Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
オープンソースライセンスについて勉強する定期
Search
Kaneko Takeshi
November 18, 2022
Technology
0
27
オープンソースライセンスについて勉強する定期
Pizza_jp#53
Kaneko Takeshi
November 18, 2022
Tweet
Share
More Decks by Kaneko Takeshi
See All by Kaneko Takeshi
Eye Tracking on the Browser
tkckaneko
0
83
IEEE754を完全に理解した
tkckaneko
1
75
CSSのトレンドをみんなで見よう -2021年-
tkckaneko
0
92
多分これが一番早いと思います
tkckaneko
0
25
暗黒面の話
tkckaneko
0
23
CSR / SSR / SSG / JAMstack
tkckaneko
0
68
BOLT
tkckaneko
0
28
CSS Logical Properties and Values
tkckaneko
0
32
Visual Effect Graphをさわってみた
tkckaneko
0
30
Other Decks in Technology
See All in Technology
LLM時代にデータエンジニアの役割はどう変わるか?
ikkimiyazaki
6
1.4k
なぜAWSを活かしきれないのか?技術と組織への処方箋
nrinetcom
PRO
4
890
大規模サーバーレスAPIの堅牢性・信頼性設計 〜AWSのベストプラクティスから始まる現実的制約との向き合い方〜
maimyyym
9
4.7k
Introduction to Sansan for Engineers / エンジニア向け会社紹介
sansan33
PRO
5
43k
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
12
80k
『バイトル』CTOが語る! AIネイティブ世代と切り拓くモノづくり組織
dip_tech
PRO
1
130
防災デジタル分野での官民共創の取り組み (2)DIT/CCとD-CERTについて
ditccsugii
0
290
E2Eテスト設計_自動化のリアル___Playwrightでの実践とMCPの試み__AIによるテスト観点作成_.pdf
findy_eventslides
2
620
綺麗なデータマートをつくろう_データ整備を前向きに考える会 / Let's create clean data mart
brainpadpr
3
520
エンタメとAIのための3Dパラレルワールド構築(GPU UNITE 2025 特別講演)
pfn
PRO
0
320
ソースを読むプロセスの例
sat
PRO
1
670
速習AGENTS.md:5分で精度を上げる "3ブロック" テンプレ
ismk
6
1.5k
Featured
See All Featured
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
224
10k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
53k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
23k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.4k
Designing for Performance
lara
610
69k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.6k
Facilitating Awesome Meetings
lara
56
6.6k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.2k
Transcript
オープンソースライセンスについて勉 強する定期
いつも勉強してる気がするのでメモの資料です。 調べてみるとけっこう奥深い世界なので、むずかしい話は専門家 に任せましょう。 今回はフロントエンドエンジニアでもわかる簡単な話にまとめてみ ました。
著作物を利用するにあたって守らないといけないルールです。 いろんなバージョンがあるので、この資料では触れません。 なぜなら多すぎるし細かいから。。。 とりあえず、コピーライトとコピーレフトとコピーセンターを覚えておけば大丈 夫です! ライセンスって?
著作権者の許可が必要です。 許可がないと複製も改変もしたらダメです。 たぶん、商用利用とか再配布もダメっぽい。 ちなみに right は all rights reserved の
right(権利)の意味です。 コピーライト(copyright)
許可なく誰でも複製とか改変して大丈夫です。 なにも制限させてはいけないルールなので、ソースコードなんかも公開しな いといけないです。 しかも、コピー元と同じライセンスを継承する必要があります。 コピーレフト(copyleft) リチャード・ストールマンが copyleft という語を気に入ったのは、1984年にド ン・ホプキンスがリチャード・ストールマンに宛てて送った「Copyleft —
all rights reversed」(コピーレフト―全てのright(ここでは右の意)は逆さにされて いる)というフレーズに由来する。 https://ja.wikipedia.org/wiki/コピーレフト
でもコピーレフトじゃないオープンソースにあるじゃないですか。 それがコピーセンターです。これも right でも left でもないので center って いうだけの言葉遊びみたいです。 コピーレフトとの違いはソースコードを公開しなくてもいいし、継承もしなくて
いいです。 コピーセンター(copycenter)
著作権表示さえ残っていれば改変してもいいし複製してもいいことになって います。 もしオープンソースで障害が発生しても著作者には責任はありません。保 証もしません。 共通したルール
でも、WEBのフロントエンドで開発していて、ライセンスを表記して ないことありませんか? 簡単にライセンスをまとめることもできるので、ちょっと紹介です。
webpackで読み込んでるOSSのライセンスをまとめてくれるプラグインで す。 https://github.com/codepunkt/webpack-license-plugin webpack-license-plugin
導入も簡単です。 webpack-license-plugin
JSONの形で書き出すこともできますし、フォー マットを変えることもできるので、csvやplane textでも書き出せます。 webpack-license-plugin
WEBのフロントエンド開発をしていてOSSを利用しないことなんて、ほぼな いと思います。 ちゃんと感謝の気持を込めてライセンス表記をしましょう! まとめ