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オープンソースライセンスについて勉強する定期
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Kaneko Takeshi
November 18, 2022
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オープンソースライセンスについて勉強する定期
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Kaneko Takeshi
November 18, 2022
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Transcript
オープンソースライセンスについて勉 強する定期
いつも勉強してる気がするのでメモの資料です。 調べてみるとけっこう奥深い世界なので、むずかしい話は専門家 に任せましょう。 今回はフロントエンドエンジニアでもわかる簡単な話にまとめてみ ました。
著作物を利用するにあたって守らないといけないルールです。 いろんなバージョンがあるので、この資料では触れません。 なぜなら多すぎるし細かいから。。。 とりあえず、コピーライトとコピーレフトとコピーセンターを覚えておけば大丈 夫です! ライセンスって?
著作権者の許可が必要です。 許可がないと複製も改変もしたらダメです。 たぶん、商用利用とか再配布もダメっぽい。 ちなみに right は all rights reserved の
right(権利)の意味です。 コピーライト(copyright)
許可なく誰でも複製とか改変して大丈夫です。 なにも制限させてはいけないルールなので、ソースコードなんかも公開しな いといけないです。 しかも、コピー元と同じライセンスを継承する必要があります。 コピーレフト(copyleft) リチャード・ストールマンが copyleft という語を気に入ったのは、1984年にド ン・ホプキンスがリチャード・ストールマンに宛てて送った「Copyleft —
all rights reversed」(コピーレフト―全てのright(ここでは右の意)は逆さにされて いる)というフレーズに由来する。 https://ja.wikipedia.org/wiki/コピーレフト
でもコピーレフトじゃないオープンソースにあるじゃないですか。 それがコピーセンターです。これも right でも left でもないので center って いうだけの言葉遊びみたいです。 コピーレフトとの違いはソースコードを公開しなくてもいいし、継承もしなくて
いいです。 コピーセンター(copycenter)
著作権表示さえ残っていれば改変してもいいし複製してもいいことになって います。 もしオープンソースで障害が発生しても著作者には責任はありません。保 証もしません。 共通したルール
でも、WEBのフロントエンドで開発していて、ライセンスを表記して ないことありませんか? 簡単にライセンスをまとめることもできるので、ちょっと紹介です。
webpackで読み込んでるOSSのライセンスをまとめてくれるプラグインで す。 https://github.com/codepunkt/webpack-license-plugin webpack-license-plugin
導入も簡単です。 webpack-license-plugin
JSONの形で書き出すこともできますし、フォー マットを変えることもできるので、csvやplane textでも書き出せます。 webpack-license-plugin
WEBのフロントエンド開発をしていてOSSを利用しないことなんて、ほぼな いと思います。 ちゃんと感謝の気持を込めてライセンス表記をしましょう! まとめ