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島田市観光事業者向け感染症対策セミナー

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October 19, 2021

 島田市観光事業者向け感染症対策セミナー

2021年10月19日に開催された島田市観光事業者向け感染症対策セミナーでの講義資料です。

主催:島田市観光協会、島田市観光課
運営:株式会社地域ブランディング研究所
講師:株式会社あらまほし 戸田佑也

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TODA Yuya

October 19, 2021
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Transcript

  1. 島田市観光事業者様向け 感染症対策セミナー 2021.10.19(火) 15:00-16:30 株式会社あらまほし 戸田 佑也

  2. 本日のプログラム 1.感染症発生状況の概観 2.感染リスクの基礎知識 3.感染症対策の基本 4.事業所における感染症対策 5.今後の制限緩和と感染症対策 6.質疑応答 2

  3. 1.感染症発生状況の概観 3

  4. 全国の感染状況(2021年10月18日現在) (資料)厚生労働省WEBサイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html) 4

  5. 感染状況のステージとその指標 5 (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp)

  6. 感染状況のステージとその指標(都道府県別状況) 6 (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp/emergency/)

  7. 感染状況のステージとその指標(静岡県) 7 (資料)静岡県「新型コロナウイルス警戒レベル(10月13日更新)」(https://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html)

  8. 2.感染リスクの基礎知識 8

  9. 感染経路・感染期間 9 ①飛沫感染 ②接触感染 ③エアロゾル感染 潜伏期間:曝露後1~14日間で発症(5日程度が多い) 感染可能期間:発症2日前~発症後7~10日間程度 ※ただし、無症状感染者からも感染リスクあり (資料)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第5.3版」 感染経路

    潜伏期・感染可能期間
  10. 各感染経路の概要 10 • 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の 方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染する ※閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では咳やくしゃみをしなく ても感染リスクあり(5分間の会話で1回の咳と同じ飛沫が飛ぶ)(WHO報告) • 飛沫から水分が蒸発して残る微粒子が空気中を浮遊する。ウイルスを含む 微粒子が空気中を漂っているとき、この微粒子を介して感染する

    • 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れることで ウイルスが付着し、これが他の人の手に付着してその手で口や鼻を触ること により粘膜から感染する • 新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、ボール紙では最大24 時間生存するとされている(WHO報告) (資料)厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html) 東京大学保健センター「感染の方法」(http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/infection_route/) 飛沫感染 ※主な感染経路 エアロゾル感染(飛沫核感染) 接触感染
  11. 感染リスクが高まる5つの場面 11 (資料)内閣官房「感染リスクが高まる「5つの場面」」

  12. 変異株の状況 12 • 一般的にウイルスは増殖・流行を繰り返す中で少しずつ変異する • 新型コロナウイルスも約2週間で一か所程度の速度で変異している と考えられている • 日本では、変異株PCR検査での陽性率が90%を超え、アルファ株 からデルタ株にほぼ置き換わったと推計されている

    • デルタ株はアルファ株よりも感染性が高いことが示唆されている • ワクチン接種の効果に対しては重症化予防の効果は変わらないもの の、感染及び発症予防効果については従来株と比較して若干減弱し ている可能性が指摘されている • 一方、変異株に対しても基本的な感染対策は変わらない (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症の“いま”についての11の知識(2021年10月時点)」、国立感染症研究所「感染・伝播性の増加や抗原性の変化 が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第13報)」 日本における変異株の感染状況 デルタ株への対応
  13. 3.感染症対策の基本 13

  14. 全般:3密の回避 • 一つの密でも避けて、「ゼロ密」を目指す • 特に人と人との距離は十分に保つ • おしゃべりする時間はできる限り短くし、大声は避ける • 今まで以上に換気を行う 14

    (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp)
  15. 飛沫感染:マスクの着用 • マスクを鼻にすき間なくフィットさせ、しっかりと着用する • 品質の確かな、できれば不織布マスクを着用する • フェイスシールド・マウスガードは効果が小さいことに注意 15 (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp)

  16. 飛沫感染:マスクの着用 16 (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp)

  17. エアロゾル感染:換気 常時換気設備や換気扇を常時運転し、換気量を確保する ※2003年7月以降に着工された住宅には「常時換気設備(24時間換気シス テム)」が設置されている 暖房器具を使用しながら、窓を少しだけ開けて換気する ※居室の温度および相対湿度を18℃以上かつ40%以上に維持する ※2段階換気(人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して、少し暖まった状 態の空気を人のいる部屋に取り入れる)が室温維持に有効 17 (資料)厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html)

    設備による換気 窓開けによる換気
  18. 接触感染:手洗い・手指消毒 • 共用物に触った後、食事の前後、公共交通機関の利用後などは必ず 手洗い・手指消毒をしよう ※次亜塩素酸ナトリウム(いわゆる塩素系漂白剤)は、危険なため手指には用いない 18 (資料)厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html) 厚生労働省「感染症対策リーフレット」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf) 厚生労働省「身のまわりを清潔にしましょう。」」(https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-2.pdf)

  19. 接触感染:身の回りのものの消毒 • 熱水、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤など)、アルコール消毒液 (濃度70~95%推奨)による消毒が推奨されている • 消毒剤やその他ウイルスの量を減少させる物質について、空間噴霧 は推奨されないので注意(特に人の眼に入る、皮膚に付着する、吸入され る等の恐れがある場合)。 19 (資料)厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html)

    厚生労働省「身のまわりを清潔にしましょう。」」(https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-2.pdf)
  20. その他:日常での体調管理・記録 □ 毎朝の体温測定、健康チェック 発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養 □ 発症時に備えた行動記録(どこで誰と会ったかをメモ) ※企業は社外打合せなど社員がどこで誰と会っているかを記録 □COCOA(接触確認アプリ)をインストールする 20

  21. 4.事業所における感染症対策 21

  22. リスク管理と危機管理 22 • 想定されるリスクが起こらないように、その防止策を検討・実行する • 想定されるあらゆるリスクを徹底的に洗い出し、そのリスクが発生し たらどのような影響があるかを分析する • それぞれのリスクについて発生を抑止するための方策を検討し、影 響度の大きさに従ってプライオリティをつけて、リスク防止策を実行

    する • 危機が発生した場合に、その負の影響を最小限にする • いち早く危機状態からの脱出・回復を図る • 危機の発生を防止するよりも、危機が発生したときに何をすればそ の災害や影響を最小化できるか(減災)、危機からの早期回復のため の方策を実行する (資料)高松正人「BCPとしての観光危機管理(第1回)」(https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2011/09/tourism-crisis- management-01/) リスク管理 危機管理
  23. 旅程に沿った感染リスクの洗い出し 23 行程1:ツアー受付 ▪想定される主な感染リスク • スタッフと旅行者との会話による飛沫感染 ※特にマスクを忘れた場合など • 店舗内の換気不足によるエアロゾル感染 •

    椅子・テーブルなどを複数の人が触る場合の接触感染 行程2:茶道体験 ▪想定される主な感染リスク • 先生と旅行者との会話による飛沫感染 ※特にお茶を飲んでマスクを外している場合など • 茶室内の換気不足によるエアロゾル感染 • 食器(湯呑み)の共有による接触感染 行程3:人力車ガイド ▪想定される主な感染リスク • 車夫と旅行者との会話による飛沫感染 ※特に息苦しくて車夫がマスクを外した場合など • 人力車の手すりなどを複数の人が触る場合の接触感染
  24. 感染リスクとそれに対応する対策の検討 24 想定場面 想定される感染リスク 主な感染リスク対策 茶室入口での受 付 全般 • 感染症対策に関する参加者への依頼事項・注意事項を受付

    テーブルに掲示するまたはパンフレットに記載する。 • 非接触式体温計により検温を行う。なお、誤差を鑑み、 37.0℃以上の場合は接触式体温計を用いて再度行う。 受付スタッフと参加者との会 話(飛沫) • スタッフは受付業務を行う際、常にマスクを着用する。 • 受付時に旅行者がマスクを着用していなければ着用を依頼す る。もしマスクを忘れた場合はマスクを提供する。 茶道体験 講師説明時の会話(飛沫) • 講師はお茶を口にする時以外はマスクを着用する。 • 講師は参加者から2m以上離れた場所から説明する。 参加者同士の会話(飛沫) • 参加者もお茶を口にする時以外はマスクを着用する • 参加者同士が1m以上の身体的距離を保てるよう、着座する。 不十分な換気(エアロゾル) • 窓を常に2方向10cm程度開けて、外気が入るようにする。 • 暖房器具や加湿器を使用し、室温18℃以上、湿度40%以上 を保つ。 茶器や道具の共有(接触) • 茶器は使い回さず、参加者一人に一つ使用する(お茶の回し 飲みは行わない)。 • 茶釜を利用する際は改めて消毒をしてから使用する。
  25. 感染リスク対策のチェックリスト化 25 想定場面 想定される感染リスク 主な感染リスク対策 茶室入口での受 付 全般 • 感染症対策に関する参加者への依頼事項・注意事項を受付

    テーブルに掲示するまたはパンフレットに記載する。 • 非接触式体温計により検温を行う。なお、誤差を鑑み、 37.0℃以上の場合は接触式体温計を用いて再度行う。 受付スタッフと参加者との会 話(飛沫) • スタッフは受付業務を行う際、常にマスクを着用する。 • 受付時に旅行者がマスクを着用していなければ着用を依頼す る。もしマスクを忘れた場合はマスクを提供する。 茶道体験 講師説明時の会話(飛沫) • 講師はお茶を口にする時以外はマスクを着用する。 • 講師は参加者から2m以上離れた場所から説明する。 参加者同士の会話(飛沫) • 参加者もお茶を口にする時以外はマスクを着用する • 参加者同士が1m以上の身体的距離を保てるよう、着座する。 不十分な換気(エアロゾル) • 窓を常に2方向10cm程度開けて、外気が入るようにする。 • 暖房器具や加湿器を使用し、室温18℃以上、湿度40%以上 を保つ。 茶器や道具の共有(接触) • 茶器は使い回さず、参加者一人に一つ使用する(お茶の回し 飲みは行わない)。 • 茶釜を利用する際は改めて消毒をしてから使用する。 これらの対策をチェック リストとして運用
  26. 感染発生時のフローの整理と訓練 • 感染(疑い)者発生時の対応フローを整理し、訓練を実施する 26 (資料)厚生労働省「介護施設・事業所における新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続ガイドライン」

  27. 5.今後の制限緩和と感染症対策 27

  28. ワクチンと検査を活用した制限緩和 28 • 政府では、ワクチン接種歴または検査のいずれかを確認することで、 感染対策のための制限の緩和措置の対象とする「ワクチン・検査パッ ケージ」を検討している ▪ワクチン・検査パッケージのイメージ 1.ワクチン接種歴 • ワクチン接種完了者であるか、2回接種した際の予

    防接種済証を用いて確認する 2.検査 • 検査は、PCRが推奨されるが、抗原定量検査や LAMP法も利用可能、抗原定性検査も想定 • 抗原定性検査については、国の医療機器の承認を 受けた製品の結果のみ使用 • PCRは72時間以内、抗原定性検査は24時間以内 の検査結果が有効 • 検査費用には原則、公費による支援はない • 検査結果が陰性でも感染していないことが保証さ れるわけではない ▪制限緩和の例 1.飲食について • 酒類の提供を認め、営業時間について21時まで営 業できることを可能とする • 会食については、人数制限を緩和し、5人以上の会 食も可能とする 2.イベントについて • 緊急事態宣言区域やまん延防止等重点措置区域に おける人数上限を上回る人数や、収容率100%で のイベントの実施を可能とする 3.外出・移動について • 都道府県をまたぐ移動について、国として自粛要 請の対象には含めないこととする • 不要不急の外出についても、混雑した場所や感染 リスクが高い場所を訪れる場合を除き、ワクチン接 種の有無にかかわらず国としての自粛要請の対象 から除かれる (資料)内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」(https://corona.go.jp)
  29. 感染症に強い社会へのアップデート 29 (資料)国立感染症研究所「インフルエンザ過去10年間との比較グラフ(12/25更新)」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-V813-idsc/nap/130-f1u-10year.html) • 2020年のインフルエンザ感染者数は激減 • これまで日本では多くの台風、地震などの災害を経験して、その度 強靭化を図ってきた • 今回のCOVID-19対策の知見を蓄積し、より感染症に強い社会へ

    のアップデートを考えていきたい
  30. 信頼できる情報源 30 • 内閣官房「新型コロナウイルス感染症対策」 【URL】 https://corona.go.jp • 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」 【URL】 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0

    000164708_00001.html • 国立感染症研究所「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情 報」 【URL】 https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona- virus/covid-19.html
  31. 質疑応答 31