam Auth
    Header
    • Krypton Azure
    Support
    • Unabiz LTE-M
    Button
    and updates..
    29 releases
    2023 so far
    • Lagoon V3
    • plan-DU DU-
    100GB
    • Binary parser
    CBOR support
    • Harvest
    Intelligence -
    Public Beta
    • planP2 - Limited
    Preview
    • Switch User for
    SAM
    and updates..

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  57. IoT テクノロジー民主化のためのプラットフォーム
    CLI & SDK
    SORACOM
    CLI(Go)
    Web
    インターフェース
    User Console
    データ転送支援
    SORACOM Beam
    クラウドアダプタ
    SORACOM Funnel
    データ ・蓄積
    SORACOM Harvest
    プライベート接続
    SORACOM Canal
    IoT向けデータ通信
    SORACOM Air
    for Cellular (2G, 3G, LTE, LTE-M, 5G)
    LPWA (Sigfox, LoRaWAN)
    専用線接続
    SORACOM Direct
    仮想専用線
    SORACOM Door
    API
    Web API
    Sandbox
    コネクティビティ
    ネットワーク
    インタフェース
    SIM認証・証明
    SORACOM Endorse
    デバイス管理
    SORACOM Inventory
    透過型トラフィック処理
    SORACOM Junction
    データ分析・検索
    SORACOM Query
    セキュアプロビジョニング
    SORACOM Krypton
    アクセス権限管理
    SORACOM Access
    Management
    アプリケーション
    LAN
    SORACOM Gate
    24/365サポート
    診断機能
    Technical Support
    USB ドングル / セルラーモジュール / マイコンモジュール / ボタン / カメラ
    デバイス
    オンデマンドリモートアクセス
    SORACOM Napter
    クラウドファンクション
    SORACOM Funk
    ダッシュボード作成/共有
    SORACOM Lagoon
    パケットキャプチャ
    SORACOM Peek
    インラインプロセッシング
    SORACOM Orbit
    VPG
    監査ログ
    API
    Audit Log
    WiFi, 有線 インターネット
    セキュアリンクサービス
    SORACOM Arc
    Satellite(衛星)
    インターネット/
    メッセージングサービス
    メディア
    SORACOM Relay
    ソリューション
    SORACOM Global Platform
    エッジプロセッシング
    SORACOM Mosaic
    Soracom Cloud Camera Services
    ソラカメ
    SMS配信
    Soracom Cloud SMS Delivery
    多要素認証サポート
    Soracom Cloud MFA
    eSIM データ通信
    Soracom Mobile

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  58. 2015/09/30 からもうすぐ 8 年

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  59. 色々なことがありました...
    Original Update by Virginia State Parks / https://www.flickr.com/photos/vastateparksstaff/36812212760/

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  60. • ソラコムとして蓄積した経験を積極的に Output
    色々なことがあった結果
    https://speakerdeck.com/soracom/soracom-discovery-2023-f-5 https://speakerdeck.com/soracom/soracom-discovery-2023-o-21
    https://speakerdeck.com/soracom/technology-camp2020-day2-s08 https://speakerdeck.com/soracom/soracom-tech-days-2021-day1-5

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  61. • ソラコムとして蓄積した経験を積極的に Output
    色々なことがあった結果

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  62. SORACOM Air for セルラー
    ベストプラクティスガイド
    を読んでみた
    Original Update by Book Catalog / https://www.flickr.com/photos/bookcatalog/31712634324/

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  63. • セルラー通信は公共の電波を使っていることを考慮する
    “セルラー通信に使われる電波は、多数のユーザで共用される公共のリソースです。誰かが一斉
    に大量の通信をすると通信の混雑を招き、他のユーザに影響を与えかねません。通信を行うタ
    イミングはできるだけ分散させましょう。また、技適マーク(技術基準適合証明)のないデバ
    イスを使って通信することは、訪日外国人の利便性を確保するといった一部例外的な場合を考
    慮した規定を除いては違法となりますので、必ず技適マークのあるデバイスを使いましょう。
    具体例として、デバイスにファームウェアを配信したり、最新の広告や表示データを配信する
    ような場合を考えてみましょう。新しいデータが配信されたタイミングで全デバイスが一斉に
    ダウンロードを開始すると他のユーザに影響を与える可能性がありますし、ネットワーク輻輳
    によるパケットロスが起こることで、再送による余分なデータ通信コストの発生や、スルー
    プットの低下による通信時間の増加による余分な電力の消費など、自分自身のシステムにも悪
    影響を与える可能性があります。多くのユーザで公共のリソースを有効活用できるよう、極力
    各デバイスへのデータ転送のタイミングが時間的・空間的に分散するような工夫を取り入れる
    ことが重要です。

    ソラコムのベストプラクティス から抜粋
    ※フォーム入力が必要
    https://soracom.jp/dl-best_practice/

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  64. • ネットワーク切断や通信速度低下に常に備える
    “セルラー通信では、デバイス設置場所の電波状況、デバイスやアプリケーションのトラブル、
    通信プラットフォーム提供元の設備メンテナンスなど、様々な理由でネットワーク切断や通信
    速度の低下が発生する可能性があります。いつこのような問題に遭遇してもシステムに影響が
    出ないよう、以下のようなポイントを考慮するとよいでしょう。
    ・ネットワークが切断されたら自動的に再接続を行う
    ・何度か再接続を行っても接続できないときは、徐々に間隔を広げながら再接続を行う
    Exponential Backoffを取り入れるとよいでしょう。
    ・送信開始前にデータを作成し、デバイス上でバッファリングを行う
    ・一度デバイス上にデータを溜めてから送信すると、後からデータの再送を行うことが可能
    となり、データ欠損の抑制が容易になります。
    ・突然のネットワーク切断を想定したテストを実施する
    ・ソラコムではユーザーコンソールやAPIによって通信セッションの切断を行うことができま
    す。これを利用することにより、デバイス側から見ると「突然、通信セッションが切れ
    た」という状況を簡単に作ることができます。”
    ソラコムのベストプラクティス から抜粋
    ※フォーム入力が必要
    https://soracom.jp/dl-best_practice/

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  65. • 設置環境に合わせたデバイスを選定する
    “IoTデバイスが設置される環境は室内だけでなく、野外や乗り物の中、自動販売機や工場設備
    のような機械の中など多岐に渡ります。場合によっては、山の中や海の上のような、湿度や風
    の強さなどが市街地と異なる厳しい環境や、現地へおもむいて作業を行う、いわゆるオンサイ
    トメンテナンスが難しい場所に設置されることもあります。そのため、長期的に安定したシス
    テムを運用するには、堅牢なシステム設計と合わせて、設置環境に合わせたデバイスを選択す
    ることがポイントです。価格や処理能力以外にも、防水性、防塵性、防爆構造、動作温度帯、
    電池駆動の可否、遠隔メンテナンス機能の有無など、利用環境に適したデバイスを選定しま
    しょう。防水や防塵については保護等級といった形で規格化されており、デバイス選定時の指
    標として利用することができます。加えて、メンテナンスが難しい場所にデバイスを設置する
    ときには、事前にロングランテストを行うことをお勧めします。
    また、デバイスの利用環境によっては電圧の変動、温度の変化等で正常な動作ができなくなっ
    てしまうこともあります。デバイスやモデムを定期的・自律的に再起動する仕組みを導入した
    り、SMSを使って遠隔で再起動を実行できるような機能をもったデバイスを選定するのも効果
    的です。”
    ソラコムのベストプラクティス から抜粋
    ※フォーム入力が必要
    https://soracom.jp/dl-best_practice/

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  66. • IoT Lens と重複する部分が多い
    • デバイスの製造、プロビジョニング、対障害性...etc
    • クラウド(オンプレミス)の伸縮性、 対障害性...etc
    • 一方でソラコム特有の部分も多い
    • セルラー通信(2G、3G、LTE、5G)
    • 公共のリソース
    • デバイスの選び方
    • 設置環境に合わせる
    • ハードウェアや部品の仕様/スペックに応じた対応
    ソラコムのベストプラクティス

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  67. • 様々なフェーズで活用できる
    • 新規 IoT システム開発も既存システム運用も
    • IoT Lens と同じ
    • どんどん成長する、いつでも変更できる IoT プラットフォームのメリット
    • 定期的にリスクを見直すことが大事
    • IoT Lens と同じ
    • 時間が経過することで、データが変わり、サービスが変わる
    ソラコムのベストプラクティス

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  68. • まとまっていない、体系だっていない
    • デバイス、ネットワーク、セルラー通信、といった切り口の資料
    • 資料ダウンロード、SpeakerDeck(公開スライド)、Blog...etc
    • 特定のトピックのイベントなどに合わせて作成
    • でも数は多い
    • 8 年間蓄積された経験
    • 20,000 以上のお客さま、500 万を超える IoT 契約回線
    • グローバルでの利用実績
    ソラコムのベストプラクティス

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  69. ということで
    SORACOM
    Well-Architected Framework(仮)
    を出します

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  70. • ホワイトペーパーとチェックシートを提供
    • ホワイトペーパーで体系だったベストプラクティスを提供
    • チェックシートでベストプラクティスに則っているか、を確認する
    • SORACOM のサービスにフォーカスした内容も
    • SORACOM Users で公開
    • https://users.soracom.io/ja-jp/
    • 誰でも見れる/使えるように
    • ソラコムの SA が寄稿
    • 毎年更新
    SORACOM Well-Architected Framework(仮)
    ※ いずれも計画中の内容で変更される可能性があります

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  71. • 単独で IoT 全てを網羅するものではない
    • AWS Well-Architected Framework IoT Lens と合わせる
    • 他のクラウドの Framework でも
    • 網羅性を向上させる
    • IoT の複数の Well-Architected を組み合わせることで得られるもの
    • 様々なリスクの回避
    • コスト効率の向上
    • カバーできていない部分の補完
    SORACOM Well-Architected Framework(仮)

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  72. • Well-Architected は
    • システム設計・運用の考え方とベストプラクティス集
    • これまでの経験の蓄積で作り上げられた
    • どんなシステムにも適用することができる
    • 特定の業界およびテクノロジー領域向けには、それに応じた内容を
    • Well-Architected を活用する
    • 先人の知恵を得る、巨人の肩を借りる
    • 自分たちの Well-Architected を蓄積していく
    • Well-Architected で省力化、コストを最適化
    • 新しい取り組みにコストやリソースを分配する
    まとめ

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  73. SORACOM
    Well-Architected Framework(仮)
    乞うご期待!

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  74. 一緒に
    SORACOM
    Well-Architected Framework(仮)
    を作りたい方は...

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  75. https://careers.soracom.jp/

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  76. ソラコムの最新情報は...
    https://blog.soracom.com/ja-jp/tag/ほぼ週刊ソラコム

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  77. ソラコムの最新情報は...
    https://qiita.com/ma2shita/items/0515c887e5c4f218f83c

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  78. IoT の「つなぐ」を簡単に
    You Create. We Connect.

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