Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
セキュリティテストでより安心できるリリースにしよう
Search
yumechi(Motoki Hirao)
March 24, 2023
Technology
620
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
セキュリティテストでより安心できるリリースにしよう
2023/03/23〜25 開催 PHPerKaigi 2023 Day 1 LT
yumechi(Motoki Hirao)
March 24, 2023
More Decks by yumechi(Motoki Hirao)
See All by yumechi(Motoki Hirao)
おれおれサービスをいっぱいつくろう
yumechi
0
94
ブログ用の記事投稿数 可視化の仕組みを作る
yumechi
0
75
2026年 エンジニアリング自己学習法
yumechi
0
220
PyCon mini Shizuoka 2026 ご紹介
yumechi
0
69
Chart.jsで長い項目を表示するときのハマりどころ
yumechi
0
230
異夢同船 読んできました!
yumechi
0
320
地方カンファレンスのスタッフしてて思うこと
yumechi
0
230
2025年半忘年会ふりかえり
yumechi
0
96
業務で使える一歩進んだPython使いになるために / To become an advanced user of Python that can be used at work
yumechi
13
14k
Other Decks in Technology
See All in Technology
AIチャットの改善から見えた、良いAI体験とは / What Constitutes a Good AI Experience: Insights from Improving AI Chat
kubode
0
120
徹底討論!ECS vs EKS!
daitak
3
1.7k
元・セキュリティ学習経験0大学生による業務紹介 / An Introduction to the Job by a Former College Student with Zero Security Training Experience
nttcom
0
200
【セミナー資料】Claude Code をセキュアに使うための考え方と設定の勘どころ / Claude Code Webinar 20260616
masahirokawahara
2
470
AIが自律的に回る開発ループを設計してチーム開発に組み込む
nekorush14
0
130
【Snowflake Summit 2026 Recap!!】Snowflake Summit Deep Dive: Security & Governance
civitaspo
1
320
ぼっちではじめた登壇が「51名」「241件」の発信に化けた
subroh0508
1
310
コミュニティの有益性 ~JAWS Days 2026 での体験を通して~ / The Benefits of a Community ~Through My Experience at JAWS Days 2026~
seike460
PRO
0
270
自宅LLMの話
jacopen
1
720
AIに障害切り分けを全部やってもらった。 。 。 。
estie
0
170
いまさら聞けない「仕様駆動開発入門」 〜AI活用時代の開発プロセスを考える〜
findy_eventslides
2
210
Multi-Agent並列開発を 安全に回すための技術 / Technology for Safely Multi-Agent Parallel Development
tooppoo
0
190
Featured
See All Featured
Primal Persuasion: How to Engage the Brain for Learning That Lasts
tmiket
0
380
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
How to Align SEO within the Product Triangle To Get Buy-In & Support - #RIMC
aleyda
2
1.6k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.9k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
34
2.8k
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
3
3.5k
Conquering PDFs: document understanding beyond plain text
inesmontani
PRO
4
2.8k
コードの90%をAIが書く世界で何が待っているのか / What awaits us in a world where 90% of the code is written by AI
rkaga
62
44k
Statistics for Hackers
jakevdp
799
230k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
356
21k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.7k
Transcript
https://www.dip-net.co.jp/ Motoki Hirao セキュリティテストでより 安心できるリリースにしよう
https://www.dip-net.co.jp/ 発表者について • 2021年7月に開発者としてディップに ジョイン • スクラムマスターや開発を担当 • ゲームが好き 2
会社ではこんな アイコンでやってます!
https://www.dip-net.co.jp/ • 2022年4月にアーキテクチャ リプレイスをしました • リプレイスプロジェクトの 一環でセキュリティテスト を実施 今回の発表の背景 https://fortee.jp/phpcon-2022/proposal/ab138440-5240-43be-99ed-3680bad17085
より
https://www.dip-net.co.jp/ リプレイスプロジェクトの課題 • セキュリティ面での検証はできておらず、攻撃に耐えう るソフトウェアであるかは懸念があった • JavaのコードをPHPに移植した • ふるまいに関しては単体・結合・総合テストで入念に確認済 •
一方で実際に外部公開した際、攻撃されて問題が起きる可能性 がある 4
https://www.dip-net.co.jp/ 5 そもそもチームに セキュリティに 詳しい人いない…
https://www.dip-net.co.jp/ ツール選定の中で上がったこと • セットアップが容易で、実行に特殊な知識を必要とせず、 実施結果も確認しやすい • 定期的に実行しやすい仕組みが整っていると嬉しい • 定期的に実施して検査し続けて健全な状態を維持したい •
例えばCIに組み込み可能、定期実行する仕組みがツール自体に 備わっている 6
https://www.dip-net.co.jp/ VAddyを使う 7 引用:https://vaddy.net/ja/
https://www.dip-net.co.jp/ VAddy主な機能 • クロール(シナリオ)の記録、脆弱性検査実施 • 検査結果のレポート • メンバー・権限管理 8
https://www.dip-net.co.jp/ • ブラウザでクロールを記録 して、「スキャン実行」を クリックするだけ
https://www.dip-net.co.jp/ • SQLインジェクション • クロスサイトスクリプティング(XSS) • リモートファイルインクルード(RFI) • コマンドインジェクション •
ディレクトリトラバーサル • ブラインドSQLインジェクション • 安全でないデシリアライゼーション • XML外部実体攻撃(XXE) • HTTPヘッダインジェクション • SSRF脆弱性 • 非公開ファイル検査 VAddy主な検査対象 10 ※プランによって異なります 引用:https://vaddy.net/ja/plan.html
https://www.dip-net.co.jp/ CLI・APIからの実行も可能 • go-vaddy: VAddy API Command-Line Tool • https://github.com/vaddy/go-vaddy/blob/master/README_ja.md
• VAddy Web API Scan Document • https://github.com/vaddy/WebAPI-document/blob/master/VAddy- WebApi-ja.md • 外部から操作しやすいので、CIへの組み込みや定期実行がし やすい 11
https://www.dip-net.co.jp/ 12 VAddyなら なんとかできる かも…
https://www.dip-net.co.jp/ 実際にセキュリティテストやっていく • 調査含めて2ヶ月くらいかけました(2021/11〜2021/12) • クロールはPC版とスマートフォン版を分けて記録 • PC版とスマートフォン版で内部ロジックが異なるため • VAddyではヘッダー情報が記録されていた
• クロール数は50以下くらいで、手作業で収集 13
https://www.dip-net.co.jp/ 実行の高速化 • サービスのフォーム入力項目やvalue値が多すぎるためか、タイ ムアウトが頻発しテストが終わらない問題発生 • 基本情報、職務経歴、トラッキングパラメータなどで数百項目以上 • 対策として次の2つを実施 •
アセットデータへのリクエストをPacファイルを用いてフィルタ • それでも厳しい部分については検査項目をいくつかのグループに分け て実施し、実施時間を調整 14
https://www.dip-net.co.jp/ 実施した結果… 15 • 数ケースだが問題発見 • 元々のコードにも残っている 不具合だった • リリース前に修正
https://www.dip-net.co.jp/ \ 🎉無事リリース🎉 /
https://www.dip-net.co.jp/ 今後に向けて • 継続的に実施する計画・運用を考える • 機能が追加される=セキュリティリスクが増える • 常に検査し続けてこそ意味がある • スケジュール実行したい
• 我々のフォームのつくり上、CIに組み込めない • ジョブ管理ツールとCLIやAPIを組み合わせて定期実行を実現したい 17
https://www.dip-net.co.jp/ まとめ • セキュリティテストを実行する際、Webサービスを使う手も ある • 選定基準に照らし、私たちはVAddyを選択した • セキュリティテストを実行し、若干数の問題を発見できた •
継続的に実施する計画や運用はこれから検討する 18
https://www.dip-net.co.jp/ • 大きなプロダクトに挑戦し て見たい方は是非一度カジ ュアル面談でお話しさせて ください! • 3/25にはブースもあります ので、お話ししましょう! 積極採用やってます!
https://www.dip-net.co.jp/ Appendix • 商用可・フリーイラスト素材|ソコスト https://soco- st.com/ 20