Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには
Search
watasuke
September 29, 2023
Business
0
900
部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには
部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすために役立った知見をお話します。
2023/9/29に開催されたPIXIV MEETUP 2023のLTの内容と同一です。
watasuke
September 29, 2023
Tweet
Share
More Decks by watasuke
See All by watasuke
プロダクトの大事なこと全部書く 〜わかりあいのワークショップ〜
watasuke
0
810
Other Decks in Business
See All in Business
ポート株式会社_会社紹介資料(2025/06/13更新)
portpr
1
2.3k
ソーシング・ブラザーズ株式会社|会社説明資料
sbro
0
370
株式会社BALLAS 会社案内
ballas_inc
0
19k
航空機設計者がResearcherを社内に広めてみた
aonomasahiro
1
440
tokyo_dbt_meetup_#14_意志ある羅針盤たれ<データサイド>
t_yamaguchi
3
520
c-slide_会社紹介資料テンプレート
coneinc
0
1.8k
特別講義 理系のための法学入門
seko_shuhei
2
2.2k
Arches 会社説明資料/ HR Deck
arches0501
0
13k
採用ピッチデック
macloud
3
75k
How to use ‘Economies of Empowerment’ to get the benefits of both speed and scale - AgileAus 2025
matthewskelton
PRO
0
140
プレイドのGo-To-Market活動
plaid
PRO
0
400
エクセレントグループ採用ピッチ[介護事業]
excare
0
1.3k
Featured
See All Featured
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
A designer walks into a library…
pauljervisheath
207
24k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
337
57k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
36
2.8k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
17
940
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
357
30k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.5k
Faster Mobile Websites
deanohume
307
31k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.6k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
138
34k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
346
40k
Transcript
pixiv Inc. 部署の垣根を超えて プロジェクトを 動かすには @watasuke
Profile watasuke 新規事業部 3Dビジネス室 プロダクトマネージャー ピクシブ関連領域で 3Dクリエイターのプレゼンス向上のため なんでもやるけど 自プロダクトがないので 他部署と連携が前提な人
部署間の垣根って 意外と高くないですか? • 提案したけど放置される • 「やることあるから数ヶ月待って」 • 「人が足りなくてできないです」 • アイデアを伝えて「なるほど〜〜(やらない)」
• そもそもどうやって提案したらいいんだろう ◦ 誰に言う? ◦ どこで言う? ◦ どういう形式で言う?
どうにかしよう という話をします
偉そうに言うけど お前はどうなのよ
2022/7〜 やったこと • ギフト機能リリース • オーナーギフト機能リリース • スキリスト機能リリース • VRChatバッジ連携表示
• スキ順検索機能リリース • 検索対象範囲改善 • 価格下限検索可能化 • 暑中見舞いギフトキャンペーン • 商品ページからの通報機能 • pixivisionでインタビュー記事×2
なんでうまく いったのか
3つの要因 • Win-Win • 相手の気持ちになる • 共通感覚
Win-Win うまく押し付けるのではなく、双方良しを目指す • あなたにとってもこういう嬉しさがありますよ ◦ こういうプラスの影響がありますよ ◦ こう言っているユーザーがいますよ • 代わりにこういうタスクをしますよ
◦ エンジニアリソースとPMリソースの交換 事例 3Dモデルの取扱高が伸びればBOOTHの成果になる
相手の気持ちになる 相手が楽になる方法を選び、嫌がることを避け、なじむ • 提案する時、相手チームのフォーマットを使う • チームのスプリント計画MTGにまぜてもらって全体状況を把握する • 相手を立てる ◦ 自分だけでなく、他チームに協力してもらったことを各所でアピール
• 雑談の場に加わって交流を深める 事例 突然Slackで依頼するのではなくissueフォーマットに沿って要件を整理し提案する
共通感覚 前提となる感覚や姿勢が共通しているほど話が早い • ミッション(「創作活動を、もっと楽しくする。」)への共感度がみんな高い ◦ 創作界隈のためになるなら、という思いがある • 「クリエイターのためならやったほうがいいですね」という話になりやすい ◦ 部署間でバトルというより「どうやったらできるかな〜」という雰囲気
• Slackがフラット、横のつながりが多い ◦ 他のチームや趣味でつながるチャンネルに入るのが当たり前 ◦ 職種別グループがあったり、社内イベントなどで横串関係がある 事例 機能を無料で提供するかのPO相談が共感起点で1分で終わる
あらためて……3つの要因 • Win-Win • 相手の気持ちになる • 共通感覚