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部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには
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watasuke
September 29, 2023
Business
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590
部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには
部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすために役立った知見をお話します。
2023/9/29に開催されたPIXIV MEETUP 2023のLTの内容と同一です。
watasuke
September 29, 2023
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Transcript
pixiv Inc. 部署の垣根を超えて プロジェクトを 動かすには @watasuke
Profile watasuke 新規事業部 3Dビジネス室 プロダクトマネージャー ピクシブ関連領域で 3Dクリエイターのプレゼンス向上のため なんでもやるけど 自プロダクトがないので 他部署と連携が前提な人
部署間の垣根って 意外と高くないですか? • 提案したけど放置される • 「やることあるから数ヶ月待って」 • 「人が足りなくてできないです」 • アイデアを伝えて「なるほど〜〜(やらない)」
• そもそもどうやって提案したらいいんだろう ◦ 誰に言う? ◦ どこで言う? ◦ どういう形式で言う?
どうにかしよう という話をします
偉そうに言うけど お前はどうなのよ
2022/7〜 やったこと • ギフト機能リリース • オーナーギフト機能リリース • スキリスト機能リリース • VRChatバッジ連携表示
• スキ順検索機能リリース • 検索対象範囲改善 • 価格下限検索可能化 • 暑中見舞いギフトキャンペーン • 商品ページからの通報機能 • pixivisionでインタビュー記事×2
なんでうまく いったのか
3つの要因 • Win-Win • 相手の気持ちになる • 共通感覚
Win-Win うまく押し付けるのではなく、双方良しを目指す • あなたにとってもこういう嬉しさがありますよ ◦ こういうプラスの影響がありますよ ◦ こう言っているユーザーがいますよ • 代わりにこういうタスクをしますよ
◦ エンジニアリソースとPMリソースの交換 事例 3Dモデルの取扱高が伸びればBOOTHの成果になる
相手の気持ちになる 相手が楽になる方法を選び、嫌がることを避け、なじむ • 提案する時、相手チームのフォーマットを使う • チームのスプリント計画MTGにまぜてもらって全体状況を把握する • 相手を立てる ◦ 自分だけでなく、他チームに協力してもらったことを各所でアピール
• 雑談の場に加わって交流を深める 事例 突然Slackで依頼するのではなくissueフォーマットに沿って要件を整理し提案する
共通感覚 前提となる感覚や姿勢が共通しているほど話が早い • ミッション(「創作活動を、もっと楽しくする。」)への共感度がみんな高い ◦ 創作界隈のためになるなら、という思いがある • 「クリエイターのためならやったほうがいいですね」という話になりやすい ◦ 部署間でバトルというより「どうやったらできるかな〜」という雰囲気
• Slackがフラット、横のつながりが多い ◦ 他のチームや趣味でつながるチャンネルに入るのが当たり前 ◦ 職種別グループがあったり、社内イベントなどで横串関係がある 事例 機能を無料で提供するかのPO相談が共感起点で1分で終わる
あらためて……3つの要因 • Win-Win • 相手の気持ちになる • 共通感覚