Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
20240723 kintoneのデータバックアップを考える
Search
Satoshi Morita
July 26, 2024
Technology
0
430
20240723 kintoneのデータバックアップを考える
Satoshi Morita
July 26, 2024
Tweet
Share
More Decks by Satoshi Morita
See All by Satoshi Morita
kintone cafe 名古屋でおみくじアプリを作ってもらった話
tarimo34
0
65
kintone Café 石川 Vol.2 登壇資料 kintoneとは?
tarimo34
0
260
なぜkintone担当者は忙しいのか? キントーン担当が楽になるためのいくつかの提言
tarimo34
0
180
CMC_Meetup Online Vol.24 地方で活動するコミュニティリーダーに聞く!地方における持続可能なコミュニティ運営のイロハとは?登壇スライド
tarimo34
0
240
“キントーンの怖い話” 過去対応して実にヤバかった思い出のあれこれ
tarimo34
0
100
kintone cafe JAPAN 2020 登壇スライド(kintoneアプリクッキング)
tarimo34
0
150
JP_Stripes Kanazawa アカウント開設タイムトライアル
tarimo34
0
91
20190512 kintone cafe 岐阜 Vol.3 プラグインでパワーアップ!
tarimo34
0
90
10分以内にStripe本番決済環境開通! アカウント開設タイムトライアル
tarimo34
0
130
Other Decks in Technology
See All in Technology
大「個人開発サービス」時代に僕たちはどう生きるか
sotarok
20
10k
LLMを搭載したプロダクトの品質保証の模索と学び
qa
0
1.1k
ハードウェアとソフトウェアをつなぐ全てを内製している企業の E2E テストの作り方 / How to create E2E tests for a company that builds everything connecting hardware and software in-house
bitkey
PRO
1
140
【初心者向け】ローカルLLMの色々な動かし方まとめ
aratako
7
3.5k
これでもう迷わない!Jetpack Composeの書き方実践ガイド
zozotech
PRO
0
860
エラーとアクセシビリティ
schktjm
1
1.3k
開発者を支える Internal Developer Portal のイマとコレカラ / To-day and To-morrow of Internal Developer Portals: Supporting Developers
aoto
PRO
1
460
Webアプリケーションにオブザーバビリティを実装するRust入門ガイド
nwiizo
7
830
「何となくテストする」を卒業するためにプロダクトが動く仕組みを理解しよう
kawabeaver
0
410
いま注目のAIエージェントを作ってみよう
supermarimobros
0
280
RSCの時代にReactとフレームワークの境界を探る
uhyo
10
3.4k
[ JAWS-UG 東京 CommunityBuilders Night #2 ]SlackとAmazon Q Developerで 運用効率化を模索する
sh_fk2
3
430
Featured
See All Featured
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
285
13k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
512
110k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.9k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
580
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
34
3.1k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
15
1.6k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
200k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
72
11k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
339
57k
Transcript
きんとーんの データバックアップ を考える きんとーんの データバックアップ を考える 自 動 化 ど
う か し て る ぜ ! I T ・ 自 動 化 ネ タ ラ イ ト ニ ン グ ト ー ク 発表者:@tarimo34
たりも@アントベアクリエイツ 仕事は中部地域でのDX推進/ノーコードツール導入/開発 kintone Café 岐阜/名古屋(kintoneユーザー勉強会) JP_Stripes名古屋(stripeユーザー勉強会) サイボウズ公認kintoneエバンジェリスト https://x.com/tarimo34
キントーン 使ったことあります?
キントーン ざっくり説明 ▪ビジネス向けのクラウドサービス ▪カスタマイズ可能な業務アプリを ノーコードで誰でも簡単に作成 ▪データベース機能と コミュニケーションツールの統合
キントーン しられざる実情 ▪おどろくべきことに 非IT部門の導入担当者が 9割超 カンタンにできる(っぽい)という 印象が良い方向に働いている? (やってる担当者はどう捉えてるのか?) という統計 https://cybozu.co.jp/company/ir/meeting/pdf/2312_01.pdf
業務が楽になりましたとさ めでたし めでたし ノーコード!誰でもカンタンに作れる!
・・・・のか?
おい ばっくあっぷは とってるのか?
標準機能で提供しているのは 手動でバックアップする機能 キントーンの バックアップ
まいにち手動で ばっくあっぷ? だいぶだるくない?
添付ファイルは ばっくあっぷ できない? なんで?なんで?
他連携サービスやETL ツールと連携して バックアップ環境を 整えることもできます! 他の手段も あります! 年額 79,800円-171,000円 年額 360,000円-
3,000,000円-
ねえ、なんで バックアップの 予算どり してないの?
ノーコードで つくる領域 開発 設計 運用 メンテ 事業継続マネジメント テスト ヒトが考えないと いけない領域
※ノーコードツール 以外のデータ連携先 も忘れずに!! おねがいしゃっす
キントーンのバックアップを 自動化する方法 ※kintoneのライセンスだけあればなんとかなると思ってたって? 低コストでどうにかバックアップできる構成にしたい? よござんす、何とかやってみましょ。 。 。 をお話しします いまさら本題
kintoneコマンドラインツール (cli-kintone) 通称:くりきんとん メーカー謹製の ツールがオススメ! レコードの取得: 特定のアプリからすべてのレコードを取得 条件を指定して特定のレコードを取得 レコードの追加・更新・削除: 新しいレコードの追加
既存レコードの更新 レコードの削除 ファイルのアップロード・ダウンロード: kintoneへのファイルアップロード kintoneからのファイルダウンロード
準備しよう githubからツールをダウンロード https://github.com/kintone/cli-kintone/release windows版 mac版 linux版あります
ちょっとだけがんばって 2行だけ書いてみませんか? cli-kintone.exe record export --app 299 --base-url https://sample.cybozu.com --api-token
APIトークン > C:\test\export.csv cli-kintone.exe record export --app 299 --base-url https://sample.cybozu.com --api-token APIトークン --encoding sjis --attachments-dir ./download ※windows環境の場合 ※.bat形式で保存 だいじょうぶだいじょうぶ こわくないこわくない
実行結果 指定されたフォルダにkintoneのデータと添付ファイルが落ちてきました ※windows環境の場合
windowsなら タスクスケジューラー に登録 linuxならcronに登録 RPAで実行させても ヨシ! 実行できたら 自動化だ!! ※windows環境の場合
データによって保管方法や バックアップ頻度を変えよう 紛失したら事業継続困難になるクリティカルなデータ: 頻繁なバックアップタスク 即時復旧できるような体制 重要データ:24時間以内には復旧したい 通常データ:72時間以内には復旧したい
何のための自動化かを 忘れずに! 自動化した結果のバックアップデータは定期的に確認 バックアップしたデータがレストアできるか常に検証 必ず定期的に報告
ノーコードでつくる! までは簡単 その後にくる 運用以降の手間は 変わらない 開発 設計 運用 メンテ 事業継続マネジメント
テスト 賢く自動化 しましょう 賢く自動化 しましょう
ご清聴 ありがとう ございました