Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
10分で「エラスティックリーダーシップ」をアウトプット
Search
ASKUL Engineer
March 30, 2021
Technology
0
3.5k
10分で「エラスティックリーダーシップ」をアウトプット
20210325 AStudy+
https://askul.connpass.com/event/204742/
speaker:しゅん
ASKUL Engineer
March 30, 2021
Tweet
Share
More Decks by ASKUL Engineer
See All by ASKUL Engineer
EditorConfigで導くコードの「美しさ」
askul
0
620
いまさら聞けないAWS
askul
0
5.9k
CTOが語る、テックカンパニーに向けた未来の話。by アスクル
askul
0
180
チームでリーダブルコードを実現するには?
askul
0
3.1k
ラズパイを使ってスマートリモコンを作ってみた
askul
0
810
Discord Bot はじめの一歩
askul
0
660
1on1をする上で大切なこと
askul
1
810
JBUG東京#20 〜そこが知りたい!Backlog活用術〜
askul
1
3.3k
GCPを活用した物流倉庫内の異常検知/Anomaly detection in distribution warehouse using GCP
askul
0
3.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
ACA でMAGI システムを社内で展開しようとした話
mappie_kochi
1
270
成長自己責任時代のあるきかた/How to navigate the era of personal responsibility for growth
kwappa
3
280
AWSにおけるTrend Vision Oneの効果について
shimak
0
130
Oracle Cloud Infrastructure:2025年9月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
0
450
PLaMoの事後学習を支える技術 / PFN LLMセミナー
pfn
PRO
9
3.9k
Pure Goで体験するWasmの未来
askua
1
180
定期的な価値提供だけじゃない、スクラムが導くチームの共創化 / 20251004 Naoki Takahashi
shift_evolve
PRO
3
320
pprof vs runtime/trace (FlightRecorder)
task4233
0
170
Goに育てられ開発者向けセキュリティ事業を立ち上げた僕が今向き合う、AI × セキュリティの最前線 / Go Conference 2025
flatt_security
0
350
綺麗なデータマートをつくろう_データ整備を前向きに考える会 / Let's create clean data mart
brainpadpr
2
180
Azure SynapseからAzure Databricksへ 移行してわかった新時代のコスト問題!?
databricksjapan
0
140
Function calling機能をPLaMo2に実装するには / PFN LLMセミナー
pfn
PRO
0
940
Featured
See All Featured
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.6k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
15k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Designing for Performance
lara
610
69k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.5k
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
Making Projects Easy
brettharned
119
6.4k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.6k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.8k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
53
9k
Transcript
10分で 「エラスティックリーダーシップ」 をアウトプット アスクル株式会社 三浦 駿
自己紹介 三浦 駿 @MxShun 2020年 2020年10月~ 中小企業向けサイトと大企業向けサイトの統合PJ フルリモートワーク 出社回数は入社から13回 ギターとコーヒーとJSが大好き
#GibsonExplorer #コーヒーソムリエ #React 4月~ アスクル株式会社 フルスタックエンジニア(になりたい)
今日の目標 アウトプットすることで理解を深めたい ◯ ファクトベース、ビジネス書紹介ユーチューバー的 ✕ 持論、経験論、決意表明 この本を読んだ気になってもらうこと この本を買いたいと思ってもらうこと がゴール
ご紹介する本 エラスティックリーダーシップ 自己組織化チームの育て方 Roy Osherove 著 島田 浩二 訳 オライリー・ジャパン
発行
結論 チームのモードに合わせた エラスティックなリーダーになろう
結論 サバイバルモード 自己組織化モード 学習モード 指揮統制型 ファシリテーター コーチ
1.サバイバルモード サバイバルモード 自己組織化モード 学習モード 指揮統制型 ファシリテーター コーチ
チームの状態 1.サバイバルモード 学習する 時間が十分にない 定期的に火消し作業をしている 遅くまで残業、夜更けに作業
ある種のヒーローとして自分の役割に 居心地のよさ を覚える サバイバルモードに留まろうとする 中毒症状 バス係数 が高い
バス係数 1.サバイバルモード “ メンバーの何人かがバスに轢かれたらチームが破綻するか? „ バス因子は 単一障害点 ボトルネックを作り物事の進行を遅らせる
知識のサイロ バス因子を防ぎ、減らす ことが チームを成長させるリーダーの担う役割
指揮統制型 1.サバイバルモード “ 船が沈もうとしているときに、 船長は会議を開かない。„ チームが 何をすべきかを決定 する
ゆとり時間を作り 学習モードへ進むことを目指す いくつかのコミットメントを取り消す
2.学習モード サバイバルモード 自己組織化モード 学習モード 指揮統制型 ファシリテーター コーチ
チームの状態 2.学習モード 十分なゆとり時間 がある 建設的なことを行うためにゆとり時間を使う ・経験のないメンバーと、TDDの学習や段階的な実験を行う ・経験のないメンバーと、CI/CD環境の構築や強化を行う
コミットメント言語 を用いる 学習の谷 を理解している
コミットメント言語 2.学習モード 不確定な言葉を避け、予想される終了日や時刻 を示す。 「火曜日の18時までに終わらせます。」 「今日、打ち合わせの招待を送ります。」 「今月末までに1kg減量します。」
言質を与え逃げ道を作らない 生じる不快感は隠された問題を浮き上がらせる
コーチ 2.学習モード チームを 自己組織化チームへと育てる チームが抱える 問題の解決をやめる 問題を 自力で解決できるように教え
挑戦させる 学ぶべき教訓がある限りは、 チームが誤った決定をくだすことも許容する
3.自己組織化モード サバイバルモード 自己組織化モード 学習モード 指揮統制型 ファシリテーター コーチ
チームの状態 3.自己組織化モード 何の心配もなく携帯の電源を切り 数日間仕事を放置できる 自分たちの 問題を自力で解決できる 自分たちで
意思決定ができる リーダーは 生産性に関与しない チームにスキルがある もしくは チーム自身でスキルを獲得する方法を知っている
ファシリテーター 3.自己組織化モード 自力で問題を解決してくれると チームを信頼する チームの誰のやり方にも 口をはさまない 環境や条件、目的や制約といったものが、 チームに適した状態になっているかに気を配る
まとめ サバイバルモード 自己組織化モード 学習モード 指揮統制型 ファシリテーター コーチ
つづきは書籍にて バス因子を減らすためのプラクティス どうやってコミットメントを取り消すのか コミットメント言語はどこで使うのが適切なのか 自己組織化を促すクリアリングミーティングって?
個人、社会、環境の影響レベル 管理職視点のリーダーシップ 国内外の開発組織やチームでリーダーシップを 発揮する34名のエッセイ
チームリーダーマニフェスト “ 偉大なチームは成長によって作られる。 疑うことで作られるものではない。 チームリーダーの目標は、 チーム内の人々のスキルを自己組織化にいたるまで継続的に 成長させることだ。„ TEAM LEADER MANIFESTO
- TAKE #4 より https://www.5whys.com/articles/team-leader-manifesto-take-4.html
10分で 「エラスティックリーダーシップ」 をアウトプット アスクル株式会社 三浦 駿