golang.tokyo #20 で使用した論文紹介スライドです。
Go のチャネルによる並行処理は強力で魅力的な機能ですが、同時にバグが発生しやすくかつ発見しづらい部分でもあります。この論文では、Go プログラムからその挙動を形式的に記述した振舞い型 (behavioural types) を抽出することで、並行処理に潜むバグを静的に検出する手法が提案されています。
イベント概要:https://golangtokyo.connpass.com/event/111077/
元論文:http://mrg.doc.ic.ac.uk/publications/a-static-verification-framework-for-message-passing-in-go-using-behavioural-types/