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プロダクトにAIを。 確率的なふるまいと向き合う。
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sugit
January 21, 2026
Business
1
390
プロダクトにAIを。 確率的なふるまいと向き合う。
PM Kansai Meetup #1
LT資料です
イベント情報はこちら:
https://product-manager-kansai.connpass.com/event/378281/
sugit
January 21, 2026
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Transcript
プロダクトにAIを。 確率的なふるまいと向き合う。 PM Kansai Meetup #1 | 2026-01-22 @sugit PM
Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 1
sugit(すぎっと) X(Twitter): @sugitlab TechBowl 取締役COO/CPO PM/Eng/研究/技術営業/マーケ/経営 (雑食) 滋賀在住のフルリモPM PM Kansai
Meetup #1 - 2026-01-22 2
お友だち紹介 プルとリクです。よろしくね。 PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 3
会場のみなさんに質問です AIを使ってますか? AI機能を開発してますか? PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 4
普通の機能とAI機能って、考えることがちょっと違 うんですよね。 というのが、今日のメインテーマです。 PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 5
いつもの機能(決定論) 入力A → 出力B(いつも同じ) 仕様をifで書ける 再現できるので、切り分けとテストが楽 AI機能(確率的) 入力A → 出力が揺れる(同じにならないことがある)
仕様が「条件」じゃなくて「許容ライン」になる 再現しづらいので、「説明できるか」が設計課題になる PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 6
確率的って、どこがそんなに厄介なの? AIが入ると、要件・QA・運用がまとめて変わるよ PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 7
たとえば、 チャットボット 「こんにちは」→ 返答が毎回少し違う(確率的) ボタンで画面遷移 → いつも同じ(決定論) レコメンド機能 「おすすめを選ぶ」:確率的 「詳細へ遷移する」:決定論
つまり、システムの中に確率的なパーツが混ざってくる。 PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 8
レコメンド機能のイメージ TechTrain メンターレコメンド (開発中) 困っていること 相談内容プレフィルタ マッチング処理 閾値判定 メンターリストアップ メンター稼働OKチェック
相談データ整形 確率的なパーツ がシステムのどこに、どう入るかを認識する PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 9
確率的だと、なにが困る? を具体的に PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 10
困りごと① 要件定義が変わる YES/NOで書けない(正解が1つに決まらない) 「どのくらい良ければOK?」を言葉にしないとチームが動けない PMとしてやること: 許容ライン / NG例 / 評価指標(スコア)をPRDに入れる
PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 11
困りごと② 認識が揃わない PM「体験としてこのくらいならOK」 Eng「技術的にはこのレベル」 QA「不具合?仕様?判断できない」 PMとしてやること: OK/NGの“採点基準”を合意する(評価関数・チェックリスト) PM Kansai Meetup
#1 - 2026-01-22 12
困りごと③ トラブル時に説明できない 「この結果、あってる?」に即答できない 「前は違った」への切り分けが難しい PMとしてやること: 説明責任のためのログと「あとから追える仕組み」を設計する PM Kansai Meetup #1
- 2026-01-22 13
ここまでの結論 AI機能を入れた瞬間、システムの一部が確率的になる。 だからPMは、仕様をYES/NOで書くだけでは足りない。 評価・ガードレール・説明責任を設計する。 PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22
14
じゃあPMは、どう戦えばいいの? 戦い方はあるよ。5つに分けると整理しやすい PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 15
私なりの戦い方(5つ) 1. 確率的なパーツの前後を決定論で挟む(ガードレール) 2. Human in the loop(人の目を入れる) 3. 評価関数(YES/NOではなく点数)
4. 丁寧なログ設計(説明責任) 5. 評価(テスト)のOps(定期検査) PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 16
① ガードレール:前後を決定論で挟む 入力の構造化(フォーム/選択肢/制約) 禁止ワード・ポリシーフィルタ 出力フォーマット固定(JSON/テンプレ) フォールバック(ダメなら"わからない" or 既存導線へ) 狙い:揺れても体験のボトムを守る PM
Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 17
② Human in the loop:最終防衛ライン 全自動が常に正義ではない リスク・コストが高い領域ほど、人の確認を設計で入れる PM Kansai Meetup
#1 - 2026-01-22 18
③ 評価関数:OK/NGを“点数”にする 100点を目指さず、許容ラインを決める チームで同じ物差しを持つ 10点満点のラフな評価シートを作っておくイメージ 例. 検証セット20件で平均8.5点以上 重大NG(安全性0点)が1件でも出たらリリース停止 PM Kansai
Meetup #1 - 2026-01-22 19
④ ログ設計:説明責任のための最低限 いつ・誰が・何を入れて・何が返って・なぜそうなったか (例) 入力(匿名化) プロンプトのバージョン管理 モデルなど主要パラメータ 参照データ(RAGの検索クエリ/上位ドキュメントIDなど) 前提、規約の設計も丁寧に。 PM
Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 20
⑤ 評価Ops:定期検査を運用に組み込む テスト用のデータをもっておく モデル更新・プロンプト更新・データ更新のたびに(自動)評価する体制 定期的に品質を観測し、変化に早く気づく 完璧を求めず、継続評価で品質を保つ PM Kansai Meetup #1
- 2026-01-22 21
まとめ PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 22
「AI時代のプロダクトマネージャーの仕事」 AI時代のプロダクトマネージャーは 確率的なふるまい に立ち向かわなければいけない AI機能は“確率的なパーツ”をプロダクトに持ち込む PMは「評価・ガードレール・説明責任」を設計する PM Kansai Meetup #1
- 2026-01-22 23
PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 24
ありがとうございました PM Kansai Meetup #1 - 2026-01-22 25