Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
レポート化の落とし穴
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
けんご
August 18, 2017
Research
210
0
Share
レポート化の落とし穴
けんご
August 18, 2017
More Decks by けんご
See All by けんご
いいたいことちゃんという
tkengo
0
480
スタートアップで役割をまっとうする技術
tkengo
0
220
TableauやLookerだけじゃない!QuickSightで作る顧客向けダッシュボード
tkengo
1
350
toypoインフラリプレースのお話
tkengo
0
91
機械学習を始めるための第一歩
tkengo
0
300
PHP and sometimes Machine Learning
tkengo
3
1.2k
機械学習と数学とプログラマのための数学勉強会
tkengo
0
610
CNNによるテキスト分類
tkengo
1
48k
指数の裏側
tkengo
1
600
Other Decks in Research
See All in Research
[チュートリアル] 電波マップ構築入門 :研究動向と課題設定の勘所
k_sato
0
370
社内データ分析AIエージェントを できるだけ使いやすくする工夫
fufufukakaka
1
1k
2026 東京科学大 情報通信系 研究室紹介 (すずかけ台)
icttitech
0
1.9k
オーストリア流 都市の公共交通サービス水準評価@公共交通オープンデータ最前線2026
trafficbrain
0
130
2026年3月1日(日)福島「除染土」の公共利用をかんがえる
atsukomasano2026
0
510
Dual Quadric表現を用いた動的物体追跡とRGB-D・IMU制約の密結合によるオドメトリ推定
nanoshimarobot
0
320
競合や要望に流されない─B2B SaaSでミニマム要件を決めるリアルな取り組み / Don't be swayed by competitors or requests - A real effort to determine minimum requirements for B2B SaaS
kaminashi
0
1.3k
第66回コンピュータビジョン勉強会@関東 Epona: Autoregressive Diffusion World Model for Autonomous Driving
kentosasaki
0
570
"主観で終わらせない"定性データ活用 ― プロダクトディスカバリーを加速させるインサイトマネジメント / Utilizing qualitative data that "doesn't end with subjectivity" - Insight management that accelerates product discovery
kaminashi
16
24k
ScoreMatchingRiesz for Automatic Debiased Machine Learning and Policy Path Estimation with an Application to Japanese Monetary Policy Evaluation
masakat0
0
240
離散凸解析に基づく予測付き離散最適化手法 (IBIS '25)
taihei_oki
PRO
1
750
一般道の交通量減少と速度低下についての全国分析と熊本市におけるケーススタディ(20251122 土木計画学研究発表会)
trafficbrain
0
190
Featured
See All Featured
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
37
6.3k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.1k
What does AI have to do with Human Rights?
axbom
PRO
1
2.1k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
25
1.8k
Done Done
chrislema
186
16k
AI Search: Where Are We & What Can We Do About It?
aleyda
0
7.3k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.2k
Utilizing Notion as your number one productivity tool
mfonobong
4
290
AI: The stuff that nobody shows you
jnunemaker
PRO
5
530
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
55
8.1k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.4k
Transcript
@tkengo レポート化の落とし穴 2017.08.17 第2回 意思決定のためのデータ分析勉強会
自己紹介 立石 賢吾 LINE Fukuoka株式会社 データ分析チーム RubyとJavaScriptが好きです Twitter Github Blog
@tkengo @tkengo http://tkengo.github.io/
自己紹介 やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学の基本 2017/9/20(水) より Amazon で発売開始予定 https://www.amazon.co.jp/dp/4839963525/ 読んでみたい人、興味がある人、もしいたらこのあとtkengoまで。 可能であれば発売後に献本差し上げますので是非ブログやSNSなどで
感想を書いて広めてください!
閑話休題
データ分析について 能動的に、自ら動いてアクションを提示 受動的に、依頼を受けて現状分析
データ分析について 能動的に、自ら動いてアクションを提示 受動的に、依頼を受けて現状分析 今日は ここの話
分析サイクル スポット 分析 分析結果 理解 定常化 (レポート化) 分析依頼
分析サイクル スポット 分析 分析結果 理解 定常化 (レポート化) 分析依頼 施策の実施した際の効果測定や、次の施策の実施のために分析依頼をもらう
分析サイクル スポット 分析 分析結果 理解 定常化 (レポート化) 分析依頼 基本的にSQLで結果を集計して、Excelなどで可視化 スポットなので多少重いクエリが流れるとしても、待つのは自分なので許容範囲
分析サイクル スポット 分析 分析結果 理解 定常化 (レポート化) 分析依頼 現状理解及び結果を加味して次回施策や新機能の考察 または追加の分析案件があればさらに対応する
分析サイクル スポット 分析 分析結果 理解 定常化 (レポート化) 分析依頼 分析結果が今後も有用であればTableauなどのツールでレポート化 基本的には企画者やマーケターが定期的にみるので表示が1分とかかかるとNG
重いクエリに対してはレポート化のためにETL必須
依頼されたことを そのままやればいい?
いきなり完璧なレポートを 求めてくる 問題点1
問題点1 •サービスが始まる前から求められるレポート化 •まあどうなるかはわかんないけど・・・ •初動を見たいから・・・ •最初から数字が取れてた方が便利だし・・・ •母数が少なくあまり動きが無いのにレポート化
すべての数字を完璧に 取れるように求めてくる 問題点2
問題点2 •KPI多すぎ問題 •クリック数 / クリックUU / 購入数 / 購入UU /
PU / 金額合計 / ARPU / ARRPU •他 ◦◦数 / ◦◦UU などが数十個 •軸多すぎ問題 •日付 / 時間 / 性別 / デバイス / 有料・無料 / 商品カテゴリ / 商品ID / 他 •すべて優先度高問題 •優先度とは •ハイハイデスヨネー
うまく伝わらない企画者の想い 問題点3
問題点3 •いつから企画者が自分の頭の中の全てを僕達に話してくれている と錯覚していた? •10の伝えたいことのうち7か8だけ伝わればいい方 •5しか伝わらないこともある •頭の中を資料にアウトプットしてくれても、そのアウトプット自体が頭の 中と間違っていることも(!?) •想いがずれていると可視化する際の障害にもなる
全部そのままやると 大変なことに…
レポート化の落とし穴 •そのレポート本当に必要? •軸とKPI多すぎて見にくすぎでは? •母数が数十のデータに対してそんなに複雑な軸いる? •あなた分析者に対するコスト意識ありますか? •夢が大きすぎない?
レポート化の落とし穴 •結局は依頼を受けるにしても自ら考える必要はある •サービスの性質と施策の意図を確実に理解する •自分も企画者になったつもりで自分が欲しいものを考える •現状分析で満足しない。アクションに活かせない分析は無価値
コミュニケーション大事
おわり
宣伝スライド やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学の基本 2017/9/20(水) より Amazon で発売開始予定 https://www.amazon.co.jp/dp/4839963525/ 読んでみたい人、興味がある人、もしいたらこのあとtkengoまで。 可能であれば発売後に献本差し上げますので是非ブログやSNSなどで
感想を書いて広めてください!