Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【授業スライド】SwipeMan
Search
Yuiga Wada (和田唯我)
October 05, 2022
Technology
0
110
【授業スライド】SwipeMan
慶應義塾⼤学 B3 和田唯我 / Yuiga Wada
授業『情報工学実験 ─ 実世界センシング』のスライドです.
-
About me
-
Blog
Yuiga Wada (和田唯我)
October 05, 2022
Tweet
Share
More Decks by Yuiga Wada (和田唯我)
See All by Yuiga Wada (和田唯我)
機械学習基礎 TAレクチャー回「学部二年生はどう生きるべきか」
yuigawada
1
51
【AIC】Image Captioningにおける自動評価の最前線
yuigawada
0
14
未踏ブースト会議資料
yuigawada
0
120
論文速読24
yuigawada
0
61
【授業スライド】Well-beingとカルトの関係
yuigawada
0
260
論文速読23
yuigawada
0
140
自己紹介スライド
yuigawada
0
570
【ミニハッカソン】 arXiv Slider
yuigawada
0
310
【輪読資料】多次元正規分布でGibbs Sampling (情報工学機械学習9.3.4)
yuigawada
0
48
Other Decks in Technology
See All in Technology
20250707-AI活用の個人差を埋めるチームづくり
shnjtk
4
3.6k
Lufthansa ®️ USA Contact Numbers: Complete 2025 Support Guide
lufthanahelpsupport
0
140
B2C&B2B&社内向けサービスを抱える開発組織におけるサービス価値を最大化するイニシアチブ管理
belongadmin
1
6.2k
タイミーのデータモデリング事例と今後のチャレンジ
ttccddtoki
6
2.3k
KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025 Recap Opening & Choose Your Own Adventureシリーズまとめ
mmmatsuda
0
260
生成AI活用の組織格差を解消する 〜ビジネス職のCursor導入が開発効率に与えた好循環〜 / Closing the Organizational Gap in AI Adoption
upamune
7
5.1k
ビズリーチが挑む メトリクスを活用した技術的負債の解消 / dev-productivity-con2025
visional_engineering_and_design
3
6.7k
事業成長の裏側:エンジニア組織と開発生産性の進化 / 20250703 Rinto Ikenoue
shift_evolve
PRO
2
19k
ドメイン特化なCLIPモデルとデータセットの紹介
tattaka
2
580
CursorによるPMO業務の代替 / Automating PMO Tasks with Cursor
motoyoshi_kakaku
2
930
OSSのSNSツール「Misskey」をさわってみよう(右下ワイプで私のOSCの20年を振り返ります) / 20250705-osc2025-do
akkiesoft
0
140
DBのスキルで生き残る技術 - AI時代におけるテーブル設計の勘所
soudai
PRO
20
6.8k
Featured
See All Featured
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
Designing for Performance
lara
610
69k
Side Projects
sachag
455
42k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.6k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
39
1.9k
Designing for humans not robots
tammielis
253
25k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Building an army of robots
kneath
306
45k
A better future with KSS
kneath
239
17k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.4k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.7k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
77
9.4k
Transcript
「SwipeMan」 実世界センシング 情報工学科3年 和田唯我
SwipeMan 〜 空間入力デバイス 〜 • 空間上のスワイプモーションを検出 • スワイプ動作に対して処理を割り当てることができる入力デバイス ⇒ 今回はスワイプで
… ・音量調整 ・音楽の再生 / 停止 ・早送り / 巻き戻し ・再生中の曲についてTwitterに投稿 (#nowplaying) スワンプマンじゃないよ
概要・スケッチ図 デバイスの装着角度によってセンサのON/OFFを切り替えられる → 誤動作防止
システムについて
SwipeMan 〜 スワイプマン 〜
各ジェスチャについて •Right → 早送り •Left → 巻き戻し •Up → 音量上げる
•Down→ 音量下げる •Right + Up → 音楽再生・停止 •Left + Up → Twitter へ投稿 今回は下のように処理を割り当てた
None
各センサの外観 加速度センサ フォトリフレクタ 測距センサ
フォトリフレクタについて ・皮膚における赤外光の反射率の違いを利用 ・特に指の先端においては, 指先と爪に近い部分とで反射率が大きく 異なる. (皮膚の組織による違い?) → 0 rad と
π rad での赤外光の反射率を測定し, 以下の図のように装 着角度を検出
フォトリフレクタについて •反射率の測定はシステム起動直後に行われる
動作の様子
IFTTT → Twitter
考察1. 測距センサの環境依存性 •測距センサの環境依存性 → 出力電圧に対して, 取りうる距離の値が二つ存在 ⇒ そもそも測距センサはなぜ必要?
考察1. 測距センサの環境依存性 •測距センサの環境依存性 → 出力電圧に対して, 取りうる距離の値が二つ存在 ⇒ そもそも測距センサはなぜ必要? ⇒ 加速度センサが単一方向の傾きしか検知しないため
⇒ 本来なら… 測距センサではなく加速度センサだけでOK
考察2. デバイスの形状・実用性 •測距センサが必要なければ実現可能なデバイスの形状が広がる ・今回は指に覆いかぶさるような形状だったが, リング状にするのも良 いかもしれない ⇒ 特に, リングを回転させやすいような機構があると良さそう 加速度センサとフォトリフレクタだけで実現できるなら
実用性ありそう! → 小型化が課題点
ご清聴ありがとうございました