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日本薬局方ー一般試験法_2.63_誘導結合プラズマ発行分光光度法及び誘導結合プラズマ質量分析法...

xjorv
June 11, 2020

 日本薬局方ー一般試験法_2.63_誘導結合プラズマ発行分光光度法及び誘導結合プラズマ質量分析法.pdf

誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma, ICP)とは、高温のアルゴンプラズマにより試料を励起する方法のことです。励起した試料の原子発光を測定、もしくは励起をイオン化としてMSに利用することで、物質の特定や定量に用います。

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June 11, 2020
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  1. 分光計の校正と最適化 分光計は規定の元素で校正する • ヒ素(193.696 nm) • マンガン(257.610 nm) • 銅(324.754

    nm) • バリウム(455.403 nm) 操作条件は測定前に最適化する • 磁界の高周波出力 • アルゴンガスの流量 • プラズマの測定位置 • 溶液の吸い上げ速度 • 光軸 • 積分時間
  2. 定量分析の方法 定量分析の計算法には以下のものがある • 検量線法 • 内標準法 • 標準添加法 • 同位体希釈法

    同位体希釈法では、天然と異なる同位体比を持つ標準を添加し、 計算する