Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
OSINT CTFを支える技術
Search
Ryusei Ishikawa
August 12, 2024
Technology
1
440
OSINT CTFを支える技術
Seccamp 2024 LT
Ryusei Ishikawa
August 12, 2024
Tweet
Share
More Decks by Ryusei Ishikawa
See All by Ryusei Ishikawa
HTTP通信を書きかえてみよう
xryuseix
0
53
Webアプリケーションのユーザ入力検証
xryuseix
3
1k
Privateリポジトリで 管理しているソースコードを 無料でGitHub Pagesに公開する
xryuseix
0
1.9k
CTFにおけるOSINT問題作問の難しさ
xryuseix
0
550
「Reactはビルド時にコメントが消えるから」と言ってコメントに💩を書いてはいけない
xryuseix
0
920
Other Decks in Technology
See All in Technology
どこよりも遅めなWinActor Ver.7.5.0 新機能紹介
tamai_63
0
210
とあるOSSを継続可能にするための取り組みについて / OSS Refactoring Process
bun913
1
220
AI前提のサービス運用ってなんだろう?
ryuichi1208
3
1.1k
OR学会2024秋_短期収益と将来のオフ方策評価性能を考慮したクーポン割当方策混合比の決定
recruitengineers
PRO
4
490
なにもしてないのにNew Relicのデータ転送量が増えていたときに確認したこと
tk3fftk
2
230
【株式会社ELYZA】|GENIAC成果報告会 自社開発モデルプレゼンテーション
elyza
1
420
OSTという文化を組織に根付かせてみた
sansantech
PRO
2
440
Road to Single Activity
yurihondo
2
240
「自動テストのプラクティスを効果的に学ぶためのカードゲーム」 ( #sqip2024 )
teyamagu
PRO
2
190
Discovering AI Models
picardparis
4
3.9k
20240912 JJUGナイトセミナー
mii1004
0
140
Next.js のページ遷移を全力で止める
ypresto
9
3.6k
Featured
See All Featured
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
1
55
Side Projects
sachag
451
42k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
179
21k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
28
1.6k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
48
13k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
401
65k
BBQ
matthewcrist
83
9.2k
What's new in Ruby 2.0
geeforr
340
31k
From Idea to $5000 a Month in 5 Months
shpigford
379
46k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
190
16k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
93
5.1k
What the flash - Photography Introduction
edds
67
11k
Transcript
OSINT CTFを支える技術 xryuseix @ryusei_ishika ネクストチューター #seccamp
TsukuCTF vs. DIVER OSINT CTF 2 TsukuCTF DIVER OSINT CTF
開催回数 / 最終開催日 3回 / 2023年12月 1回 / 2024年6月 直近の参加人数 701人 873人 運営人数 18人 6人 直近の問題数 38問 35問 直近の問題ミスの数 ※ 6問 0問 ※user-friendlyな対応(表記揺れ対応・問題文をわかりやすくなど )は除く #seccamp
TsukuCTF vs. DIVER OSINT CTF 3 TsukuCTF DIVER OSINT CTF
開催回数 / 最終開催日 3回 / 2023年12月 1回 / 2024年6月 直近の参加人数 701人 873人 運営人数 18人 6人 直近の問題数 38問 35問 直近の問題ミスの数 ※ 6問 0問 このLTでは何をしたのかについて説明します #seccamp
4 https://github.com/CTFd/ctfcli • 設定ファイルからCTFdのスコアサーバに デプロイするツール • 設定を全てテキストで記載するので、 Git, CI, CDとの相性も◎
• WebのUIで設定する必要がなく、 設定ミスを防げる ◦ TsukuCTFでは結構ミスした • CTF問題の最新の状態を 1つに定義できる ◦ GitHubにあるものが最新? スコアサーバ上のものが最新?にならない 設定ファイルの例 #seccamp
5 https://github.com/diver-osint-ctf/ctfd-config-generator • ctfcliの設定ファイルや、 作問に必要なファイルを自動生成 するツール • 元seccamp修了生のtask4233さんが作成し、 DIVER OSINT
CTF用にカスタマイズ • やや複雑なctfcliのデプロイコマンドの ラッパーも兼ねている 生成結果 #seccamp
6 https://github.com/xryuseix/ctfcli-unit-test • ctfcliの設定ファイルのフラグをテスト するツール • TsukuCTFではフラグの設定にミスが多かった ◦ 特に正規表現のミスが多 く、本番まで残った
• そこで、設定ファイルのフラグをユニットテスト のよう にテストするツールを導入した • ついでにyaml形式のチェックもしてくれる 実行例 #seccamp
[ 作問期間 ] [ 本番直前 ] [ 本番 ] 作問レビューフロー
7 作問者が問題PRを作成 レビュアーがレビュー レビュアーがレビュー2 xryuseixが最終確認&merge スコアサーバ上で確認 作問者を中心となって修正 xryuseixが確認&deploy これくらいやってやっと十分に #seccamp
[ 作問期間 ] [ 本番直前 ] 作問レビューフロー 8 作問者が問題PRを作成 レビュアーがレビュー
レビュアーがレビュー2 xryuseixが最終確認&merge スコアサーバ上で確認 作問者を中心となって修正 xryuseixが確認&deploy これくらいやってやっと十分に ちなみにここまで ↙ミスは結構あった [ 本番 ] #seccamp
その他の技術・テクニック 9 • スコアサーバはAWS CloudFormationで管理した ◦ NFLabs.さんのブログ※を参考にさせていただきました • スコアサーバは2台構成で冗長化したし、キャッシングもした ◦
しかし、低スペック2台だったのでどっちも落ちた • adminへの質問にチケット制度を導入した • 問題を解くために必要なWebサイトの鯖落ちは監視 ◦ 実際に当日1つがメンテナンスとなり、 チケットで対応 #seccamp ※ https://blog.nflabs.jp/entry/2023/11/10/093000
次回の開催もご期待ください! (両方とも次回開催に向けて準備中です) 10 おわり。 #seccamp