Exchange の価値 なにが嬉しいの? a. クライアントアプリケーションが外部APIのトークンを知っている必要がなくなるため、外 部APIのトークンが漏れる可能性が減る(WIFにおいてはクライアントアプリというものは存在しないので関連が薄 い) b. 従来のM2M(※)では、クライアントアプリケーション側の情報(e.g. 誰か)を外部APIまで届け ることが出来なかった(WIFにおいてこのメリットは関連が薄いが、ワークロードごとにIDをつける等してワークロード の情報を外部APIに届けることはできる) c. 従来のM2Mの場合、外部APIのキーをワークロードごとに持っている必要がありキーのロー テーションがしにくく、漏れたときの被害が広がりやすい(WIFでは事前にOIDCやPKIで外部サービスと信 頼関係を築いているため、個別ワークロード実装側でキーに触れさせないような実装をするといった考慮が必要ではあるものの、 より安全になる) ※ M2M = Machine-to-Machine: 従来は静的な認証情報(e.g. API Key, API secret)をワークロードに事前に設定しておいたり、OAuth2 の Client Credential flow でワークロード専用の認証情報(client_id, client_secret)をアクセストークンに変換し外部APIを呼び出してい た。 Client Credential flow と WIF の違いは Federation しているか(事前に信頼関係を築いているか)否かだと考えている。