Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
How to manage a good work environment
Search
Dassimen
December 22, 2020
Business
0
100
How to manage a good work environment
Dassimen
December 22, 2020
Tweet
Share
More Decks by Dassimen
See All by Dassimen
Write code with "Test First"
anchorcable
0
20
Trying AWS Aurora Serverless.
anchorcable
0
200
Dialogue for Design
anchorcable
1
290
TDD is not slowly.
anchorcable
1
530
3日坊主でも勉強したい
anchorcable
5
5.5k
Design It! is good for architect.
anchorcable
0
120
今だからこそ分かる報連相 / How to do Hou/Ren/Sou!
anchorcable
0
660
TDD supports us all the time.
anchorcable
0
320
I read Tokumaru book on ABD.
anchorcable
1
96
Other Decks in Business
See All in Business
Cobe Associe: Who we are? /コンサル・市場調査・人材紹介のCobe Associe
nozomi
6
19k
株式会社AbemaTV 会社説明資料
abematv
2
1k
スマートキャンプ株式会社 会社紹介資料 / companydeck
smartcamp
18
650k
国立大学法人等職員仕事ガイド(北海道地区)
univstaffhokkaido
0
2.5k
株式会社リブセンス 会社説明資料(報道関係者様向け)
livesense
PRO
0
990
Mercari-Fact-book_en
mercari_inc
1
24k
How should you respond to feedback from reviews and tests
kitanosirokuma
1
110
2ndPASS_リクルートガイド2024
akinodaichi
0
510
Morght 会社紹介資料_LAST UPDATED 2025.2
morght
1
2.2k
新規投資家向け資料20250214
junkiogawa
0
1.1k
キャッチアップ会社紹介
catchup
2
52k
株式会社スマレジ_求職者向け会社説明資料.pdf
smaregi_recruit
0
41k
Featured
See All Featured
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
30
4.6k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.3k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Navigating Team Friction
lara
183
15k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
42
7.2k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
114
50k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
160
15k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.4k
Transcript
私が働きやすいPM像 Dec 22, 2020 | #pm_study ひとりのエンジニアから見たマネジメント 鈴木 智也
2 About Me 鈴木 智也(だっしー) 脱脂綿(=Twitter名)系エンジニア • サーバーサイドエンジニア • 好きなもの ◦
ドメイン駆動設計 ◦ テスト駆動開発 ◦ サーバーサイドKotlin, TypeScript • ゆめみ2年目 2019年7月1日入社 #pm_study
#pm_study 3 まえがき 辛かったことの共有ではない 「こんなPMは嫌だ」みたいな例が出てきますが、 ゆめみでこんなPMに出会ったから辛かったという話ではないです。 一方で、この部分をより強く意識して貰えると (少なくとも僕は)働きやすいと感じるという事はあります。 機会は少ないですが、 自分がマネジメントする時に気をつけている内容でもあります。
4 アジェンダ 人によって求めるレベルが違う チューニングの方法 キーワード「粒度」と「権限」 1 2 3 #pm_study
「粒度」と「権限」 1
車を作るプロジェクト
#pm_study 7 「粒度」と「権限」 粒度とは タスクの粒度のこと もうちょい具体的に なりませんか!? 早く目的地まで移動でき るものを作ってよ!
8 「粒度」と「権限」 粒度とは タスクの粒度のこと 何に使うの〜!? #pm_study ネジを作ってよ!
9 「粒度」と「権限」 権限とは タスクにおいて自分の意思で決められる範囲 => 認識ズレが無い事が重要 そんなの聞いてない! 何で報告してくれない の! 前回は自分で決めて
OKだったのに...... #pm_study
10 「粒度」と「権限」 自分にあった粒度と権限が無いと、自己効力感を失う 自分で作業して良い 範囲が分からない #pm_study 良い製品を作りたい けど、「良い」が 何なのか分からない
11 「粒度」と「権限」 残念過ぎる末路 #pm_study 言われたものだけ 作っておこう......
人によって求めるレベルが違う 2
13 人によって求めるレベルが違う 個人差が大きすぎる ひとことでエンジニアと言っても、様々なタイプがいる • 技術をとことん突き詰めたいエンジニア • 技術を手段として、問題解決を突き詰めたいエンジニア • DevOpsが好きで、運用改善を進めたいエンジニア
• テストが好きで、品質を高めたいエンジニア #pm_study
14 人によって求めるレベルが違う 個人差が大きすぎる ひとことでエンジニアと言っても、様々なタイプがいる • 技術をとことん突き詰めたいエンジニア • 技術を手段として、問題解決を突き詰めたいエンジニア • DevOpsが好きで、運用改善を進めたいエンジニア
• テストが好きで、品質を高めたいエンジニア #pm_study 早く移動したいのは何故? そもそも移動しないといけないのか? バーチャルで繋いであげるのではいけない?
15 人によって求めるレベルが違う 個人差が大きすぎる ひとことでエンジニアと言っても、様々なタイプがいる • 技術をとことん突き詰めたいエンジニア • 技術を手段として、問題解決を突き詰めたいエンジニア • DevOpsが好きで、運用改善を進めたいエンジニア
• テストが好きで、品質を高めたいエンジニア #pm_study ネジを締め忘れたとき壊れないためには? 事故が起きた時、運転席を守るのか、 後部座席を守るのか? どんなトラブルなら受容できる?
16 人によって求めるレベルが違う 参考 ※数字に価値は無いので注意! 人それぞれである事を示したいだけです #pm_study
チューニングの方法 3
コミュニケーション 18
コミュニケーション なんぼあったって ええですからね 19
#pm_study 20 チューニングの方法 時に、PMとエンジニアとの間には溝がある 今よりもう少し上手く 協力できないかな... 今よりもう少し上手く 協力できないかな...
21 チューニングの方法 #pm_study 「溝に橋を架ける」 「他者と働く」という本の中で紹介されているプロセス 1. 「準備」溝に気づく 2. 「観察」溝の向こうを眺める 3.
「解釈」溝を渡り橋を設計する 4. 「介入」溝に橋を架ける
22 チューニングの方法 #pm_study 「溝に橋を架ける」 「他者と働く」という本の中で紹介されているプロセス 1. 「準備」溝に気づく 2. 「観察」溝の向こうを眺める 3.
「解釈」溝を渡り橋を設計する 4. 「介入」溝に橋を架ける 重要かつ行われていないこと 相手が何を大切にしているか? 欲しがっているタスクの粒度、権限 はどのくらいか?
23 チューニングの方法 #pm_study 観察する • 大切にしている価値 • 使いたい技術 • 最も力を発揮できるタスクの粒度
• 認識している権限のレベル • 欲しがっている権限のレベル
ちょっとまって 24
それPM側だけが気を遣うこと? 25
NO 26
マネジメントされる側も同じ 27
28 チューニングの方法 #pm_study 互いに観察し、見せ合う 互いに相手を観察し、溝に橋を架ける努力が必要 互いに観察し合っているのなら、 相手が観察しやすいように主張することで、 もっと相手の事がわかるようになる 「価値観ババ抜き」 「ドラッカー風エクササイズ」などのワークに取り組むと良い
29 まとめ • 働きやすさを左右する2つのファクター ◦ タスクの粒度 ◦ ひとりで決められる権限 • 粒度も権限も欲するレベルは人それぞれ
• 互いの「観察」により歩み寄る ◦ 同時に「主張する」ことも重要 #pm_study
ご清聴ありがとうございました