$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »

部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには

watasuke
September 29, 2023

 部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには

部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすために役立った知見をお話します。
2023/9/29に開催されたPIXIV MEETUP 2023のLTの内容と同一です。

watasuke

September 29, 2023
Tweet

More Decks by watasuke

Other Decks in Business

Transcript

  1. pixiv Inc.
    部署の垣根を超えて
    プロジェクトを
    動かすには
    @watasuke

    View Slide

  2. Profile
    watasuke
    新規事業部
    3Dビジネス室
    プロダクトマネージャー
    ピクシブ関連領域で
    3Dクリエイターのプレゼンス向上のため
    なんでもやるけど
    自プロダクトがないので
    他部署と連携が前提な人

    View Slide

  3. 部署間の垣根って
    意外と高くないですか?
    ● 提案したけど放置される
    ● 「やることあるから数ヶ月待って」
    ● 「人が足りなくてできないです」
    ● アイデアを伝えて「なるほど〜〜(やらない)」
    ● そもそもどうやって提案したらいいんだろう
    ○ 誰に言う?
    ○ どこで言う?
    ○ どういう形式で言う?

    View Slide

  4. どうにかしよう
    という話をします

    View Slide

  5. 偉そうに言うけど
    お前はどうなのよ

    View Slide

  6. 2022/7〜 やったこと
    ● ギフト機能リリース
    ● オーナーギフト機能リリース
    ● スキリスト機能リリース
    ● VRChatバッジ連携表示
    ● スキ順検索機能リリース
    ● 検索対象範囲改善
    ● 価格下限検索可能化
    ● 暑中見舞いギフトキャンペーン
    ● 商品ページからの通報機能
    ● pixivisionでインタビュー記事×2

    View Slide

  7. なんでうまく
    いったのか

    View Slide

  8. 3つの要因
    ● Win-Win
    ● 相手の気持ちになる
    ● 共通感覚

    View Slide

  9. Win-Win
    うまく押し付けるのではなく、双方良しを目指す
    ● あなたにとってもこういう嬉しさがありますよ
    ○ こういうプラスの影響がありますよ
    ○ こう言っているユーザーがいますよ
    ● 代わりにこういうタスクをしますよ
    ○ エンジニアリソースとPMリソースの交換
    事例
    3Dモデルの取扱高が伸びればBOOTHの成果になる

    View Slide

  10. 相手の気持ちになる
    相手が楽になる方法を選び、嫌がることを避け、なじむ
    ● 提案する時、相手チームのフォーマットを使う
    ● チームのスプリント計画MTGにまぜてもらって全体状況を把握する
    ● 相手を立てる
    ○ 自分だけでなく、他チームに協力してもらったことを各所でアピール
    ● 雑談の場に加わって交流を深める
    事例
    突然Slackで依頼するのではなくissueフォーマットに沿って要件を整理し提案する

    View Slide

  11. 共通感覚
    前提となる感覚や姿勢が共通しているほど話が早い
    ● ミッション(「創作活動を、もっと楽しくする。」)への共感度がみんな高い
    ○ 創作界隈のためになるなら、という思いがある
    ● 「クリエイターのためならやったほうがいいですね」という話になりやすい
    ○ 部署間でバトルというより「どうやったらできるかな〜」という雰囲気
    ● Slackがフラット、横のつながりが多い
    ○ 他のチームや趣味でつながるチャンネルに入るのが当たり前
    ○ 職種別グループがあったり、社内イベントなどで横串関係がある
    事例
    機能を無料で提供するかのPO相談が共感起点で1分で終わる

    View Slide

  12. あらためて……3つの要因
    ● Win-Win
    ● 相手の気持ちになる
    ● 共通感覚

    View Slide