多種多様なサービスを展開させていただいているDMM.comにて、全社横断的にデザインソリューションを提供しているデザイン部。
デザイナーの⼈材育成と組織連携 https://speakerdeck.com/takumasaito/dezainafalse-cai-yu-cheng-tozu-zhi-lian-xi
にて実績を重ねた先の次のステージとして、 DMM.comにおけるプロダクトデザイナーとしてのビジョンをご紹介する資料です。
DMM.com デザイン部合同会社DMM.com ⿑藤 卓真プロダクトデザイナービジョン
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⿑藤 卓真合同会社DMM.com テクノロジー本部デザイン部 部⻑事業会社でデザイン・ディレクション経験を経て2016年にDMM⼊社。新規事業のデザインリードを務めた後、複数の事業に開発⽀援を⾏うデザイン組織を組成し現職。その後も全社横断へ組織を拡⼤。「主体性」と「デザイン+α」のスキルで事業貢献するデザイナー集団を⽬指す。
今までとこれから
関連会社(2015〜)本社吸収(2017〜18)本部横断(2019〜22)組織形態全社横串 縦割り 縦+横串デザイン部 ⽀援4 本部 横断管轄+プラットフォーム等々、年間 4 0弱の「事業組織 / 社内部署」に⽀援。組成!
デザイン部 組成後、広く横串の機能 を担ってきました。
これから組織形態新・全社横串デ ザ イ ン 部 が 新 た に全 社 横 串 組 織 に な る 上 で事業専属のデザイナーとの共創を前提に、どう様に変わるのか?デザイン部
【1】 DMMサービスをデザインで繋げる【2】 新しいデザイナーのスタイルを 作り続ける
DMMサービスをデザインでつなげる
事業理解プロダクトデザイナーとして、共創してくれています。事業と同じ⽬線で貢献意識を持ち
事業と同じ⽬線では、いけないのか?
事業と同じ⽬線 もとても⼤事。だけど、さらにステージアップを⽬指そう。
事業A事業B事業CエンドユーザーαにとってのDMMエンドユーザーβにとってのDMM現在、エンドユーザーからみたDMM像は様々。
事業A事業B事業CエンドユーザーαにとってのDMMエンドユーザーβにとってのDMM⼀つのサービス群として、もっと深い体験を提供したい。
「DMM事業をデザインでつなげる」為に、やるべき事は何だろう?
ユーザー⽬線で、⼀つのDMMサービス群として形作る「設計者/開発者」であり、「全体を俯瞰しつつ各プロダクトを牽引」していく。事業A事業B事業C
個々の事業プロダクトで精⼀杯?
だからこそ「デザイン組織」の意味があり我々が「ワンチームだから牽引」できる。
新しいデザイナーのスタイルを作り続ける
3年前… DMMデザイナーに必要と考えた【技術⼒】のコンセプトは、このような形でした。
基礎スキル価値創造⼒ 課題解決⼒ 表現⼒
実態の可視化分析・仮説⽴案改善プロセス表現したい事の整理 (例:事業⽬的の明⽂化 / 体験設計)理想と現実の差分可視化 (例:KPI設定と計測⼿段の整理)競合と差別化できるかの整理 (例:SWOT /リーンキャンバス )定量調査 (例:ユーザー⾏動解析・A/Bテスト・アンケート)定性調査 (例:ユーザーテスト・⾏動観察・アンケート)開発フロー整備・効率化価値創造⼒
課題の可視化コンテンツ設計情報設計施策⽴案(例:課題整理・対策案出し・効果算出)機能要件整理(例:サイト設計・優先度付け・影響調査)画⾯上のルール制定 課題解決⼒(例:導線設計・共通UI設計・ 基本レイアウト定義)
媒体知識具現化効果活⽤新旧技術考慮・再現性担保(例:推奨環境策定・技術仕様の調査)⽬的からのビジュアル変換(例:ロゴ・キービジュアル・ライティング)表現を複数合わせた効果(例:視覚効果・インタラクションの併⽤)表現⼒
このようなスキルが⾝につくのか?当初、声が挙がりました。しかし...
業務で実践できています。そして、より⾼めていくフェーズへ…今⽇、
常に時代の状況や中⼼は変わっていく。昨⽇、現場で合議した「戦術」が今⽇、「正しい戦術」であるかは分からない。昨年、あると思った前提で作った「戦略」が今年、前提が維持され「継続すべき戦略」である補償はどこにもない。常に「現在地・実態」を正し把握し、常にその時期に実⾏⼒のある「戦術を多く提案/実⾏」し、常にその時代に最適な「戦略を牽引」していこう。
⽬的地 (価値)各デザイナーのスタイルを例えるなら【技術⼒】・⼿法 / 修練度・課題発⾒ / 解決・分析 / 調整⼒【持続⼒】 【判断⼒ / 実現性】・プランニング・ロジスティック「フライトプラン (戦術) 」
デザイナー全員のフライトプラン(戦術)が増えて繋がることで「 ⽬指せる世界 (戦略の選択肢) が広がる 」
まとめ
事業A事業B事業CエンドユーザーαにとってのDMMエンドユーザーβにとってのDMMDMMの各サービスを⼀つのサービス群として捉えもっと深い体験を提供する為に…
事業理解プロダクトデザイナーとして、共創しながらも…事業と同じ⽬線で貢献意識を持ち
本部横断 ( リソース/技術⽀援 メイン)ユーザー⽬線で形作る「設計者/開発者」であり、「全体を俯瞰した、各プロダクトを牽引」する役割を⽬指そう。その為にも…事業A事業B事業Cさらに、
⽬的地 (価値)フライトプラン (戦術)を意識し【技術⼒】・⼿法 / 修練度・課題発⾒ / 解決・分析 / 調整⼒【持続⼒】 【判断⼒ / 実現性】・プランニング・ロジスティック各デザイナーが成⻑し続け
⽬指せる世界を広げ続けよう( 戦略の選択肢 )