Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

REALAPS-omniを利用した全方位画像による視環境評価技術について

Tarosa
August 27, 2019

 REALAPS-omniを利用した全方位画像による視環境評価技術について

VTLが提供する視環境評価ツールREALAPS-omniと関連ツールの説明と、視環境評価技術の説明を行なった資料です。

Tarosa

August 27, 2019
Tweet

More Decks by Tarosa

Other Decks in Technology

Transcript

  1. フォーカル視環境 としての評価 アンビエント視環境 としての評価 • 視対象サイズ • 視対象輝度(測光色) • 背景輝度(測光色)

    ある部分の局所的な見え方 画像の絵としての見え方 • コントラストの画像分布(図) • 平均的な輝度・色度値 必要な評価 パラメータ 必要な評価 パラメータ 視環境を評価する側面
  2. 統合コントラスト画像とリアルアピアランス画像 ・ ・ ・ ・ 対 数 輝 度 画

    像 統 合 コ ン ト ラ ス ト 画 像 分解 コントラスト画像 コントラスト画像 コントラスト画像 細かい変化を抽出 粗い変化を抽出 細かい輝度変化 粗い輝度変化 近似画像 合成 ×係数 リ ア ル ・ ア ピ ア ラ ン ス 画 像 合成 +
  3. グレア評価はUGRのモデル式を利用 (PGSVなども同様に利用できる) UGR = 8*log10( 0.25/Lb * Ls^2 * ω

    / P^2) Ls:グレア源輝度、Lb:背景輝度、ω:光源サイズ(立体角)、P:ポジションインデックス P=1とし,グレア源を見た時のUGRを推定
  4. 輝度画像から明るさ画像への変換 ・ ・ ・ ・ 輝 度 画 像 明

    る さ 画 像 ウェーブ レット分解 輝度変化画像 輝度変化画像 輝度変化画像 細かい変化を抽出 粗い変化を抽出 細かい輝度変化 粗い輝度変化 ×係数 ×係数 ×係数 ウェーブ レット合成 近似画像 ×係数 実験より求めた 人の明るさに対 応した感度 ※全方位画像ではコントラストにかかる係数を 一定としている
  5. E(明るさ感推定値)=152.36 + 144 * R (B領域の面積-D領域の面積) (D領域の面積+N領域の面積+B領域の面積) R= ⚫ 4以下の値をもつ領域:

    暗い色であると判断され,明るさ感には影響しない ⚫ 4~6.5の値をもつ領域: 薄暗く見え,明るさ感を低下させる(D:Dark領域) ⚫ 6.5~7.5の値をもつ領域: 明るくも暗くもなく見え,明るさ感に特に影響を与えない (N: Nutral領域) ⚫ 7.5~9の値をもつ領域: 明るく見え,明るさ感を向上させる(B: Bright領域) ⚫ 9以上の値をもつ領域: 光源と判断され,明るさ感には影響しない 明るさ感推定値はNB値の面積割合