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会社紹介資料/ADDress

 会社紹介資料/ADDress

株式会社アドレスの会社紹介資料です。

「人と地域の可能性を広げる "分散型社会”を実現する」を企業ミッションに掲げ、
空き家をはじめとした日本各地の遊休物件を活用し空き家問題を解決すると同時に、
新しいライフスタイルの確立を実現しています。
”多拠点生活”という言葉が国内に浸透していない時期からサービスを始め、多拠点生活のパイオニアとして新たな市場を創出してきました。
ワーケーションや多拠点生活のハードルを下げることで、地方の関係人口を増やし、都市部への一極集中状態から分散型社会の実現を目指しています。

株式会社アドレス

August 01, 2023
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  1. 会社について 会社概要 株式会社アドレス 東京都千代田区平河町 2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO 住所 島根県鹿足郡津和野町(サテライトオフィス) 設立

    2018年11月 従業員数 50名(業務委託含む)※2024年2月1日時点 事業内容 「ADDress(アドレス)」の企画・開発・運営 4 代表取締役 佐別当 隆志 (一社)シェアリングエコノミー協会 幹事 内閣官房シェアリングエコノミー伝道師 総務省 地域情報化アドバイザー 総務省 シェアリングエコノミータスクフォース委員 経済産業省 経済産業シェアリングエコノミーに おける経済活動の統計調査による把握に関する研究会委員
  2. 会社について 代表取締役 佐別当 隆志 2000年 株式会社ガイアックス入社。新規事業開発に携わる       インターネットの双方向性で世界を変えたいと思っていたが、       実際には ”リアルな世界 ”まで変えることができないことに違和感。       電車でただ通勤するだけの日々にもやもやする毎日。

    2013年 家族とともにシェアハウス「 Miraie」(ミライエ)の運営を開始  出会いや交流から新しいコトを生み出す場をつくりたい、という想いで開始。        ”シェアリング ”という考え方に着目するようになる。 2016年 シェアリングエコノミー協会を設立       シェアリングエコノミーの普及・推進と共助社会の実現を目的に設立。       シェアリングシティ構想の立ち上げを通して、地方自治体から空き家問題の相談を       多く受けるようになり、移住を目標とした関係人口の増加を考えるようになる。       また地域の人を巻き込みながら二拠点生活を開始しようとするも、様々なハードルに       ぶつかり断念。誰かが一人勝ちしない構想を考えはじめる。 2017年 内閣官房シェアリングエコノミー伝道師に任命 2018年 株式会社アドレス設立。「 ADDress」をリリース       共同創業者である桜井が地域おこし協力隊と移住者を増やす施策を検討する中で、       人を奪いあうのではなくシェアする、 ”人口シェアリング ”を追求するようになる。 5
  3. 会社について 拠点の拡大とサービス成長 2018年11月創業。 クラウドファンディングからサービススタートし 資金調達を重ね拠点数 300件以上へ拡大。 拠点数 2018年11月 創業 2019年4月

    クラファン限定でスタート (拠点数11件) 2019年10月 サービススタート (拠点数24件) シリーズAラウンドの 資金調達を実施 2020年1月 ANAと航空サブスクの 実証実験 2020年8月 シリーズBラウンドの資金調 達を実施 2018 2022 2021 2020 2019 6 2021年4月 津和野オフィス開設 全都道府県で物件を開設 2021年10月 社会的インパクトレポート 発行開始 2022年8月 シリーズCラウンドの 資金調達を実施 2022年12月 日本サービス大賞 「優秀賞」 「審査員特別賞」 W受賞 2023年2月 月9,800円〜の 新プランがスタート 2023 拠点数250件突破 拠点数200件突破 拠点数100件突破 拠点数300件突破 2023年8月 株式投資型クラウドファ ンディングを実施
  4. サービスについて サービス概要 8 全国300か所以上の家で多拠点生活ができる 住まいのサブスクサービス ADDressは、空き家などの遊休物件を賃貸で借り受け、会員へシェアハ ウス形式で提供(同時に複数の会員が滞在)する、 多拠点生活プラットフォームサービス。 − Wi-Fi・家具家電完備で気軽にワーケーション可能

     各物件には光回線 wifi 環境に加え、家具家電、食器類を  備えており、私物のみで気軽に移動が可能 − 同伴者が無料利用できる家も多数  家族や友人と一緒に多拠点生活を楽しめる − 予約〜チェックアウトまでオンラインで完結  滞在したい家と日にちをオンラインで選ぶだけ  面倒な決済手続きも不要
  5. 9

  6. サービスについて ADDressの価値提供 11 地域の空き家・空き部屋をADDress提携物件とし 会員へ多拠点生活できる環境を提供 ・空き家、空き部屋を有効活用したい ・都市部から人を呼び込みたい ・新しい仕事を生み出したい ・ワーケーションをしたい ・様々な人と交流したい

    ・移住先を探したい ・週末別荘がほしい 多拠点生活を 会員へ提供 都市部の人を 地域へ 地域 ADDress会員 消費するだけ、一度きりの旅行者ではない、 関係人口や移住定住者を生むきっかけに
  7. サービスについて 12 1 快適に多拠点生活・ワーケーションを楽しめる 各物件には光回線 wifi 環境に加え、家具家電、食器類を備えており、私物のみで気軽に移動が可能 2 自分に合った地域を簡単に見つけることができる ADDress予約サイトは「ご当地グルメが堪能できる家」「温泉を楽しめる家」など様々な特集の掲載、会員の口コミ投稿な

    どコンテンツが充実しており、普段の旅行では出会えない面白い地域を探すことができる ADDressの価値提供 ADDress会員 多拠点生活を 会員へ提供 3 新たな出会い、交流、コミュニティ創出の機会を提供 物件の多くにコリビングスペースを設けており、そこで仕事をしたり食事をしたりすることで、従来の生活では出会えないよ うな人と知り合い、交流を深めることが可能
  8. サービスについて 13 都市部の人を 地域へ 地域 2 ローカルな地域へも送客可能 3 ADDressならではの「家守」が地域交流を促す ADDressの価値提供

    1 空き家・空き部屋などの遊休不動産を活用し関係人口を創出する 多拠点生活の住空間として会員へ提供することで都市から地方への人流を増やし、地域活性化に繋げる 会員制・定額制による一過性の旅行とは異なる体験を提供するため、有名観光地でないローカルなエリアにも送客可能。 予約サイトでも様々なローカルがピックアップされていて会員の目につきやすい 家の管理者である「家守」が各物件にいることで、会員と地域住民がつながり合うハブとして機能 「地域とのつながりを創出する」という社会的インパクトを生み出している
  9. 全国の家MAP 北海道札幌市     栗山町    富良野市    小樽市 2    白老郡    斜里郡    帯広市2 秋田県五城目町

    2    角館町    羽後町 山形県 山形市 金山町 福島県相馬市    南相馬市    いわき市 2    須賀川 2    西会津町    広野町    富岡町    田村市 宮城県仙台市 2    石巻市    気仙沼市 岩手県盛岡市    普代村    北上市 青森県三戸郡 大阪府 豊中市(庄内)    大阪市(淀川)    大阪市(浪速区)    大阪市(枚方)    大阪市(西区)    能勢町    松原市 京都府伏見 *    西大路    今出川    岡崎    舞鶴 滋賀県 湖南市(中央) 兵庫県神戸市 2    姫路市    淡路島 奈良県吉野町 2    奈良市    大和西大寺    下北山村 三重県大台町    伊賀市 和歌山県田辺市     白浜     すさみ      静岡県南伊豆町 2    沼津市 2    静岡市 (蒲原)    静岡市(用宗)3    静岡市 (音羽町)    熱海市 榛原郡 2    島田市 東伊豆町    浜松市 2    富士市2    三ヶ日町    三島市2    伊豆の国市 河津町 長野県伊那市 長野市 3    白馬村    軽井沢町    塩尻市    飯綱町 松本市    豊丘村    辰野町 新潟県十日町市 2    佐渡市 6      燕市    糸魚川市    柏崎市    湯沢町 2 山梨県北杜市 A(清里)    富士吉田市    富士河口湖 2 愛知県名古屋市 4    豊橋市    瀬戸市 東京都豊島区 (椎名町)    品川区(北品川)    荒川区(西尾久)    板橋区(前野町)    目黒区(都立大学) 江戸川区(西葛西)    日野市(多摩平) 大島町(伊豆大島)    調布市 2    多摩市    式根島 神奈川県鎌倉市 3     清川村     茅ヶ崎市 3     逗子市     鶴巻温泉 2     小田原市 5     相模原市 2     三浦郡     三浦市     川崎市(武蔵新城)     川崎市(元住吉)     藤沢市 横須賀市     横浜市磯子区(杉田)     横浜市港北区(新横浜)     横浜市青葉区(青葉台)     湯河原町 埼玉県秩父市 2     越谷市     川越市     草加市     千倉町     熊谷市 岡山県倉敷市    備前市 鳥取県岩美町 島根県松江市    津和野町    出雲市 3    雲南市 広島県尾道市 4    広島市    江田島市    安芸高田市 山口県下関市 徳島県徳島市    美馬市 2    三好市 香川県三豊市    さぬき市 小豆島    坂出市    高松市 3    琴平町    直島町 愛媛県大三島 2    松山市 2    佐島 佐賀県佐賀市2    唐津市    武雄市 大分県別府市    佐伯市    宇佐市    由布市    竹田市 宮崎県宮崎市    日南市    都農町    小林市 熊本県多良木町    熊本市 2    宇城市    天草市 福岡県北九州市 (門司港)    柳川市    八女市    田川市 2    筑後市 長崎県五島市 3    長崎市    対馬 鹿児島県鹿児島市 2     阿久根市     薩摩川内市     甑島 3     日置市 2     種子島     霧島市 西諸県郡 群馬県みなかみ町 栃木県益子町    宇都宮市 2    日光市    那須町 2    小山市    高根沢町 茨城県取手市    大洗町    ひたちなか市 3    水戸市 3    稲敷市    桜川市 千葉県一宮町    南房総 (富浦) 2    習志野市    館山市    勝浦市    野田市    松戸市    長南町 岐阜県郡上市 2     高山市 3    岐阜市    恵那市 石川県金沢市 3 富山県氷見市 3    富山市 福井県吉田郡 2    鯖江市    福井市    北海道エリア 東北エリア 北関東エリア 南関東エリア 近畿エリア 中部エリア 中国・山陰エリア 四国エリア 九州・沖縄エリア 沖縄県那覇市 2    沖縄市 2 北谷町    国頭郡 6    恩納村 2    名護市 1    石垣市 2    宮古島 2    浦添市
  10. 送客・報酬 ¥ 業務委託費 ¥ プラットフォームの構造 家を借りたい「会員」と、貸したい「物件オーナー」をマッチング。 家の管理は「家守」に依頼。 時にはオーナーが家守を兼任する場合も 会費 物件貸出

    会員 家守・地域交流のできるお店 物件オーナー 会員受入れ 物件登録 色々な場所に 行ってみたい! 地域に 訪れてもらいたい! 遊休不動産を 活用したい! ¥ 交流 物件の利用/提供 サービスについて 16
  11. サービスについて 18 ADDressによって築かれた関係人口・つながり・幸福感 ADDressは関係人口を拡大し、新たな出会いを促進させ、会員の幸福感に変化をもたらしている。 総予約数に占めるリピート予約比率 61.2% 関係人口の拡大 部活動 10人以上と交流した会員 67.2%

    ADDressを利用する以前と比べた 今の生活の満足度 87.0% 心の拠り所ができた人の割合 47.8% 「満足」「やや満足」と答えた会員の割合 地域で生産活動をした会員 13.7% *地域で収益をあげる活動をした人 ※各数値は『 ADDress社会的インパクト評価レポート 2021-22』から引用 34部活 2,524人登録 つながり 幸福感の変化
  12. 成長戦略 ADDressの “これまで” と “これから” 20 サービス開始以来、月額 4.4万円の1プランで提供することで多拠点生活のコアユーザーを獲得し、 ADDressのカルチャーを構築 2023年より、より多くのユーザーのニーズに応えるべく、月

    9,800円から始めることができる、利用日数に応じたチケット制のプランを開始 地域・会員コミュニティの強化と、多様な滞在ニーズに応えるプラン提供により、中長期でより多くの関係人口を創出していく方針 2023年: 新料金プランスタート (9,800円/ 月~) コミュニティ強化 多様な滞在プラン (高価格、地域限定プラン等) 2019年: サービススタート (月額4.4万円) アーリーアダプター獲得による カルチャー構築フェーズ マス層への拡大フェーズ
  13. 成長戦略:市場規模 新プランを用いて、「旅」市場への進出と自治体予算の獲得を目指す 21 国内宿泊旅行市場(17.2兆円)※2019年 国内ホテル市場(2.1兆円)※2019年 ワーケーション市場(1,084億円)※2023年 多拠点生活を切り口に、国内のワーケーション市場を超えて、膨大な旅行市場での顧客獲得を目指す 加えて、自治体との関係強化より、移住促進・関係人口拡大に係る周辺領域への拡大を図る *1 矢野経済研究所「 2022年版地域を活性化させるワーケーション市場の実態と展望」

    *2 矢野経済研究所「 2019年版ホテル産業年鑑」 *3 観光庁「旅行・観光消費動向調査」 *4 令和4年度における地方創生予算 *5 リクルート2019年トレンド予測 住まい領域 *6 「デュアルライフ( 2拠点生活)に関する意識・実態」調査 参考データ 国内の二拠点居住の意向者推計数 ※5 約1,100万人 「一定額の会費を支払えば、複数の施設に宿泊 できるシステム」を利用してみたい:約 61%※6 約670万人 仮に670万人がADDressの最低料金である月 9,800円(年11.8万円)払えば 7,900億円 そのうち1%のマーケットを取るだけで 79億円 政府の地方創生予算(2.2兆円)※2019年
  14. 非日常型 (感動・満足) 名所・旧跡・物見遊山 (みんながみるもの) 地域内の観光地に 旅行者を囲い込み いいとこどり 一筆書き周遊旅行 成長戦略:市場規模 「旅」と生活の境界線はあいまいに

    従来型の観光地での画一的な旅行から、旅行と生活の境界線はあいまいになり、消費者は地域との出会いを重視する傾向 22 旅の動機 旅の目的 地域との関係 旅のスタイル 従来型の観光 これからの観光 地域の人や他の旅行者との 交流に関心のある消費者の割合 68 %
 20代30代で他の世代対比回答が多かった回答: • 地域の活動に参加するなど、積極的に交流を持ちた い • 農家民泊など、地域の人とふれあえるところに泊りた い 全世代で回答の多かった回答: • 地域の歴史や文化について、より深く知りたい • お店のおば ちゃんなどと 雑談をする のが好き アンケート対象者: 2018 年 9 月以降 2019 年 9 月まで)に 1 泊以上の国内旅行(業務旅行も含む)をした、全国に居住する 20~69 歳の男女 30,000 人(スクリーニング)、 2,062 人(本調 査) 異日常型 (関心・共感) 個人の価値観や志向 が反映 地域の生活エリアでの 交流・人との触れ合い 拠点を持って動く
  15. 成長戦略:競争優位性 25 コンテンツが
 増える
 ADDresslifeの楽 しみ方が
 多様になる
 物件・家守紹介 自治体支援 地域イベント開催

    UGC作成 レビューの投稿 友人の紹介 物件供給
 ユーザー獲得
 関わりたい
 地域の人が
 増える
 「面白い/自分に 合った」拠点が増 える
 人と人の
 交流が増える
 ユーザーが
 増える
 ADDress・地域・ユーザーでつくる供給・需要が拡大する自律成長モデル
  16. 成長戦略:拠点拡大戦略 自治体連携の強化:地域にとってなくてはならない存在へ 28 関係人口創出に関する 包括連携協定  参考記事 地域おこし協力隊が家守を兼任 自治体所有の運営する宿泊施設と提 携・役場職員が家守に 関係人口創出するイベントを定期実施

    自治体紹介の空き家を拠点に 役場職員が家守と連携 民間まちづくり活動促進事業費補助金によ る、空き家の内装改修及び外観修景・家守 の紹介 関係人口創出、有休資産有効活用等に関 する包括連携協定 参考記事 民間2社、ADDress、町の4社で 教育留学協定 参考ページ 2拠点以上ADDress拠点のある都道府県 連携自治体(例) 開拓ターゲット 42都道府県*1 自治体との関係強化を更に進める方針 物件仕入れペースの拡大と、自治体の観光・移住・関係人口創出予算獲得による収益機会拡大を図る 参考:関連予算 デジタル田園都市構想交付金: 1,200億 円(令和5年度) 福島県 *1 2023年3月時点
  17. ユーザーのネットワーク例
 成長戦略:コミュニティ戦略 獲得・リテンションを支える独自のコミュニティ施策 29 コミュニティのネットワークを通じて自律的に物件・ユーザーの獲得が進む仕組みを構築 地域のネットワーク例
 写真 (オンライン会議っぽい やつ?) オフライン

    イベント コアサポーターの育成 (UGC作成、ユーザー送客) 一緒に楽しむ仲間を 紹介すればするほど得する キャンペーン 友人・家族と一緒に滞在して おためし利用 地域交流ができるお店を 予約サイトに登録 全国の家守、近くの家守との 横のつながりを 行政を巻き込み、地域課題に より深く入り込む 街守制度 地域おこし協力隊との連携 オンライン拠点ツアー オフラインイベント 友達紹介 同伴利用 ADDress コミュニティサイト ADDress+ 2023年夏START
  18. 多拠点生活サービスとして拡大 現在 課金 会員 足元の取り組み: • ライトなプラン提供による対象者拡大 • 自治体連携の強化 •

    地域コミュニティ強化 • コミュニティマーケティングの強化 中長期の成長戦略 成長戦略 31 多拠点生活プラットフォームとして拡大してきた ADDress。 今後は多拠点コミュニティサービスとして、 関係人口増加に係るあらゆる領域サービスを手掛ける 教育 移動 移住 自治体 支援 仕事 生き がい 趣味 課金会員数 10倍以上
  19. ADDressのミッション 33 人と地域の可能性を広げる “分散型社会”を実現する - 深刻化する地方の人口減少、都市への集中から、 多拠点生活する人を増やすことで都市と地方で人口をシェアリングする - 関係人口を増やすことで、都市も地方も、それぞれが特性を生かして豊かに存続できるようにする -

    従来の生活では出会えなかった人との交流や地域の生活により、一人ひとりの生き方の可能性を広げ、自分で も気付かなかった多様性に出会う。そして自分の”居場所”がいくつもある幸福・安心を増やす 組織について
  20. 組織について 組織図 34 CEO 取締役会 社長室 拠点開発事業部 サポート事業部 コミュニティ事業部 プロダクト開発部

    管理部(経理・財務) エンジニア デザイナー 企画 拠点開発グループ 拠点管理グループ 広報・PR 人事・総務・労務 公共政策 グロース 事業開発
  21. 組織について 経営メンバー略歴 35 xxx 3 5 代表取締役社長 佐別当 隆志 政治・行政とのパイプに強みあり •

    シェアリングエコノミー協会 創設事務局長→幹事(現任) • 総務省 地域情報化アドバイザー (現任) • 元) ガイアックス社 新規事業担当 取締役COO 岡田 健太郎 新規事業の立ち上げに強みあり • 元)ヤフオク!立上げ時の事業責任者、mixi年賀状立ち上げPM • 元)ガイアックス 執行役(新規事業担当) • 元)GXインキュベート代表取締役(スタートアップ投資会社) 取締役 桜井 里子 地方自治体とのパイプに強みあり • 日本ふるさと手しごと協会代表理事(現任) • ポート社 地域共創シニアコンサルタント(現任) • 元)伝統工芸マーケティング支援事業責任者 中島 京亮 CTO • 元)ニコリー社 創業取締役CTO 相良 美智郎 コミュニティ事業部 部長 • 元)RIZAPグループ 新規事業責任者 熊澤 広泰 サポート事業部 部長 • 元)レバレジーズ社 求人メディア 営業CS責任者   シンガポール法人Managing Director 後藤 伸啓 拠点開発事業部 部長  • 元)総合商社 新規事業責任者 吉川 琢弥 CFO • 元)大和証券 投資銀行部門にてテクノロジー・サービス セクターのM&A、IPOを支援
  22. 組織について メンバー構成 年齢 出社環境 契約形態 20代 24.0% 30代 52.0% 40代

    20.0% 50代 4.0% 男性72.0% 女性28.0% 役員 6.0% 正社員 40.0% パート 4.0% インターン 6.0% 業務委託 44.0% 年齢に関係なく意見を出し合いながらラフ に会話をする、フラットな組織です。会話の 空気感に温かみがあります。 ジェンダー ジェンダー平等が前提の組織風土なので、仕 事の合間に家事育児に奔走するパパ社員が 多数活躍しています。 津和野エリアで就業するメンバーは定期的に出社をして いますが、フルリモートが基本のスタイルです。 提携しているコワーキングスペースも複数あるので、オフ ラインで顔を合わせて仕事することもあります。 多様性を尊重する組織なので、各々の環境に合わせて 契約形態は多岐にわたります。形態に関わらず全員が 第一線で意見を出し合いサービスの成長につなげま す。 居住エリア 北海道 4.0% 近畿 6.0% 東北 4.0% 関東 68.0% 中部 6.0% 中国 6.0% 九州 4.0% 全国各地で従業員が活躍しています。 アドレスで働き始めてから、移住や二拠点生 活を決めたメンバーもいます。 フルリモート 92% 出社 8% 36
  23. Appendix.1 会社について “ADDressの家”の種類 38 ホームステイ シェアハウス 空き家一棟 宿泊施設・民泊 お寺 自宅の空き部屋を一部

    屋単位でご登録。 会員は、現地のリアルな 生活体験と家守や家守 家族との交流を楽しむこ とができる。 シェアハウスの空き部屋 を一部屋単位でご登録。 会員は、家守だけでな く、シェアハウス住民と交 流することで移住者のリ アルな声を聞くことがで きる。 相続等によって取得した 空き家を活用して、一棟 まるまるADDress専用施 設としてご登録。 ホテルやゲストハウスの 一室やドミトリールーム の1ベッドをご登録。一 部、休業中の宿泊施設 や民泊施設を一棟 ADDress専用施設として ご登録。 お坊さんの家の空き部 屋を一部屋単位でご登 録。
  24. 70 代・男性 私より年下の 60 歳以下の人たちと話す機会が、 ADDress を始める前はほとんどありませんでした。 ADDress 会員がどのように ADDress

    を利用してい るか、普段の生活ぶりや人によっては悩みを率直に 話してくれることもあり、今の時代を直に理解する良 いきっかけになっています。ときどき若い世代の暮ら しを間近に共有できる機会を ADDress が提供してく れたことは、素晴らしいことだと思います。 20 代・男性 ADDress 読書好き部に加入しています。「旅する本 棚」を通して、定期的に会員や家守さんと交流する 機会を持っています。誘われた らなるべく参加するようにしていて、インドに行った り、山に登ったり。一生忘れない体験に感謝。 物件オーナー 今後、アフターコロナともなれば観光地としての賑わ いを再び取り戻すであろう本市ですが、数十年間 5万 人を超えない程度の人口推移は、観光地の枠に留ま る魅力を象徴しているかのように感じておりました。 しかし、ADDress の多拠点生活サービスを知り、地域 で暮らすことで観光だけでは発信できない郷土の魅 力や地域とのつながりを創出することで、地元住民で すら気づくことの出来なかった可能性を生み出すこと が出来ると期待しております。 30 代・男性 ADDress おしごと部がきっかけで、地域のお子さんに 週1回程度、パソコン家庭教師を始めました。はじめ は1 名でしたが、クチコミなどで今は小学生から中学 生の3 名のお子さんに教えています。パソコンの使い 方からZoom やE メールのやり方など日常的なツー ルの使い方からスタートし、最終的にはプログラミング 教育を目指しています。オンラインと ADDress 滞在時 を利用した対面レッスンです。やり始めて 1 年が経過 し、子どもが「面白い」と言ってくれます。「マジでこん なことできるの!これできたら俺すごいじゃん!」と、 教えることで子ども自身が自信を持ってくれるのが、 何よりも嬉しいですね。 30 代・女性 家によって環境が異なり、毎回新鮮な気持ちでその 住まいを楽しんでいます。自然に触れながらクリエ イティブの仕事をする「ハイブリッドな生活」がとても 心地良く、「あぁ、私こういう生活をしたかったんだ なぁ」と山や海を眺めながら幸福感に浸っています。 また、ADDress を利用している会員は、不思議と価 値観が近い人が多く、同じような生活を好む方との 交流もとても幸福感が増します。 ユーザーからも家守からも、「 ADDressで人生が変わった」との声多数 50代・女性 家守さんが3 ヶ月に 1 度主催している軒先市で地 元農家さんの出店の手伝いをしました。神奈川県の 特産品である柑橘類「湘南ゴールド」の農家さんか ら預かり、代わりに私が売り子をしました。湘南ゴー ルドは握り拳に満たないくらいの小さな柑橘類です が、カゴ 2 ケースにたくさん入っていましたね。軒先 市は 15 時終了予定だったものの、 14 時には売り 切れに。出店した地元の人たちや ADDress の人た ちと一緒に打ち上げの宴会をしたのがよい思い出で す。 Appendix.1 会社について 利用者の声 41
  25. Appendix.1 会社について ADDressが地域に貢献できること 46 人を呼び込む • 課金会員のみでなくメルマガ会員も抱えており、都市部の居住者が地域へ何度も訪問するきっかけを作っている • 地域の「日常」が体験できる場所が好まれ、有名観光地でなくとも送客可能 人を繋げる

    • 家守や街守という地域とのハブとなるサポーターとの出会いを通じて地域での滞在を楽しむことが可能 • 部活動や家守主催のイベント等、会員や家守が交流しながら滞在できる仕組みにより、会員同士・会員と地域が自然と繋 がる 新しい活動を 創出する • 人と人がつながることで地域でのコミュニティが広がり、新しい活動が地域に生まれる ◦ ADDressで地域を体験した後、移住して自らの事業を行いながらADDressの家守をしている元会員 ◦ 家守をしながら第二、第三の拠点を地域内で展開する方 ◦ 地域で新たな取り組みを始める時に人を呼び込む装置としてADDressにも物件提供いただく物件オーナー ◦ 都市部から顧客が来ることを歓迎してアドレスを応援頂いている地元の飲食店や商店の方々 ADDressは地域に人を呼び込み、コミュニティに新しい関係性を作るプラットフォーム 地域にADDress拠点を設けることで一過性の旅行で終わるのではなく、何度もその地域を訪問するファンを増やし、関係人口を創出することが可能
  26. 34% 地方の現実 都市の現実 340万人 人口減少 過去10年間で減少した日本の人口 *1 空き家増加 1,000万軒 2018年→2033年で増加する空き家数

    *2 *1 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数 *2 野村総合研究所 *3 内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」 UIターン希望者 東京圏在住者のうち地方移住に関心の ある人の割合 52% テレワークの浸透 都内企業(従業員 30人以上)のテレ ワーク実施率 *4 多拠点生活実施意向 • 人口減少する中で遊休資産は増加 • 一方で、家守候補になり得る地方で新たな取り組みを始める移住 者も増加 • テレワークの普及により多様な働き方が可能に • 多拠点生活や、旅行で地域との交流を求める消費者ニーズも顕 在化 42% 多拠点生活実施者及び関心のある層 のボリューム *5 34% ワーケーションの浸透 ワーケーション実施経験あり、もしくは 実施予定の割合 *4 *4 東京都「テレワーク実施率調査結果」 *5  一般社団法人 不動産流通経営協会「複数拠点生活に関する基礎調査<概要版>」2020 年7 月 Appendix.2 成長戦略 市場:多拠点生活を通じて地方・都市一人一人の生き方の可能性を広げる 50
  27. Appendix.2 成長戦略 提供価値:多拠点生活を始めるハードルを下げるサービスとしての ADDress 一方で実施のハードル はまだ高い 生活体験 地域の情報 お金 ただ現地に行くだけでは生

    活を楽しめない 地域を知る体験が必要 自分に合った地域・行きた い地域を見つけるための 情報を見つけるのは大変 (観光情報は世の中にあふれている が) 別荘を買う/ホテルに泊 まって実現しようとするとお 金がかかる 生活設備 働きながら休む・生活する のに適した設備を有した拠 点がない キッチン・調理器具等完備 家守・街守がいるので地域を 体験できる 口コミ・特集・(今後はタグ検索) 等、地域滞在のの生の声をたくさ ん聞ける 月9800円~、上記の体験ができる! (全てを手に入れようとすると普通はこ の価格ではできない) ADDressなら手軽に 実施できる 自分に合った町を見つける 1 2 3 多拠点生活への 関心は高い • コロナ以降、多拠点居住・ ワーケーションへの関心 は上昇 • 憧れのライフスタイルでは あるものの実施のハード ルまだ高い • なぜなら、生活体験・地域 情報・生活設備・お金など 様々な制約が存在してい るため • ADDressは地域の人が 物件を会員にシェアするこ とで、多拠生活のハードル を下げることができる • 結果、自分に合った町を 見つけ、手軽(安価・簡 単)に多拠点生活ができ る 多拠点生活の実施者・意向者ボリューム ワーケーションに対する興味関心 /経験有無 51
  28. Appendix.2 成長戦略 提供価値:他サービスとの比較 メリット • 多拠点生活に必要な要素を揃えて いるのがADDress • ホテル滞在や民泊・別荘でも現地の アクティビティやガイドをつけたり、

    ローカルツアー等に参加する等お金 をかければ全ての要素を手に入れ ることはできることも。ただし全てを 手に入れるにはお金がかかる。 ADDressなら月9,800円~ デメリット • ADDressは、立地や施設のクオリ ティ等一般的な観光旅行で必須とさ れる要素を必ずしも重要視しない(も ちろん物件による) • 個室を完備することでプライバシー についても配慮しているが、シェア が前提なのでホテル程のプライバ シーはない お金 ホテル △ ADDress 立地 プライ バシー 〇 〇 × 別荘 △ 〇 〇 × △ 民泊 生活設備 △ 〇 〇 〇 生活体験 △ × 〇 △ 地域の情報 △ × 〇 〇 △ 〇 〇 施設の クオリティ 〇 △ △ △ サービスとして特に重視 するポイント 必ずしも重視しないポイ ント (ADDressは観光旅行 ではない) 安く提供できている理由 ただし不安材料でもあるので 丁寧な払しょくが必要な点 52